
世間ではクリスマス・イブであったが、私はシングルベルだったのでアニメを観ていました。
「ももへの手紙」は本年4月に一般上映されましたが、私は観ていませんでした。
ツタヤさんで新作レンタルがあったので借りました。
このアニメは広島県『汐島』と言う架空の島が舞台です。
三原からフェリーで母親「宮浦いく子」と小6の「もも」が東京からこの島へ夏休みに行き、妖怪たちと色んなドラマが。
広島人としての紹介です。
・広島県瀬戸内海の豊町を参考にしていますが、「絵的」には全く違和感がありません。
両親の故郷の島と似ていますので、このアニメで瀬戸内海の島を感じてもらえると思います。
段々畑にモノレールがあるのですが、その物ズバリです。
・「広島弁」としては、標準的でとても丁寧です。
本来、島の言葉はもっとキツイですね。
私には極自然に判る言葉ですが、他県の方には判りづらい言葉があったので少し。
アニメ中で島のおじいさんが、
「時計がめげて・・・」 ⇒ これは「時計が壊れて・・・」
島のおばあさんが、
自分のことを「わしは・・・」
実はお年寄りは男女関係なく、自分のことを「わし」と言います。
私の両方の祖母も「わし」と言っていました。
ちなみに、母は70代ですが、「わたし」、または、「うち」と言います。
男は年齢に関係なく、公的以外は「わし」です。
島の子供の言葉は標準的な広島弁でした。
私がいつも喋っている言葉です。
もしかしたら、今の子の言葉は多少違うかも知れません。
・ちょっと、気になったのが『汐島』をどのあたりに設定しているのでしょう?
現在、豊島は呉市から橋続きで繋がっています。
しかし、訳あって、広島県呉市ではなく四国愛媛の今治へ橋で向ます。
四国繋がりであれば広島弁とは違うかもしれません。
もも役の声優は「美山加恋」さん、砂時計の子供役「あん」でした。
アニメの「絵」として少し「のっぺり」しているかもしれません。
アニメドラマの落しどころもしっかりあり、見終わっても感じが良いです。
アクション好きな方には無理ですが、落ちついてアニメを観たい方にはお薦めできます。

今年の3月にお墓参りに島へ行った時の写真です。
瀬戸内海の島はこんな感じです。小2の姪っ子が小さく写っています。
Posted at 2012/12/25 22:42:17 | |
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