冷却水全量交換。
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
汚れが酷いのといつ変えたのかもわからなかったので冷却水を交換しました。
サビも汚れも溜まってるだろうと思い今回は全量交換です。
新しい冷却水は別に走り屋ではないので普通にホームセンターに売ってる希釈して使うごくごく普通の冷却水です。ジムニーとかにも使えるよう緑で合わせました。
ちなみに2Lの原液2本買いましたが1本で十分でした。自分は北海道なんでちょっと濃いめに希釈しました。
ちなみに1本1200円くらいです。
2
早速交換です。
特に難しい事は無くて、抜いて入れて回してを繰り返すだけです。
まずジャッキアップしてラジエターのドレンを外します。
FC純正のラジエターならプラスドライバーで外します。
アンダーカバーにサービスホールがあるのでカバー外さなくても作業出来ます。
ドレンが樹脂製なのでもし山がなめったら大変めんどくさい事になるので注意です。
ドレンを抜くと当たり前ですが冷却水が出てきますんで浴びないように注意。
ちなみに冷却水は有毒なので目に入ったり飲み込まないように注意です。ちなみに目に入るとのたうちまわるくらい痛いです。
廃冷却水はペットボトルなどに入れてスタンド等に持って行って処分してもらいましょう。
有毒物質なので排水口とかに流したらダメです。
あと、必ず水温が常温の状態で作業する事。間違い無く火傷します。
抜く時にラジエターキャップを開けておくとドレン外した時に勢い良く冷却水が出てきてしまうのでドレンを外してからラジエターキャップを外すとスマートですね。
あと、この時ついでにリザーバータンクも外して洗浄しました。
砂とかを入れてシェイクするとそこそこ綺麗になります。
画像は廃クーラント。
3
オイルと違って粘度の低い液体なのでわりとすぐ抜けます。
ある程度抜け切ったら抜け切ったらドレンを閉めます。
今回は全量交換なのでここでは新しい冷却水ではなく普通の水を入れます。
入れる時にジョウゴを使って入れても良いですが、画像のようにペットボトルを切って口にビニテをグルグル巻きにしてラジエターの口にフィットするようにしてやると水入れたりエア抜きする時とか楽だし汚れ具合もわかるしラジエター周りに冷却水が飛び散ることも無いのでオススメです。
ただしっかり口に密着するようにしないと漏れてきて面倒な事になるので気を付けて下さい。
4
水を入れたらエンジンをかけて水を回します。すると画像のようにエンジン内に残ってた冷却水や汚れが出てきます。
この時ヒーターホースの冷却水も循環させるため、ヒーターを全開にしておきます。
あとはアイドリングで循環するのを待ちます。この時アッパーホースをモミモミするとゴボゴボと汚れが浮き出てきます。
ベルトやプーリーに触らないよう注意してください。
画像は循環している水です。
お茶に見えますが最初は透明な水です。笑
それにしても汚い…
ちなみにラジエター洗浄剤なるものが売ってますがラジエターを痛めるらしいので自分は使いませんでした。
5
あとは、ある程度汚れが浮いてきてエアも抜けてきたなと思ったらエンジンを止めてドレンから水を抜いてまた水を入れての繰り返しえです。
コレを水が汚れなくなるくらいまでやるのが理想ですね。
自分は5〜6回くらいやりました。
あと、ラジエターキャップですが、大変な事になっていたので交換しましたが、基本的に冷却水交換と一緒に交換した方が良いらしいです。
画像は交換前のキャップ…
どうなってんだ…
6
そして!水が汚れなくなってきたら、水を抜いてドレンをしっかり閉めて、希釈した冷却水を入れていきます。
希釈の割合はそれぞれの冷却水のパッケージに書いてると思いますが、だいたい30〜45%くらいで良いと思います。
そして、希釈した冷却水を入れたらエンジンをかけてアッパーホースをひたすらモミモミしてエア抜きをします。
7
エアがほとんど出なくなったら、リザーバータンクに規定量入れて、ラジエターキャップをしっかり閉めてとりあえず完了です。
画像は新しいラジエターキャップ。
加圧は純正品と同じモノにしました。
無駄な加圧しても逆効果なんで。
あとはマメに冷却水量をチェックして減っているなら足すとイイでしょう。
このチェックを怠るとオーバーヒートしかねますのでしっかりと。
ちなみに入れた冷却水は4L使わないくらいでした。
8
以上で冷却水全量交換は完了です。
ちなみにディーラーや量販店の冷却水交換はたいがい全量交換ではないのでただ冷却水を抜いて新しいのを入れてエア抜きするだけです。
何が変わると言うわけではないけど、やっぱりしっかりメンテナンスすると気持ち良いですね。
作業する際は怪我の無いよう気を付けて下さい!
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