
7月25日(土)の午後からお出かけしました。
目標は広島城天守閣 第四層企画展示室での催しを観ること。
7月18日から9月6日まで開催されています。
タイトル写真は広島城の入り口で撮影しました。
最初に、歴史とかにご興味のない方はそのままスルーして下さいませ。
私は広島人ですので、少しでも広島のことを知りたいと思い、自分で足を運び、自分が感じた事をそのままブログに書いています。まだまだ勉強中です。

広島城入り口の橋を渡らずに、そのまま進むとこのような記念碑があります。
戦争当時、軍の施設があったことが判ります。
橋を渡り、本丸に入るには内堀を渡らなければならないのですが、
その手前には、

被爆樹木のひとつであるユーカリがあります。
正直に言いますと、ユーカリがこの場所にあることは知っていたのですが、プレートまで観ていませんでした。(恥)
小学校高学年当時のクラスメイトが「被爆樹木」の本を紹介していたので、今回ひとつ見つけました。クラスメイトには感謝です。
まだまだ「被爆樹木」はあるらしいので、他にも探したいと思っています。
昨年、プチオフしてくれた「みん友」さんには、「軍の碑」とか「被爆樹木」のことを紹介できなくて少々申し訳ないと後悔しています。

堀には亀が泳いでいました。(おまけです。)

少し歩くと防空作戦室の慰霊碑があるのですが、これを知っている人、気付く人は殆どいません。
軍事秘密でしたので、両親も知りませんでした。
私が知ったのは、地元RCCテレビで2年前に広島城の紹介番組があったからです。

この作戦室には当時の比治山女学生が学徒動員で作業をされていました。
広島で原爆投下されたことを最初に通信をしたのが、この作戦室です。

明治時代に建てられた「大本営跡」です。
木造二階建の建築であったので、原爆により土台のみが残り、建物自体は焼け落ちました。

広島城入口の広場は意外と狭いのです。

入場券を買いました。370円です。
一階では広島の成り立ちなどの紹介、二階、三階では刀、鎧、武家屋敷の部屋の様子の展示があるのですが、ここは省略します。
四階では特別展示。

チラシです。
実は先週、夕方のニュースで今回の展示紹介があり、是非行かなければならないと感じたのです。
展示品は思ったより少ないのです。
以前、陸軍の幼年学校があったらしく、その菊の紋章の他、軍施設の木標、軍の訓練中を写真を載せた葉書、自警団の腕章などがありました。
受信機と送信機が展示されていましたが、これは参考出品。
どの型式が軍で使われていたのか、その記録がないとのことです。
当時、作戦室にいらした女学生の方の証言記録映像が流れていました。
また、通信(伝令)の再現紙も、その女学生が書かれたモノです。
尚、防空作戦室は全国に7ヶ所あったようなのですが、戦後には再開発などで撤去され、現存するのは広島城内だけらしいのです。実際に作戦室内でのガイドも来月2回あります。
是非、参加したいと思っています。この機会を逃すと、二度と入れない気がします。

狭い展望台に登り、四方を見渡しましたが、建物だらけで陸軍の面影は判りません。
しかし、チラシの裏側を見ると、軍施設跡は残っているようです。
原爆当時は約8000人近く居たらしいのですが、6割の方が亡くなっているとか。

広島城内のショップで買いました。
今回の企画展用の資料で500円(税込)、もう一つは子供向け用のパンフレットで100円(税込)でした。
もちろん、これだけ安いのは広島城は公益財団法人であり、広島市の税が使われていることは言うまでもありません。
ちょっと余計なことも書きましたが、暫く広島関係のカテゴリーが増えるかも知れません。
時々、オーディオ、アニメも入れます。