2017年、パーティレース東日本シリーズの開幕戦に参戦してきました。
約一年前は観戦者だったのに感慨深いなぁ・・・って何回思うんだろう?今年いっぱいは参戦する度に考えるのだろうなぁ。
去年の黒蜂さんのサポートで参加させてもらった時を思い出します。
自分が参戦するNDクラブマンは受付が早く、実家を4時に出て筑波に6時前に到着。
受付を自分が、車両搬入を会社の同僚にお願いして準備を行います。
なにぶんクラブマンは朝早く、そのまま予選から昼に本戦が予定されています。
ぶっちゃけ本戦を終えたらやること無くなります。
予選と本戦しかないといっても、車検とブリーフィングがあるので慌ただしい・・・そこで同僚(ピットクルーとも言う)の出番です。
ラインでひたすら馬車馬の如く指示を出して進行していきます。
ポイントは休ませず忙しくさせず・・です★
何とかピットクルーのお陰で急がず車検を実施。
車検は手押しなので手助けは必要です、しかも今回からドライバーも乗って車重を計るので身動きできません。
消火器を乗せたまま計測、やっちまった・・・けど、まぁ良いか?とりあえずは。
車検が終わるとそんなに休まず予選が始まる。
車検が終わった流れでピットロードに侵入、三世代ばらばらで侵入して行く。
タイミングをミスると混雑してタイム出ないかも?と思いピットアウトするも意外にクリーンな状況になった。
おや?
もしかして【俺、遅いんじゃないの?】※Google検索
焦り気味に走る、気温が低いせいか車自体は調子が良さそう。
調子ついて最終コーナを頑張ったら「ごごごごごご」とロードノイズが・・・。
あ、コース出たかも。
予選結果はクラブマン4台中3番手、しかし走行終了後にアナウンスで呼び出し。
「ゼッケンナンバー115、モーティーズ秋月ロードスター○○(実名)選手。〜〜まで」
あれ?
もしかして【俺、呼び出されてる?】※Google検索
しかし何処に行けば良いか聞き取れず受付などに向かって聞きまくる。
聞いて分かり向かった先は、管制塔。
うーん・・・そこはホームストレート横の高っかいタワー。
前に聞いたことあるぞ、ココに呼び出された人は「凄く怒られる」と言うのを・・・。
ドキドキしながら「関係者以外侵入禁止」の張り紙が貼られてたドアを開き腰を低く入室。
「○○です・・・」と入ると「ちょっとこっちに来て」と。
あぁー!!俺やっぱりやっちまったーーー!!と心の声。
結果、最終コーナー出口四輪脱輪。
「ごごごご・・・」のロードノイズは「君、コースはみ出てるよ!」と教えてくれていたみたい。
予想が合ってたね!
綺麗(?)な写真を見せられて「駄目だよ君〜・・・・・・(以下略)」
軽く叱られ(しかし目は笑っていない)出された実質的なペナルティは無く・・・いやあった、訓告?というものをもらってしまった。
厳重注意より厳しいけれどタイムやポジションの変動はなし、とのこと。
※ググったら記録に残るようです
「すみませんでした」と謝り外に出る、豆腐メンタルにはパンチ力が強いイベントになってしまった。
決勝前
ピットクルーに筑波名産(?)のモツ煮定食を奢ろうと思うも、飯は各自用意したと・・・。
仕方なく独りで観戦をして時間を潰します。
意外に観客が多いな〜と思いながら出店をウロウロ。
ちょうど昼を食いたい!と言うタイミングで本戦開始。
応援に来た地元の友達の娘さんをパレードランに乗せピットロードへ。
スタッフさんが「娘さんと写真とりますね〜」と言って撮影をしたが、いたって自分の娘ではない。
そして娘さん、何気に君がこのロードスターの助手席に乗った5人目(女性は初)の乗客です。
・・・誰も乗りたがらないんだよね、この車。
子供がフルバケの助手席に乗ると前が見えなさそう・・・パレードラン中に聞いてみた「前、見える?」
「見えるよ〜ほらあの信号とかギリギリ・・・」ってそれ、ピット侵入の信号だから!上にあるやつだよね!?
