GAULOISES YAMAHA

中免を取り、初めて中型バイクを買ったのが大学2年の89年夏で、当時、好きだったＧＰライダーの1人がクリスチャン・サロンでした。ヤマハ党でしたので。サロンレプリカのメットが無くて、最初に買ったのはレイニーのレプリカメットだったなあ。サロンは1984年のGP250チャンピオンで、1994年のボルドール24時間でも故・永井康友選手とペアで優勝しています。500でも１勝してます。

ゴロワーズのカラーリングは、フレンチブルーで、サーキットで非常に目立つ、映える色でした。

当時のＧＰマシン（ワークス）は、ロスマンズ・ホンダ、マールボロ・ヤマハ、ゴロワーズ・ソノート・ヤマハ、ラッキーストライク（その前はペプシ）・スズキと、タバコ広告全盛でした。もっともF1も同様でしたが。今では考えられないですが。懐かしい時代だなあ。かっこよかった。

初めて買ったバイクは2年落ち中古の1987年式ＦＺＲ250でした。


次に買ったのも1989年式のＦＺＲ400Ｒ（やっぱり1991年に2年落ちの中古で）。

家庭教師で教えていた高校生の子が1990年式のNSR250Rに乗っていて、交換して乗せてもらったら全く速さが別物（あれは化け物のように軽くて速い危険なバイクでした、公道をフォーミュラルノーで走るようなものです）で、愕然としたものです。でも何故か、バイクはホンダに乗ろうとは思いませんでした。

形というか、エンジンフィーリングというか、タンクやカウルの形状というか、やっぱりヤマハ党なんですね。
途中、カタナ４００に浮気しましたが、いつかまた、ヤマハのバイクに乗りたいなーと思っていましたら、先日、取引先の方のホームページに、ゴロワーズカラーの「TZR125」をレストアした、とありました。それがものすごくカッコいい！


後日、商談でその取引先にお邪魔した際、

小生：
「HP見ましたよ、いいですねーあのTZR125。特に、ゴロワーズカラーが渋いっす。クリスチャンサロン好きだったんですよー」
先方：
「分かります？あれいいでしょー、なんなら買いますか？」
小生：
「だってあれ、レストアで、とてつもなく手間かけて部品交換されてますよね？とても払えませんよ」
先方：
「元々格安で仕入れたモノだし、レストアは趣味でやってるから、オファー＊＊万円でいいですよ。如何ですか？」
小生：
（頭の中）125なら保険がクルマの原付特約で行けるなーどうせ遠乗りはしないしなーおいしいなー
「ダンでお願いします！！」

既に絶滅した２ストローク。ビカもん。しかもレーサー直系。いつ乗るか。　イ　マ　で　し　ょ　

部品はほとんど新品に交換されており、さらにフロントフォークまで新品にして頂けるとのこと。
しかも元々の部品も十分使用できるので、納車前に、元々の部品を頂きにメガ子でご自宅に。
都心でバイク５台置けるガレージ付きとは、まさに男の夢！
このビカもんのＺ１は本当にヤバイです。

フロントフォーク交換中なので乗れませんが、エンジンかけてもらいました。
パアーンとキック一発見事な吹け上がり。アイドリングも安定。やっぱりこの音でしょう２スト。
ＧＰマシンはやっぱり２ストですよ。
アイロボットでウィルスミスがＭＶアグスタだったかな？電気自動車しかない時代に、ガソリンのスーパースポーツバイクを一人頑固に乗っている設定だったけど、キモチ分かるわ。


キーホルダーも新品！フレンチブルーが映える！
というか太陽に映えるメタルブルー？

自動車保険も特約付加したし、マンションの駐輪場も押さえた！
奥さんの事後承諾も得られました。（というか奥さんのバッグより安いため）
今日、フロントフォークも替えて頂いたと、メールが来ました！


サービスマニュアルまで「サービス」で頂いてしましました。１９８７年式＝シュペールサンクの時代のバイクです。

大事にします！