ヨコハマ買い出し紀行　第14巻 - 芦奈野ひとし･著

本日は珍しく単行本を4冊ほどまとめて買ったので、随時ご紹介。

「ヨコハマ買い出し紀行」の14巻。最終巻です。
12年間の連載を終え、この巻で完結しました。
癒し系マンガの先駆けだと、小官は思っています。

舞台は近未来の世界。
温暖化で氷が溶け、水位が上昇した世界。
岬で喫茶店を営む「アルファさん」が主人公。
アルファさんの日常や、不思議な出来事、世界観などが語られていきます。
アルファさんは実はロボットなのですが、人間以上に感受性豊かなロボット。普段気が付かないことや、ちょっとしたことにも思いを馳せ、感動することの出来る人（？）なのです。

これはちょーっとばかし文章では説明しにくい作品。
読むと言うより感じる作品だと思います。
行間ならぬ「コマ間」を読む作品というかなんというか。
人によっては意味不明。
人によってはかなりツボに来る、好き嫌いの分かれる作品かも。
小官、この作品でかなり癒されてます。
もう少し、ゆっくり生きても良いのかもしれません。

芦奈野先生、12年間お疲れ様でした。