MOTOZA Stage1 インストール
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
アプリケーションソフトとStage1プログラムが届いたので、早速インストールしてみました。事前にノーマルのECUデータを吸い上げてMotozaへ、書き換えたものをダウンロードして使います。
キーはONでエンジンはOFFの状態で行います。
読み込みは15分程度かかりましたが、書き込みは5分程度で終わりました。
失敗するとECUのプログラムが飛ぶ可能性もあるので、慎重に行いました。
19セクターあるので、順番に書き込まれていきます。
終わるとメッセージが出るので、キーをオフにして5秒待って再びONにします。
2
ソフトウエアを購入すると、送られてくるのはUSB-OBDⅡケーブルと簡単な説明書だけです。2週間以上かかると言われていましたが、UPSで約1週間で届きました。
後はWEB上でやり取りします。
3
インストール後、まだあまり走っていませんが、かなり速くはなります。
ただ、事前にG-Forceでブーストを上げていたこともあり、感動的なパワーアップという感じではありませんでした。
215psに上がるというものなので、エアークリーナーとFOXマフラーの分+10psから+15ps程度と考えても、225psから230ps程度になったと思います。
ブーストはピークで1.5bar、通常で1.3psぐらいまで上がるので、タービンの寿命がちょっと心配です。
しばらく走って、走行ログを取り、MOTOZAに送って少し書き換えてもらうかもしれません。
これでStage1にようやくアップしましたが、オイル漏れが見つかったので、又、修理しなければなりません。
おそらくオイルクーラーの取り付け部のシールだと思います。
かなり前から漏れていたような感じで、緊急修理が必要なものではありませんが、漏れは止めたいので修理します。
4
現在ログをとっていますが、やはりかなり速くなりました。
ブーストコントローラーだと、立ち上がりは速いですが、そのあとダレてしまいます。
ECUを書き換えると、ある程度加速した後も同じように加速し続けてくれるので、ずっとパワフルな感じです。
まだそんなにスピードは出していませんが、100kぐらいまではあっという間です。
さらにそこからの伸びが気持ち良い感じです。
ブーストが上がり過ぎてしまうので、スプリントブースターはオフにしていますが、オンにするとさらに強烈に加速します。
ただ、Stage1にはその分の計算がされていないのでオーバーシュートするかもしれません。ちょっと危険です。
ログをMOTOZAに送ったので、結果を待って再度プログラムを書き換える予定です。
最初からログ3回分の書き換えが料金に含まれています。安心です。
5
Stage1インストールから約2か月。
ブログなどにも書きましたが、なかなか難しいです。
新車ならともかく、走行距離が多いので補器類は劣化している部分もあり、一般的なStage1プログラムを書き込んでも、その通りにパワーアップするとは限りません。
又、下手するとエンジンブローの危険もあるので無理できないところがネックです。
4回ほどプログラムを書き換えて、やっと安定したと思いましたが、走行していると、いつの間にかブーストが1.5barを超えてしまうのでオーバーフローしてしまいます。
結局、n75バルブをGForce-Ⅱのバルブに戻して、ブーストのコントロールはブーストコントローラで行っています。
ブースト圧の設定は、まず目標のターゲットブーストを%で設定して、その後走行してターゲットブーストの値になるまで繰り返します。できるだけ高いギヤでフルスロットルで調整する必要があり、一般道でテストを繰り返しているとスピード違反で捕まります。
わざわざお金を使って高速に乗り、希望するブースト圧に設定できらたら、あとはスプリントブースターを中間設定にして、さらに、クローズドループコレクションの設定を再走行して繰り返しました。
やっと現在は安定して、最大ブーストは1.2bar以下に収まり、オーバーフローもしなくなりました。
アクセルをあまり踏まなければ、ノーマルよりも燃費はあがり、踏み込めば2倍排気量の車に匹敵する加速をするようになりました。
苦労しましたが、いろいろ勉強できて楽しいです。
車好きの方は是非挑戦してみてください。
やはりこのくらい古い車の方が、自分が車を操っている感があり楽しいです。
いずれ次世代はe-toron の時代になります。
なんと、3.2秒で100km/hまで加速し、音はまるで新幹線です。
それはまだ発売前のGT仕様ですが、現在発売されているものでも、4秒台なので、現行のガソリン車ではなかなか勝ち目はないでしょう。
燃費も良く航続走行距離が500kmになれば、みんなそっちを選ぶと思います。
話がそれましたが、ECUの書き換えとブースト調整が一応終わったという追記です。
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