2016年03月29日
後部リフレクターをフォグライトにした場合の法的根拠について【その2】
続いてはリアフォグライト(正式名:後部霧灯)についての基準です。
【性能】
1.光源は35W以下、光度は300カンデラ以下
2.照明部分の大きさは140平方センチ以下
3.色は赤色
【取付】
4.取付け個数は2個以下
5.上端の高さが地上から1m以下、下端は地上から0.25m以上
6.ブレーキランプの照明部から10センチ以上離れていること
(ここで言う10センチとはブレーキライトの電球ではなく、リフレクターの端から
フォグのリフレクターの端までの距離です。LEDの場合一番端の光源点と解釈して良いと
思いますが陸運局と協議が必要になると思います。)
7.リアフォグは左右対称の位置に取付けること。(一部除外有り)
8.前方を照射しないように取付けること
【点灯操作】
9.ヘッドライトかフロントフォグが点灯しているときだけ、リアフォグが点灯できる構造であること。
さらにリアフォグ単体で消灯もできること。
10.エンジンを停止し、運転席の扉を開けた場合にリアフォグのスイッチがオンの
位置にあるときはブザーで運転手に知らせる機能があること。
11.ヘッドライトやフロントフォグをオフにしたときでもリアフォグが点灯しているときは
テールライトも点灯していること。さらにテールライトを消灯したあとにヘッドライトか
フロントフォグを点灯しても勝手にリアフォグが点灯しないこと、運転者がスイッチをオンにするまで点灯してはいけない。
12.リアフォグの点灯状態を運転手に知らせる機能(インジケーターランプなど)を装備していること。
13.点滅するものはダメ
【見通し範囲】
リアフォグ中心から上下方向5°、左右方向25°から点灯していることが確認できること。
以上がざっくりとリアフォグの保安基準になります。
リフレクターより断然厳しいです(笑)
レガシィの場合はどうなのかというと
2.3.4.5.6.7.についてはリフレクターとほぼ同じ内容なので適合と判断
8.についても前方を照射していないのは見れば分かるので適合
9.10.11.12.については元々、リアフォグ装備の車なのですべての機能が
備わっているものと判断
13.も見れば点滅式でないのは一目瞭然なので適合
という感じです。で、問題は1.の照度、光度の問題です。
LEDなので35W以下なのは間違いないでしょうが、光度がいくつあるのかというのが問題になります。
照度計を購入して計ってみるしかないのですが計測方法も
細かく指定されているためこれを判断するのは難しいと思います。
おそらくですが、標準のフォグはブレーキと同じT20のシングル球が組み込まれていました。
つまり、ブレーキライトと同じくらいの明るさがあれば車検は通ると予想しました。
パーツレビューの写真の通りほぼ同じ明るさなので大丈夫じゃないかな?
くらいですが、あとは車検でどういう判断が下るかと言うところでしょうか・・・・。
少なくとも私はこう考えた!程度なので参考にしていただくのは問題ないのですが
「車検通らなかったやんけ!!」というクレームはお受けできませんので悪しからずm(_ _)m
心配なら陸運局に問い合わせるのが一番確実ですね。
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Posted at
2016/03/29 20:11:28
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