イレギュラーなターボセンサー

Defiターボセンサーをケチって他社(中華製)を試してみる。
値段を比較すると
Defi純正品PDF06503Sが8,500円税抜き
Amazonで互換品6,150円税込み
そして、この中華製ワケわからない品物に至っては送料から税込みで1,225円だ。
果して動作しますかどうか？
メーター仕様は一応(Max200/120kPa)の物で同じだ。
安心保険代を考えれば無しなんだが、実験も兼ねて試してみたいのですよ。

ここの端子が全く違うので交換が必要だ。では、何故わざわざこれにしたかと言うと、配線の煩わしさである。
配線を室内のソケットまで引き直す。
古い配線を外して新しいのに入れ換えるのが面倒であること。それよりも、現在配線してある物を利用して繋げれば良いだけの話だ。ただし、高額なDefi純正品を直ぐに切断して使うのも嫌だ。もっと整備性を考えて作っていただきたいものだ。本体に差し込みソケットが有るような。
　日本精機のメーターはホンダOEM供給しているので製品の精度は間違いない！しかし、トヨタ・日産に比べると整備性が昔から悪い。それは今も変わらないのかな？それに準じなくてもいい気がする。
　話はそれたが中華製品は新品だとしても容赦なく切断できる。何故ならば、チョッと高いランチだと思えばいいのだからですよ。

室内に引き入れられているdefiの配線。バラすと同じ白赤黒の三色だ。

切断した元のDefiターボセンサー。中の配線色は白赤黒の3色で中華製と同じだ。先ずは同じ色で仮配線してパイピングもマニホールド側3方活栓に繋げる。

バキュームホースを繋ぎタイラップでしっかり固定する。

同じ色で仮止めにしてエンジン始動。動くことを確認する。間違っている可能性があるので、配線は仮止めに留めるのだ。

結果。
　オープニングで針は動くが、陰圧になったまま針は動かない。そして赤ランプが点滅する。勿論アクセルを踏めばと期待はしたが…

配線を色々と繋ぎ直すが反応なし！
実験の結果は失敗であった。
結論
時間と『安物買いの銭失い』になってしまった。御愁傷様。

おわりに
今回失敗に終わったわけであるが、私は中華製品に先入観を持たないしむしろ期待したい。
　国は関係ない。製品が優れていればそれで良いのである。
　日本も昔はアメリカ・欧風諸国にかなわなかった時代がある。かたちこそ違えども今の中国には勢いを感じる。しかも値段も破額なのだ。
　電化製品のように…
車産業も、いつかは追い越されてしまわぬように…
　物作り日本は、過去の話になって終わらないようにしていただきたい。
と願うばかりだ。