
シーマと言えばやはり、バブル時代に登場した
初代Y31の初代シーマセドリック/グロリアを
今でも思い出します。内装は流石にY31ベースですので
古臭さがありますが、外装は今でも通用する素晴らしい
デザインだと思います。
VG30DETからしぼり出される255PSの強烈なV6ツインカム
ターボエンジンのお陰で、街中や高速ではテールを
沈み込ませてテイクオフするかの如く加速していく姿が
印象深かった車でもあります。
そんなシーマの3台目がF50ではありますが、もう登場して
何年になるんだろう?まだ現行車種なんですよね。
そして、今回の写真の車を見て、はて、この車何だったかな?
プレジデント?いや、シーマかぁ~と言う感じでした。
確かこの現行型F50シーマは、出た時は、7連プロジェクターの
ガトリングライトとかが有名になりましたが、特徴的であるのは
ヘッドライトだけではなく、結構、分厚メッキモールが
特徴だったと思うのですが、今のモデルは、なにやら細いメッキ
モールで、えらく上品になったなと。
グリルも堂々としたちょっとヤンチャ風な物から、エレガントな
感じになっていたので、同じ型とは言え、今の方が全く違う印象の
あるシーマですね。個人的には、今のグリルのデザイン、細めの
メッキモールのフロントデザインの方が上質で高級な感じがします。
トヨタのセルシオなんかは、ずっと、細いメッキモールでしたしね。
ちなみに今の最後期モデルは、衝突安全性からの問題とかで
ボンネットマスコットを廃止しているそうなので、ボンネットマスコット
のある写真の車は少し前のモデルという事になりますね。
シーマも本来であればフルモデルチェンジしていたらしいのですが
昨今の車業界の不振で見送られている、かわいそうな車種でも
あるんですが、フーガが2.5~4.5までラインナップしているので
そのうち無くなるのでは?危惧さえしてしまいます。
フーガはフーガ、シーマにはシーマの良さがあると思うので
がんばって欲しいですね。初代Y31シーマのような魅力ある
ニッサンのフラッグシップにふさわしいモデルチェンジを
して欲しいところです。現在、F50シーマと兄弟車になってしまった
プレジデントは次期モデルはないそうですね、これもチト悲しいですが
致し方ないのでしょうかね。

Posted at 2009/08/06 20:28:50 | |
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