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コル注のブログ一覧

2020年01月18日 イイね!

クルマの軽量化技術展

クルマの軽量化技術展先週東京ビッグサイトで自動車技術の展示会があったので見に行きました。

材料に関する展示が主でしたので自分の得意分野ではありませんが、時間があればアンテナを張って業界の情報を収集したいと思っています。




3Dプリンタによる鋳物の砂型
3Dプリンタって作る材料が限定されるのでそこがネックかなと思っていたのですが、鋳物の砂型を3Dプリンタで造ることによって多種な材質の製品も作れる工法です。
そもそも3Dプリンタってこういう使い方をするものなのかなと思いました。
砂型1個に付き作れる製品は1つですが、写真のクランクケース砂型で8時間掛かるそうで、もっと髙さがある場合はそれに比例するそうです。結構時間が掛かるなと思いましたが、これを人間の手でやったらと考えると相場なのかなと思いました。



経年劣化の少ないスプリング
バルブスプリングはバネが硬ければバルブ追従性が上がりタイミングも正確になりますが、カムの摩擦が増えて燃費が悪化してしまったり、またスプリングのヘタリで性能が変わってしまったりする懸念がありますが、スプリングの経年劣化を抑えることで必要以上に固いバネを入れなくて済むとかのメリットがあります。
金属材料メーカーではスプリングの性能維持でしのぎを削っているようでした。



硬質発泡樹脂
硬質樹脂の中に発泡させることで断熱や遮音性能を持たせているようで、エンジンカバーなどに使用されているそうです。以前はボンネットの裏とかにフカフカのマットを付け遮音対策する方法が主でしたが、経年劣化で性能が落ちたり脱落することもありましたので、今後はこういう方法が主になるのではないかと思います。



ダブルフック
ワイヤー掛け具ですが、S字になって使いやすいそうです。そういえばフックも片方はワイヤーに固定だったりシャックルを噛ませたりいろいろ考える必要がありましたが、これなら状況問わずすぐ使えます。これの小さいのがあれば欲しいと思いました。



後付け自動ブレーキ
追突防止の後付ブレーキですが、センサーはともかくブレーキペダルにチェーンを付けてモーターアクチュエータでペダルを引っ張る装置が驚きでした。作動していない時にブレーキペダルを踏むとチェーンがチャラチャラたるむのでしょうか。モーター寸法があるので足元フロアの狭い車は付けられないそうです。



自動ハンダ付け装置
昔からあったでしょうが今まで現物を見たことが無かったので結構面白かったです。
基盤によってハンダを一点一点付ける方法や、複数点を連続してダーとハンダ付けする方法など色々あるようで、動画サイトで調べても色々見つかりました。
無駄が少なく、ハンダ消費量がベテラン職人並みだそうです。



ポータブル式 非接触 残留応力/硬度測定器
X線で金属内部の応力測定が出来るそうで、非破壊で短時間に出先で測定できる利点があるそうです。ただし作業環境により有資格者などが必要になる場合があり。



耐候性試験装置
樹脂などの経年劣化などを早期に測定する装置で、屋外に放置した場合1年以上かかる試験が、この装置で紫外線などを当てることで数日に短縮できる。試験後の樹脂材料を見せてもらいましたが長期間屋外で日焼けして劣化させたものと同じようでした。
ただし消費電力も数万ワットとそれなりのようです。



放熱樹脂
電気部品などの内部熱不具合を防ぐため塗布/封入する樹脂で昔からあるとは思いますが、この分野も材料の熱伝導率向上が進んでいるようです。そういえば自作パソコン業界ではCPUにグリースを塗るのが流行ったそうですが、本来の用途と違った成分の粗悪品もあるようですので注意が必要です。



ナット脱落防止スプリング
ちょっと変わったロックスプリングを見かけました。特殊工具で脱着するそうですが、指で触ったらグニグニしており遠心力が掛かる回転部分などに使うのはいかがなものなのかなと感じました。



