グローブボックスヒンジ修理
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) ![](/images/icon_difficult_on.svg) 中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
グローブボックスはボルト7本で固定されているだけなので、簡単に外せます。ただ、CDチェンジャーが付いている場合は、事前に取り外す必要があり、専用工具が必要です。
取り外した後、ボックスの蓋側を外します。
写真の用に、左右にあるピンを抜きますが、打ち込んであるのでなかなか外れません。
ロッキングプライヤーで頭をつまんで、ハンマーでたたいて外しました。
2
左側のヒンジが完全に折れています。
なんとか修復できないかと、強力接着剤とプラスティック接着剤で試しましたが、力がかかる部分なので無理でした。写真には接着剤の跡が残っています。
3
調べてみると、この部分はアウディのメジャートラブルの一つであることがわかりました。
修理用の金具がネットで沢山売られています。
アマゾンで500円で購入しました。翌日には届き修理できましたが、購入先によっては1か月以上の納期がかかる場合があるので注意です。
4
折れた部品のカーブにあわせて金属が曲がっています。ただ、少し大きさが大きすぎて削ることも考えました。
5
ドリルで下穴をあけてからビスで固定したら、少しずれていますがまあ使えそうな範囲なので、
そのまま使います。
6
ボックスの蓋側にもドリルで下穴をあけてからビスで固定しました。
7
もうひとつ、蓋の開閉時にはエアーシリンダータイプのダンパーが使われています。動画にもありますが、動きが重たくヒンジに負担がかかるので、シリンダーに一か所2.5mmの穴をあけて、そこからスプレーグリースを少しだけ入れ、動きを軽くしました。又、内部証明のON/OFFスイッチ部分は露出しているので、接点復活剤を塗布しました。
8
ビスで固定しているだけなので、接合部に隙間ができてしまいます。
隙間はプラスティック用の紫外線硬化型接着剤で埋めました。
9
紫外線で完全に硬化します。
硬化後は黒のラッカーでタッチアップしました。
見た目は元通りにはなりませんが、グローブボックスを開けた時だけしか見えない部分なので、良しとします。
10
ほぼ元通りになりました。
後は外したのと逆の手順でグローブボックスを組み付けて終了です。
難しい作業ではありませんが、部分的にコツがいるのと、一部専用工具が必要です。
YouTubeなどの動画を見てから作業することをお勧めします。
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