山形県道262号/田代林道(山形県最上郡最上町-宮城県加美郡加美町)2018.10.29
投稿日 : 2019年02月06日
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山形県最上町と宮城県加美町付近は林道の宝庫だ。私が愛用するツーリングマップルにもダート表記とともに多くの林道群を形成している。
今回は、ダート県道山形r262と田代林道を走る事にした。山形r28の交差点から田代峠までは山形県道。峠より宮城県側の加美郡加美町湯の倉地区までは田代林道となっており県道には認定されていない。
今回は山形県側から宮城県側に車を走らせた。
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「●km先 砂利道・幅員狭小区間 通行の際は、十分にお気をつけください 山形県」
山形r28から山形r262に入って間もなく、黄色い看板をいくつも見かけるようになる。
これから始まる峠越えの砂利道に山形県が注意を喚起するのだが、私としてはむしろワクワク胸を躍らせる要素にしかならない。
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ヘアピンカーブが現れて高度を稼ぐようになると舗装路が途切れる。そして、傾斜が緩く長いストレートが現れる。
黒い土にできた轍は実にスムーズでつい速度がでてしまう。ススキを横目に峠へと向かう。
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山形県側には林道の支線と思われる分岐がいくつもあるが、道に迷う心配はない。
流石に県道だけあって、林道との交差点には山形県が案内用の看板を設置してくれている。
指示通りに進めば峠までの道のりに難はない。未舗装とはいえ、流石に県道だけあって大変走りやすい。
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田代峠に到着した。車を寄せて止めるだけのスペースがあったので少し休憩をする。
こちらには石碑がおいてある。昭和43年に自衛隊機が墜落したため追悼の為設置した物らしい。あとで調べたら心霊スポット方面では割と有名な場所らしいが私は全く興味無い。写真をいくつか撮って峠を後にする。ここから先は宮城県。県道ではなく林道になる。
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峠を越えてしばらく走ると、展望が開けた場所に出て思わず「わぁ」と声が出る。
遠くに湖がみえる。地図によれば岩堂沢ダム湖の螢泉湖 (けいせんこ)だ。ダム湖の下流は蛍の里である事と、鳴子温泉から一字もらい名付けたようだ。林道から見える景色はやはり格別だが、緑一色の森が紅葉シーズンとなって赤い色が混じると更に良さが増すものだ。
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田代林道に入って道のクオリティは明らかに下がる。
フラットだった路面にはエグれた箇所が幾つもでき、轍も削れて溝が深くなっている。
とはいうモノの走りに支障をきたすようなことは一切ない。しかし、正面からランクルが来たときはどう離合しようか一瞬考えたが、少し横に車を寄せると簡単にすれ違う事が出来た。
ランクルも素敵だけどやはり大きい。日本の林道を気兼ねなく捜索できるのはジムニーだと再認識するのであった。
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広い2車線道路に出てきて、アスファルトの舗装がまた始まる。
今日の捜索はここまでだが、このT字路を右折すれば田代林道は倉地区まで続く事になる。
機会があれば、また是非走りに来たい県道/林道であった。
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