毛細管
特殊管を作っているメーカーが外径0.51mmのパイプをサンプルで配っていたので貰ってしまいました。これをもらってどうするのか悩みますが、注射針やカテーテルなども作っているそうで、ここで扱っている最も細いパイプは0.10mmだそうです。医療メーカーのテルモが世界で1番細い注射針を製品化しましたが、その注射針は外径0.18mmなので、もしかしたらこのメーカーが作っているのかもしれません。



ビッグサイトからの帰りはりんかい線より少し安い都バスを利用して帰りました。水素燃料電池バスでしたが、モーター駆動なので加減速のショックが少なく、運転が荒い都バスでも快適に帰ることが出来ました。
Posted at 2020/01/18 18:54:46 | コメント(1) | トラックバック(0) | 車雑学 | 日記
2019年12月05日 イイね!

警察博物館

警察博物館自分は関東住まいですが、北海道にお住まいの法被ねずみさんのブログでその存在を知ったので、時間がある時に行ってきました。

こういう博物館って僻地にあることが多いですが、東京駅から歩いて行ける距離にあるのは、かつて子供の頃に東京駅近くにあった逓信総合博物館や科学技術館を思い出します。

6階建ての細いビルの中で車両などの展示は少なめですが、体験できるコーナーが色々あって、大人でもなかなか楽しめました。また4,5階は撮影禁止ですが、殉職した警察官の遺影や遺品なども展示されていて、感慨深いものがありました。


1階は警察車両などの展示ですが、赤いバイクは消防かと思ったら大正時代に警察が導入した米国製バイクで、排気量が1000ccあるそうです。
100年前で1000ccのバイクってかなりデカイと思います。セルモーターとか無い時代で今のように始動性も良くなかったでしょうし、キックでさぞかし大変だったのではないかと思います。



左は泥棒がドアや窓を破壊する侵入手口とその対策ビデオです。そういえば自宅の窓に防犯フィルムを貼って10年経ちますが、未だに活躍機会が無いのは幸いです。
右はタイヤ痕クイズで、結構似たパターンのタイヤが並んでいるので難しかったです。



今回一番熱中したのは指名手配犯クイズでした





まずは初級からやってみたいと思います





指名手配犯の顔





変装してんのか、初級でこの難易度かよ!?





左で正解でした





次は中級





指名手配犯の顔





映像はパノラマになっていて、ここに写ってる倍くらい人が居ました





左のチェックの人が指名手配犯でした





いよいよ上級です。ここまでの流れで答えられる自信がありませんw





指名手配犯の顔





マジか。変装している上、実際の映像は動いているので、さらに特定が難しいです





全然分かりませんでした





再度上級チャレンジ





指名手配犯の顔





よく見たら先ほどの動画と違います、わずか10秒で判断しなくてはなりません





2人くらいに当ててみましたが、いずれも外れでした





再々度上級チャレンジ





指名手配犯の顔





・・・・





やっぱりだめでしたorz



ところで以前に防犯カメラメーカーの人に聞いた話ですが、最近は顔認証システムに容疑者の顔データを記憶させ、防犯カメラなどで撮影した動画を自動照合し、自動的に映像から容疑者を抜き出す技術もあるそうです。変装してもほぼ検出できるそうです。



逃走車を覚えるクイズもありました
そういえば自分は番号や名前をなかなか覚えられません





これも初級からチャレンジ





ひき逃げ車のナンバーの番号だけ答えればOKだそうです





ベンツの熱い風評被害
ちなみに映像は動いているので、もたもたしていると見過ごします




7402を入力





正解でした





次は中級





ひったくりバイクの色とナンバーの番号を覚えます





この動画は結構速くて、自分のスマフォで確認してしまいました





青の0682を入力





正解でした





さあ上級です、答えられる気がしません





暴走ひき逃げ車の色とナンバーの全部を覚えなくてはなりません





これも結構速い動画で見切れず、自分のスマフォで確認してしまいました





黄色で赤坂384な7224、運転手の名前は飯塚か。





正解でした^^



ちなみに実際はここまで覚えたとしても、警察はひき逃げは本気で探してくれますが、当て逃げくらいでは忙しいのでなかなか動いてくれません。

ただし動画をYoutubeなどに晒して大騒ぎになって警察も仕方なく動いてくれたケースはあったようです。ドラレコなどで証拠保全して自己防衛しましょう。

Posted at 2019/12/05 23:46:08 | コメント(1) | トラックバック(0) | 車雑学 | 日記
2019年12月04日 イイね!

