後退灯夜間減光回路

ＬＥＤのバックランプは昼間の輝度を上げないと認識しにくい反面、夜間は明るすぎて眩しいのでスモールライト点灯時に減光する回路を作りました。

左右分必要ですので２個作ります。




ひとつ分の使用部品は以下の通りです。

・Ｃ接点リレー
・３端子レギュレーター（ＬＭ３１７Ｐ）
・カーボン抵抗
・整流ダイオード(1Ｎ４００７)
・ギボシ端子
・割り込みコネクター
・線材少々
・ユニバーサル基板の端材


リレーは秋月電子で購入した「ＨＳＩＮ　ＤＡ（シンダ）プレシジョン製　高感度小型パワーリレー　 [941H-2C-12D]」を使いましたが、オムロンのG5V-2など、端子配置/内部回路が同じものはそのまま使えます（G5V-1はＣ接点リレーですが配列が違います）。

回路は簡単。
定電流回路を作ってリレーで切り替えるだけです。

図は基板側から見た実体配線図です。
斜線の部分は基板の表側に配置された部品で、黒い線が基板の半田面です。緑の線はリレーの内部回路を示しています。色の付いたコードは１の写真の電線の色です。

抵抗の値を変えてやることによって電流値が変わります。

式は「１．２５／電流＝抵抗値」です。

この回路の場合、９１オームを並列にして抵抗値を４５．５オームとしていますので、

１．２５／Ｉ＝４５．５
約２７．５ｍＡ流れることになります。

実際、何ｍＡ流したらどれくらいの明るさになるかなんて分かりません。
なので、抵抗値を色々変えてスモール点灯時に十分認識できる明るさを探ってこの値に落ち着きました。

基板の裏から見たところです。
ボケててすいません。

後退灯のプラス側を切断して割り込ませます。

図の点線は元からある電線です。
実際は、
スモール：緑／白
後退灯　：緑
アース　：黒　

となっているはずですが、車によって違うかも分かりません。必ず確認してください。

実際に取り付けた写真です。
コネクタの真下のくぼみ部分に納めています。
この後、防水のため、ビニール袋を被せました。

スモールオフ時の写真です。

はっきり言って、まともに見たら目がおかしくなる位まぶしいです。

スモールオン時の写真です。

私のデジカメは完全なマニュアル撮影ができず、勝手に補正されてしまうので写真では分かりにくいですが、スモール点灯が必要な明るさで十分認識できる明るさです。