「あ!旗を振ってる人が見える!」と喜んでもらえたけど、ポストの人も基本高い所にいますね・・・。
もう少し大きくなったらまた来てね、それまで参加してるか分からないけど。
最終コーナーの出口が自分のスタートポジション。
止って娘さんを下し、ここからレース開始。
ちなみに、このポジション(24番グリッド)からではシグナルがさっぱり見えない。
スタッフからは「前が動いたらスタートして下さいね」と言われるけど、それじゃレースにならないよ・・・。
ここのポジションより前に行けるよう予選で努力しろよ、と言われた気がした。
記念写真の撮影がホームストレートなので、向かって撮影し戻るのに時間がかかる。
シートベルトを締め直すのが大変。
フォーメーションラップを終えて、スタート前。
「スタート○分前」っと言うアナウンスが聞こえない・・・。
もうそろそろエンジンかけるか?と思いエンジンをかけ準備をしようとしていたら・・・・・・・先頭が走っていた。
ん?始まったの?と言う感じでスタート。
NBに挟まれ同じグループは遥か遠く。
後ろから追ってくる同じグループは運良く離れている。
終始NBと絡むレース展開。
というか後ろのNBに煽られ続けてる感じかな・・・。
ミラーを見る回数が増える。
たまに第一ヘアピンの土ぼこりが視界を遮るけれど、それより後ろが気になってしょうがない。
最終コーナー出口で脱輪しないよう気をつけるも「ごごごごご」と聞こえてきた。
あぁやべぇ、出たかも知れんね。
ペナルティを指示されるかとホームストレートで旗など見てみるけれど、動き無し。
大丈夫?それとも見落とし?
気を取り直し・・・いや直せてないけど今は後ろの車を確認しよう。
ミラーで見た感じ、中盤では少し離れて最終コーナーから第一コーナーにかけて詰め寄られる。
おそらく第一コーナーでさされそうだな・・・と、しかし対処も思いつかないので自分なりに出来るだけ頑張る。
予想通りレース後半で抜かれ、後を追うも差は離れるばかり。
後ろから見るも、やっぱりNBの人は運転上手いなぁ・・・。
前を見る様になって、ふと気が付いたのはバックストレートで同じグループの車が見える?
頑張れ!俺!と思うけれども、もうタイムも上がらなければタイヤも滑る。
どうやら空気圧の調整が微妙に高かったかな?それとも運転が荒くなった?
このまま一人旅状態でレース終了。
暫定表彰で3位と言われホームストレートに止るも脱輪が気になって気が気ではない。
結局は呼び出しも無くこのまま暫定が確定になり、参戦して2度目の3位になりました。
聞こえは良いけど、参加台数が少ないので素直に喜べないっす。
レースも終わり、正式表書まで時間があるのでNDシリーズ戦などを観戦。
やっぱり皆、レベル高い!自分には圧倒的に経験と知識が足りないなぁと実感しました。
ちなみにレース参戦車両は公道車検があります。
これは公道に出られる仕様になったかの確認でエアバック、牽引フックの復元などの確認を行います。
これをしないと公道に出られないのですが、おもしろいのが「ゼッケンを隠す」こと。
どうやるかは個人のやり方で様々ですが、一般的なのは養生テープでバッテンする。
自分はちょっと洒落で現場限りの痛車化しました。
検査する人が「これ可愛いね」と言いながら無事公道車検終了。
今日、荷物や諸々の部品を乗せ下ろし。
完全にレースモードから一般人(?)モードへ。
萩ちゃーん!今日もかわ・・・ちょっとテレビ見えない(真顔)
そうそう実家の前で車の荷物を降ろしている時、観戦に来た地元の友達から当日は子供たちが大喜びだったと聞いた。
楽しめたなら良かった、少しでも子供達に良い影響が与えられるなら嬉しい。
そして話は逸れます、最近の萩はよく寝るなぁ・・・。
まぁ寝てる方が触りまくれるので良いのですが。
「ぱちっ(寝てねーよ)」
後ろ足で蹴るのが結構痛い。
けど気分良いときは舐めてくる。
100%はチ○ールを食べ与える時で袋を見ただけで鳴く、これは凄い。