フィアットバン

フィアットバン先日川越のモトクロス場でレースが行われていたのを見かけたので寄り道したのですが、今まで見たことない、少し大きなイセッタみたいな雰囲気のバンのコーヒー屋台を見つけました。

せっかくなのでコーヒー1杯頂いて写真を撮影させてもらったのですが、家に帰って調べたらフィアット600ムルティプラという名前のフィアット600のバンタイプで、写真の小さい車体に最大6名乗れるそうです(笑

サイズ的に今の軽規格に収まりそうに見えますが、調べたところ全長がほんの少しオーバーしてしまうようで、普通車規格になっています。


改めて普通のフィアット600と比較すると、ところどころ部品を共通化していますが、なかなかの力作です。




そういえば昔は日本車も乗用車ベースの商用車が多数ラインナップされていました。
当時クラウンにトラックがあったのは、今で例えればレクサスにトラックモデルを用意するみたいなものですが、お金持ちの個人事業主向けとかだったのでしょうか。



レースの方はフラットなオーバルコースでダートが行われていました。曲がるときはリアをスライドさせ、内側の足をピンと伸ばしてバランスを取るのですが、選手の皆さん足の裏には滑りやすいよう鉄板カバーを取り付けているようでした。

Posted at 2019/12/04 19:20:26 | コメント(1) | トラックバック(0) | 車雑学 | 日記
2019年11月29日 イイね!

鉄道技術展

鉄道技術展平日時間が取れたので幕張メッセで開催中の鉄道技術展を見に行きました。

主には業界向けの展示会なのでビジネスマンばかりですが、むしろこういうイベントに学生さんや鉄オタは参加してみたら良いのにと思いました。

自分は鉄分少なめですが、機械や自動車に関連した展示が多いので、趣味と情報収集を兼ねてなるべく観に行っています。コストダウンか以前のように鉄道車両をドンと搬入しての展示は有りませんでしたが、単品でも興味深かったです。

新幹線の車輪ですが、ブレーキディスク一体式になっていました。昔は車軸に分かれて付いていましたが、軽量化や床下のスペース確保でしょうか。
また騒音防止のためレールをブッシュで保持する器具も提案されていました。振動は減りそうですが、音が甲高くなりそうですw
またバラスト(砂利)掘り用のスコップが展示されていましたが、先端にも取っ手が付いているので、泥などの重い物を掘るのに重宝しそうです。溶接が出来ればこれを参考に自分でスコップを改造することも出来そうです。



鉄道車両用のジャッキです。大型クレーンで吊り上げるより簡易に設置できるので、小規模の脱線であれば活用出来るそうです。また鉄道車両にも自動車と同じようにジャッキポイントがあるそうです。



レール研削車両ですが、訓練用のシミュレーターがありました。回転刃は交換できるチップがたくさん付いていました。これで研削してから、仕上げに砥石で磨くそうです。



建機レンタル会社より軽トラを保守車両に改造した展示がありました。車両の下にターンテーブルがあって180°転回も出来るそうです。少し鉄道の車輪がはみ出すので普通車規格です。
なぜベース車両を市場で主流のキャリイやハイゼットではなく、ホンダのアクティにしたのか分かりませんが、もしかして会社名がアクティオだからでしょうか。



脱出用シューターで、飛行機みたいにガスで膨らますものです。鉄道車両って結構高さがあるので梯子に比べて折りやすさや器具の軽量化になりそうです(ただし下りのみ)



