右フロント異音、ドライブシャフト点検、ハブ下ボルト破損

交差点などでステアを入れると回転依存でカチカチというかパチパチという感じの音が出ていた。ドライブシャフトかLSDだと思うので、まずは外せるドライブシャフトを見てみようと思ったのだが、

その前にここ、ロワアームのボールジョイント固定ボルトがダメになっていた。
外してみたらネジ山崩壊なのであった。

タップ切ってネジ山修復はもう難しそう。リコイルでちゃんと補修しないといけないだろうから、寸法などを取っておこう。

画像手前側だけネジ山があり、向こう側は無い。
通常、リコイルはボルト差し込み側からリコイルタップを切って入れるのだが、この場合は無理なのでこちら側からいれないと施工できない。
ただ、その場合、ちゃんとタップが切れていないところにコイルが入ってしまうとボルトに当たってしまうのでタップの切り方や、コイルの入れ方にはかなり注意が必要。

これが取り出したボルト
M10P1.25だけどネジ山は見る影もない有様。
すり割り部にバリができているのかなんなのか、一度このサイズのタップを通して掃除しないとリコイルも難しそうだ。

取り外したドライブシャフトのデフ側。
モノはB4レガシィAT用との記録がある。
デフ側に刺さる部分にスピンドルが無いのは３代目のBE,BH型までで、B4という呼称も3代目から、ということでこれはBE5レガシィRSのAT用ということになるが、年式は不明。年式までわかれば部品番号だめ確定できるのだけど。

よく見るとブーツの谷に細かいヒビがある。まだ破れないけど、異音のチェックに開けてるしグリスを詰め替える予定なのでついでに交換しよう。

こちらはハブ側。こちらも開けてグリス詰め替えと思ったけど、ブーツが樹脂タイプでブーツバンドが手持ちのモノやツールでは扱えない新しいタイプ。
そしてどうやらこの樹脂ブーツは古いステンレスバンドタイプのバンドで固定すると外れてしまうことが多いらしく二度手間三度手間になる可能性が大きいようだ。
付いてるバンド（バンドというよりクリップ）の再利用も考えたが絞めるツールがないのでそれも難しそうだから、こっちはそのままでいこうかな。

どうするか決め資材を集めてとりかかることにしよう。