
またまた久っさびさの投稿になります(;^_^A
My趣味車のエキシージSですが、前回車検でドライブベルトを交換した後、キーキー異音が発生し工場に戻り、一旦直ったと思いきや100㎞位走行して再発。
音が出ているアイドラープーリーのベアリングを交換するも改善せず、修理工場によるとそのプーリーの取り付け部のピボットが摩耗して、ベアリングがスリップしているのではないかと言われております。
この上の画像の左側組み付け図18番アイドラプーリーです。
下は自車の画像ではありませんが、ベルト周りの画像の三つあるプーリーの1番下側です。
画像の通り真ん中のプーリーとベルトのクリアランスもかなりタイトで、ベルトが少しでも暴れたら接触しそうな位です。
プーリーはダブルベアリングになっていて、外側より大きいベアリングが内側に付いています。
この内側のベアリングの取り付け部が(2段になっている太い部分で、アルミ鋳物のブラケットと一体成型されている)摩耗しているため、ベアリングのインナーレースが動いて異音が出ているらしい、と・・・
症状は、アクセルオンよりアクセルオフでより大きなキーキー音があり、音の感じはベルトがスリップしている様な盛大な音です。
私的には金属同士が擦れて出る音とはちょっと違うような感じがしてます。
何をしても直らず、仕方がないので高強度ロックタイトでベアリングを固定してみるよう提案し、やってみてもらったのですが直らず。
ベルト交換前はそんな症状は一切なかったので、信頼している工場なので作業に原因があるとは思っていませんので、変化点を考えてみました。
ベルトはエリパで買った7PK-2420で、純正はリブに斜めにスラッシュカットが入っていますが、SKFの汎用ベルトにはそれがありません。ベルトの厚みも少し厚い感じです。
後はベアリングを打ち換えたのでそれが違うくらいですが、ベアリングは触ってみましたがしっかりしていて、内側もスリップして付いたような傷もない感じなんですよね。
エリパを覗いてみたら、現在は販売している交換用ベルトはリブにスラッシュカット入りの純正タイプになっていて、他には何故かこの18番アイドラプーリーのみ、ジュラルミン製の軽量品の設定があります。他の位置のアイドラプーリーにはそんなものは設定されていないのに・・・
周辺図を見ると、エキシージSとエキシージSPORT350では、エンジンと過給機は同じはずなのに、ブラケット形状とプーリーの取り付け位置が変わっているのも気になります。
パワートレインや補器類の変更があった為なのか、それとも初期型は何かトラブルが起きやすかったので対策されたのでしょうか。
また、この18番のみ設定があるということは、何か理由があるはずと考えました。
プーリーが軽ければ、アクセルオンオフの急激な回転変動への追従性が良くなります。
つまりスリップしにくくなると言う事で、エキシージV6のベルトは1本でオルタからスーチャーからウォーターポンプまでクランクから回っており、取り回しにかなり無理があります。
テンショナーがあるとは言え、エンジン回転の急激な上昇下降で各テンショナーへのテンションのかかり具合はかなり変動しそうです。
工場ではこの摩耗したブラケットを交換してはどうかと言われましたが、これが25万円以上するらしく、しかも原因が判然としないのにそんなお金をかけるのはちょっと気が進みません。
で、一か八かこの軽量プーリーと純正タイプのベルトを発注し、今到着待ちです。
今はUKからフランスを経由して、中国の中継を通って本日成田で通関中の様です。
これで直らなかったらどうしたものか・・・
たかが異音なのですが、音関係の不具合が個人的には経験上、一番原因特定が厄介だったりすると思っているので、悩ましいところです。
V6エキシージで同じような経験をされた方、プロの方・プライベーターの方問いませんので原因と対策がわかる方がいらっしゃいましたら、是非ご教示下さいませm(__)m
話は変わって時計趣味です。
以前、バースデーウォッチにIWCのアンティークを購入したお話をさせて頂いた際、セイコーなら製造月まで分かりますよ、とコメントでおぬまさんから教えて頂きました。
ずっと気になっていたのですが、2~3年前に生まれ年のグランドセイコーを見つけて購入しました。
Ref.5641-7005、いわゆる56GSのK18モデルです。
年はピッタリで、厳密には生まれ月と1か月だけずれているのですが、そこまで拘るとキリがないので・・・
尾錠もK18のオリジナルが付いていました。
古いモデルなので、尾錠は社外になっているものがほとんどなのですが、本体の状態の良さも含め、大切にされてきたのだと思います。
機械も日差+数秒と好調です。
素材はYGとなっていますが、この頃のセイコーのK18モデルはピンクゴールドっぽい色味の18金を使っているものも多くて、それも気に入ったポイントです。
今まで金無垢素材の時計なんて全く興味がない、どころかむしろ避けていたのですが、歳を重ねてこう言う色の時計も悪くないなと思える様になりました。
56GSはマニアには余り人気のないグランドセイコーですが、アンティークな雰囲気のCラインケース、年月でベージュっぽく綺麗に焼けたリネン(絹目)ダイヤルが気に入っています。
この機械はカレンダー送り機構に弱点があるので、ノンデイトなのも良いです。
嫁さまに見せたら、おじいちゃん時計と言われました(笑)
おじいちゃんになるまで大事に使いたいと思います。
そして・・・
ブログでご報告の通り、今年正月に念願の時計を購入しました。
そしてこれで時計は上がりだと豪語し、つつがなく日々を過ごして来ました。
心無い(親切な)みん友さんに、「上がると言って上がった奴は見たことない(笑)」と言われ、そんなコトないもんね~と心の中でほくそ笑んでいたのに・・・
やってしまいました。
初めて見た時にそのデザインにヤラれました。
まだマイナーな日本の時計士が細々と作るマイクロブランド。
大手カーメーカーのデザイナーから転身したという方がハンドメイドで作っているという、「大塚ローテック」の6号という時計です。
何やらスイスの時計博物館にも収蔵され、日本でも科学技術なんたらと言うところの技術資料として取り上げられたとか。
中々手に入らないと言われている様なのですが、幸運にも入手する機会に恵まれ、上りと豪語してから僅か8か月で挫折しました・・・
このオーディオのアナログメーターか、工場設備機器か、はたまた電圧計かと言うような見た目に、日本製というのがたまりません。
ダイヤルの漢字のフォントの味も素晴らしいです。
しかし、、、これで初めてパッと見て、時間が読める方は少ないのでは(笑)
と言う訳で、時計趣味は不治の病と一緒ですねえ。
時計も例にもれず世の中値上がりが激しくて、しがないサラリーマンの自分が何も考えずに好きなだけ買える状況ではなくなったので、飽きた手持ちを手放したりしながら、細々と楽しむ事に致します。
最後に前回のブログで紹介した新しい家族、たけちよ君。
すくすくとあっという間に大きく成長しております!
歳の頃は人間で言えば中学生位でしょうか?
やんちゃ過ぎて、先住の先輩おじいちゃんおばあちゃん猫は、ウザ絡みに疲労困憊しております(笑)
でもメッチャ可愛いです。