合図灯です、敢えて昔のスタイルでLED化しているのが良いです。



屋外では作動工具の実演が行われていました。最近はリチウムイオンバッテリーが進化して、かなりの建機でもバッテリーで作動できるようになっていました。エンジンに比べて騒音が格段に低いので、特に夜間の作業ではかなり環境改善すると思います。



線路を接続する「ゴールドサミット溶接」の実演も行われていましたが、テルミット溶接の別名でした。普通の電気溶接に比べ信頼性が高く、出先での作業に向いています。



道路と線路を併せて走れるDMVの製造会社のパンフですが、そういえば自分が住んでいた北見でも実験が行われていました。ところで前からしか見たことが無かったのですが、こう横から見てみると凄いボンネットの出っ張りですね。段差で引っ掛けそうw



NEXCOからスタッドレスタイヤの自動判別システムが展示されていました。雪道規制の時にスタッドレスを装着しているか画像処理技術で瞬時に自動判断するそうで、これは危険回避と渋滞緩和に効果がありそうです。



その他ではケミカルメーカーよりシート型のシール剤が提案されていました。そういえばシール剤ってチューブに入って指で伸ばしてグズグズになってしまうことが多いので、これは小さい物も市販して欲しいです。
右はLED蛍光灯に内蔵するワイヤレスカメラで、配線とか無くてもそのまま設置できるそうです。これは画期的です。



車で有名なソフト99も鉄道や航空事業に参入していました。やはり撥水やコーティングを軸とした技術を活用しているようです。



鉄道技術展は明日の金曜日も開催されます。興味ある方は是非。


関連情報URL : http://www.mtij.jp/
Posted at 2019/11/29 01:00:25 | コメント(2) | トラックバック(0) | 車雑学 | 日記
2019年10月31日 イイね!

バックホー練習所

バックホー練習所先々週に台風19号で被害を受けた桶川スポーツランドの清掃に参加していた際に、現場にあったバックホーを使ってみたのですが、いきなり本番でさあ乗ってみろと言われても上手に操縦することが出来ませんでした。

動かすには資格が必要で以前に取得していたのですが、教習所で教えてくれるのは安全管理や構造が主体で、機器の操作はサラっとするくらいですので、どこかでじっくり練習する必要があります。仕事で乗っている人なら仕事の合間に練習できますが、普段違う業種に居るとなかなかその機会がありません。

資格を取った教習所では練習はしてないとのことで、どこかで練習出来ないかとウェブで探したら長野の伊那に練習できる機器屋さんがあったので、早速参加してきました。

当日乗らせてもらったのはクボタのバックホーですが、最近の機種らしくメーターがLED画面表示だったり、キーにイモビライザーが内蔵されていたりしました(盗難が多かったらしい)。途中少し雨に降られましたが、屋根の付いている機種だったのでほとんど濡れず助かりました。ただ少し寒かったのですが、エアコンは無理でも座席ヒーターくらいあればいいなと思ったりしました。

参加者は自分ひとりで1日中乗り放題でしたが、あまり根詰めてもかえって覚えが悪いので1~2時間ごとに1回くらい休憩を取るようにしました。


バックホー(ユンボ)って腕やバケットに加えてキャタピラやブレードの操作があるのでレバーが6本くらい生えていて、さらにペダルもあるので、自由自在に動かそうと思ったら少し慣れが必要で、最初は各レバーに貼り紙をしてみたのですが、結局体で覚えてしまう方が早くて貼り紙を見ることはありませんでした。



レバーの操作パターンは昔はメーカーによって違ったそうですが、今はJISで統一されています。ただ昔のパターンに慣れている人もいるので、このバックホーでは簡単に切り替えが出来るようでした。



一日中乗ってある程度は操縦できるようになりましたが、バックホーYoutuberの人のように自由自在に動かすには程遠い感じです。昔はこういうのって半日も乗れば乗りこなせたように思いますが、物覚えが悪くなって年齢を感じますorz

Posted at 2019/10/31 00:41:23 | コメント(1) | トラックバック(0) | 車雑学 | 日記

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