
先週末に北海道に行った際、ニッポンレンタカーの「5人乗り乗用車おまかせプラン」にて、久々にレンタカーを借りた。
以前、北海道では別のレンタカー会社で1000CCのヴィッツが当たり、追い越しに苦労した経験があっただけに、多少古くてもいいからパワーがある車がいいな…と思っていたら、なんと、出てきたのはスバル・レイバックだという!
しかも、走行距離が1000キロにも満たない新車。24万キロ越えのくたびれたクルマに乗っている身からすると、新車で自分のクルマよりも大きいサイズだったので、嬉しいを通り越して緊張してしまった…。
さて、そのレイバックを北海道で数日運転しての感想を、徒然なるままに書こうと思いますが、レビューではなく、あくまで運転してみての感想です。
ちなみに、当方が水平対向エンジン車を運転するのは、BP型(4代目)レガシィワゴンの後期型以来。当時の勤め先にあったクルマで、マニュアルエアコンの低グレード車(SOHCのEJエンジン)でした。
まず、CBエンジンの静かなこと。普段、ハイブリッドの51プリウスに乗っている身からしても、静かでびっくり。踏み込んでも、シューンとモーターのように吹き上がる。でも、いわゆる水平対向エンジンらしい音は、2500回転付近でわずかに聞こえるぐらいで、それを期待しちゃうと、ちょっとがっかりしちゃうかも。
加速もターボらしくて非常によく、追い越しをする機会が多い北海道で大活躍。しかし、あっという間にスピードが出るので、自制心が必要です。その点、お利口なアイサイトによるACCがあるため、適切なスピードにセットしておけば安心。前が詰まったときの減速が非常にお利口で、ACCも進化しているのだと痛感。高速道路では、自動レーンチェンジも試したが、これは自分でやった方がいいかな…。でも、ハンドルが自ら動き、レーンチェンジ後ウインカーが勝手に止まった時には感動しました。
ただ、強めに踏み込んだ時など、一瞬の間があるのが気になるところ。ターボラグなのか、リーンバーンからの切り替えなのか、一瞬だけど、アクセルの反応がないので踏み込みすぎちゃうことがあって、そうすると豪快に加速するので、慣れるまでびっくりするかも。
オールシーズンタイヤを履いていながら、ロードノイズは静かだし、コーナリングも、より背が低い自分の51プリウスよりも安定しているように感じました。ただ、プリウスは24万キロ越えであることを、差し引きする必要がありますが…・
内装は、さすがにプリウスとは格が違う。価格を見たらほぼ400万円の高級車。でもエアコンの操作は、画面上ではなく、独立したスイッチの方がありがたいかな。慣れればいいんでしょうけど…。
燃費も、低負荷時はエンジンがリーンバーン稼働することもあってか、信号が少ない北海道ではリッター15キロ以上も普通に出て、以前乗っていたミラーサイクルのデミオ(1300CC)と変わらないぐらい。でも、ハイブリッドには当然叶わないが…。
なんだか、でも…が多くなってしまいましたが、本当にいいクルマです。オーディオの音はいいし、電動でランバーサポートも付くシートの座り心地もいいし、スバルらしく視界も広くて四駆の割に小回りも効くし、3リッター並のトルクが出ると思えば燃費もいいし、本当にいいクルマ。アイサイトの進化もすごかったし。オール液晶のメーターのアナログ表示も、想像していたよりずっと見やすかった。
思わず借りれた最新のレンタカーで、いい経験をさせてもらいました。たまには違ったクルマに乗るのもいいですね。
ブログ一覧 | クルマ
Posted at
2024/07/17 20:59:16