3連メーター取り付け その1
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
某オークションをあくまで閲覧していただけのはずが、いつもの如く手元が狂って三連の追加メーターをポチってしまったんで、取り付けます。
三連の内容は全て電子式の水温計、油温計、油圧計です。
ちなみに水温計と油温計はセンサーからメーター本体まで全く同じ物で、水温油温どっちでも使える物がなので、どっちがどっちって事はなくて、厳密に言うと温度計×2個です。
コントロールユニット無しのメーター直結です。
今回は珍しく数日前から用意周到に段取りと準備を重ね、犯行に及びました。
まず画像の感じでメーター本体を取り付ける準備をしておきました。
ダッシュボード上にいかにもな感じで追加メーターを並べるのは個人的にあまり好きではないのと、オーディオの配線から電源類を拝借するので、今までオーディオ下に付いてた小物入れ的なのを外して、その約1DIN分のスペースにブチ込む事にしました。
中古で買ったらよくわからんメーターパネル的なの(アルミ板に穴が3つ並んで開いてててクソみたいなブラケットが溶接されてるだけの物)が付いてきたので、それを適当に加工してオーディオの下に付けました。
そのパネルは1DINサイズではありませんでしたが、半ば強引に取り付けました。
本当はオーディオと逆の方がイイ気もしますが、オーディオを固定するフレームの形状的にスマートに固定出来なかったんで、違和感無く、固定しやすい方にしました。
2
中古なんで動作確認もしておきます。
テレビの前でコントローラを振り回して遊ぶ某ゲーム機のACアダプターを改造して作った家庭用AC100V→DC12Vにするヤツを接続して電源を取って、センサー達も接続して、電源が入る事を確認して、バックライトが点く事を確認して、温度センサーを握りしめて針が動く事を確認して、圧力センサーを咥えて息で圧力をかけて針が動く事を確認して、問題無ければOK。っていう感じで極めて適当な動作確認をしました。
取り付けてから動かなかったらめんどくさいんでね。
3
何度も言いますが、今回は用意周到にいくんで、数日前からオーディオ付近の配線を整理して、メーターに接続する電源やイルミの線を分岐したりキボシを付けたりしてすぐ繋げるようにしておきました。
何が何の線なのかわかりやすいようにテープとかに書いて配線に巻いておく事をオススメします。
画像は整理中です。
ウチのFCは前のオーナーがバカだったみたいで、オーディオの変換アダプターを使わずに純正のコネクタをチョン切ってオーディオ側の配線と直結してたので、車体側の配線の色がメチャクチャです。イライラしますね。テスターで確認しながら整理しました。
ちなみに今回メーターと接続する車体側の配線は、オーディオの黄色(常時電源)、赤(アクセサリー電源)、オレンジ(イルミ電源)、黒(アース)です。
黄色の線はバッテリーからの常時電源で、イグニッションに関係無く常に12Vが来てる線です。
赤の線はイグニッションACC(アクセサリー)で12Vが来る線です。本来はイグニッションIGの線から分岐するみたいですが、めんどくさいし大した変わらないので、オーディオに既存のACCから分岐しました。
オレンジの線はイルミネーションで、スモールを点けると12Vが来る線で、メーターのバックライトを車両のライトと連動させるための線です。接続しなくてもメーター自体は動きます。
黒い線は電流のマイナスがボディに逃げるアースなので、適当にボディアースします。
この4本の配線を接続しやすいように加工しておけばあとあとだいぶ楽です。
ここまで準備しておけば、あとはセンサー達を取り付けて、その配線をオーディオ裏まで引き込むだけです。
4
早速センサーを取り付けます。
まずジャッキアップ。
今回は特にタイヤ外す必要は無いので輪止めしてブロックに乗っけました。これが一番安定します。
アンダーパネルも外しておきます。10mm13本で付いてます。
5
まず水温のセンサーから取り付けます。
別に順番はどうでもイイと思います。
とりあえずドレン外してクーラントを抜きます。
抜かなくても出来ない事は無いですが、間違い無くエンジンルームにクーラントをある程度ぶちまける事になるんで、自分は抜きました。
ある程度抜け切ったらドレンを締めます。
6
色々センサーを取り付ける方法はあるみたいですが、アッパーホースの長さを調整したかったのもあって、アッパーホースにセンサーアダプターを挟む一番オーソドックスな方法で取り付けました。
ちなみにFCのホース径はφ38です。
まずアダプターを噛ませる位置を決めて、アッパーホースを切ります。
大きめのハサミで頑張りました。真っ直ぐ切れりゃOKだと思います。
ごく普通のストレートなアダプターを使うので、出来るだけホースが真っ直ぐな所に取り付けます。
7
後からだと付けにくそうだったので、先にセンサーをアダプターに付けておきました。
ちゃんとシールテープを巻き巻きしてから取り付けます。
センサーのネジは強く密閉されるようにテーパーネジになっているので、ネジ山がまだ余ってると思ってあまりにも締めすぎるとナメってお互いネジ山がナメって使い物にならなくなります。
ネジ山が余るのはネジサイズが合ってないわけでは無く、そういう構造の物なので、ネジ山が余ってても常識的なトルクで締めておけばOK。
センサーのネジサイズは1/8PTです。
ちゃんとしたセンサーアダプターなら大丈夫だと思いますが、通販とかによくある怪しい格安な物だと、1/8PTと表記されてても1/8NPTの場合があります。
1/8NPTはオートゲージに使われるサイズで、1/8PTより若干大きいので、シールテープを多めに巻けば使えない事は無いらしいですが、経験上そういう事をすると十中八九ロクな事が無いので、ここはケチらないでメーカー物を買った方がイイと思います。
8
取り付けてホースバンドで固定します。
センサーの配線の向きを考えて中途半端に下向きに取り付けました。
真下に向けると漏れてたりした時わかりにくい気がしたのであえての中途半端な角度です。
センサーの取り付けが済んだらクーラントを入れておきます。
自分は度重なるラジエター周りのトラブルによってクーラントを交換したばっかなので抜いたクーラントの上澄みだけ再利用しました。
3連メーター取り付け その2 に続きます。
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