
6月22日(日)、広島は朝から雨でした。
昨日の21日に急遽、大阪へ行くことを決めました。
なかなか寝付けず、たぶん寝たのは12時過ぎ、しかし、目が覚めたのは5時半です。
余裕を持って最寄り駅(矢野)へ行き、大阪の京橋行きのJR指定席券を購入しました。
広島駅新幹線口の手前では、

アクセラが展示されています。
広島駅 07:50発 のぞみ118号 (N700系)で、新大阪09:18着。
JR大阪、JR京橋、ここで大阪市営長堀鶴見緑地線で大阪ビジネスパーク駅へ。
ここまでは、順調でした。
しかし、円形ホールが判らない。
3人ほど聞いたのですが、別の場所、もう一人は良いところまで、最後の人(5人目)でやっと目的地に到着しました。
地下になっていて判り難かったです。
さて、この音楽劇ですが、2年前に広島で公演されました。
私も観て、凄く感動したのです。
できれば、もう一度と思いながら、大阪は遠い。
折しも、スカパーのアニマックスで「ガラスの仮面」を放送中、奇跡の人のサリバン先生役の姫川歌子に感動してしまいました。
もう、行くしかない。
席は関係者席を用意してくれて、私は最後列の真ん中でした。
舞台全体が見渡せる良い席でした。

半券と席の引換券です。
ざっと、あらすじを言えば、
昭和17年から20年にかけての広島電鉄女学生の物語。
島根県・広島県の少女が広島路面電車の車掌、運転手として懸命に生きたのです。
友情あり、脱走して県立病院で従軍看護婦になろうとしたり、恋愛もあり。
厳しい訓練に耐えていったのでした。
宇品(うじな)港行き電車では、慰霊箱を運んだり、でも、それは空箱。
女学生たちが歌う「お母さんになったら子供へ真実を伝え・・・・。」
女学生たちの休暇の日、
相生橋で待ち合わせ、宮島へ行くことになったのですが、

そうです。
原爆投下のマークです。
このセットが出たときには涙が止まりませんでした。
写真はこの4月末に撮影した実際の「相生橋(あいおいばし)」です。
しかし、女学生が車掌さん・運転手さんをしていた史実を知ってる広島人は少なく、私の母の世代までなのです。
少し厳しいことを言えば、
何か物足りない。
広島公演では、役者さん一人一人が自分の命を削って演技をしているのが、ひしひしと感じたのです。コスモを究極まで高めていたのです。
しかし、演劇としてはもう十分です。
広島から大阪へ来た甲斐がありました。
簡単に反戦劇として片付けたくないです。
昔の日本の話で終わらせず、現在、世界各地で悲劇が起きている現実を忘れてはならないと思いました。
この劇場内にあった広島のパンフレットです。
演劇鑑賞後はターキングさんとプチオフしました。
今日はこれで一旦終了し、明日、プチオフのお話をします。
Posted at 2014/06/22 22:33:57 | |
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チンチン電車と女学生 | 日記