4型シグナスにメガライフバッテリー搭載!
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
ちょっと前に買った台湾ユアサでしたが、1年くらいで劣化が始まりました。
正確に言えばまだエンジンの始動はできます。
が、僕のシグナスはタケガワのメーターを使っていて、このメーターが低電圧作動にすごく弱いです。
具体的に困るのは
①時計がリセットされる
②A/F計、ヘッド温度計がエラーになる
です。
似ているけど違うKOSOの場合は時計がリセットされるだけで済んだのですがタケガワのは②のエラーが出ると、一回マイナス端子を外してリセットしなくてはならなくなります。
さすがに空燃比とヘッド温度がわからないまま乗るのは厳しいのでエラーが出るたびに端子を付けなおしてました。
バッテリーの特性として、セルを押して電流が流れた時、一瞬電圧がドロップするのは仕方ないのですが、その幅が大きくなるとエンジンが始動できなくなります。
俗にいうCCAという性能なんですが、これがだんだんと劣化して、最終的にはライトやウインカーは作動するがセルは回らない=バッテリー上がりとなります。
おそらく鉛のバッテリーはこの電圧低下がリチウムに比べるとかなり大きいようで、その対策、また軽量化も兼ねてメガライフを選びました。
2
買ったのはMB7B-Sという物。
サイズはシグナス用のYT7Bとまったく同じですので取り付けはそのままいけます。
後述しますが、本当はこの形で別のタイプが欲しかったのですが、在庫がこれしかありませんでした。
3
この見慣れないボタン。
実はこれリチウムバッテリーの中に別回路のバッテリーが入ってるようです。
おそらくキャパシター的なものなのかもしれませんが、万が一バッテリーが上がった時、このボタンを押すことで始動が可能とのこと。押してみると・・・
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このように青く光り、作動が確認できます。
テスターがあれば電圧測定してみたかったのですが、あいにく壊れたまま新しいのを買ってなくてテストできませんでした。
ボタンは一度押すと引っ込んでいて、その間はずっと作動しています。
もう一度押すことでキャンセルできます。
この緊急ボタンですが、同じ形のバッテリーでも付いていないタイプがありまして、僕はそっちが欲しかったのです。
というのもCCAが若干ボタン無のほうが高いのと、お値段も少し安くなるのでした。
どうせバッテリーが上がってもレッカーすればいいだけなのと、遠くまでツーリングに行くこととかはまず無いのでトラブルの原因になりえる要素は出来るだけ排除したいんです。
とは言え近郊ではシグナスに積めるのは在庫がこれしかないし、メガライフバッテリーはとにかく在庫がほとんど無いだけでなく発注しても納期1か月~未定とか普通なので在庫がある時が買い時ということで妥協しました。
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というわけで、比較です。
サイズは全く同じと言っていいです。あえて言えば若干厚みがメガライフのほうが薄く感じる程度でした。
気になる重量ですが、AZのリチウムほど軽くはありません。
とは言え純正の鉛バッテリーの半分以下にはなると思います。
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搭載。特に困ることはありません。
純正品取り付けと同じ手間でした。
AF1からAF2にした際、センサーのヒーター電源がECUからになったのですっきりしましたね。
プラス側に一本リレー直撃の線がはいるだけです。
バッテリーの交換時、重要なのは取り外し取り付けの際の順番です。
外すときはマイナスから、つけるときはプラスから。
この時さらに補足すると「外したマイナスはボディーから離しておくこと」
ですね。
ショートさせるととりあえず壊れたり火災になるので絶対にミスは許されません(笑)
7
電源ON!
右下が電圧です、単体で12.4v。いい数値かと思います。
また左下の時計が12:00になってますね。これはメーター取り付けた際はリセットされているのでこうなります。設定を開けて合わせる必要があります。
せっかくちゃんと合わせてあっても、始動時に電圧が下がりすぎるとこうなってしまいます。地味にストレスなんですよ・・・
そしてその上の段、左はヘッド温度、右側は空燃比です。
O2センサーがあったまるまでは24:1になります。
ちなみにAF1のときは18:1でした。
なんでなのかはわかりませんがこういう仕様のようですね。
その上は左がオドメーター、右はトリップメーターです
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セル回すと「キュボッ!」でした(笑)
キュキュキュとかではなく一瞬で始動しました。
当然メーターの誤作動も起きません。
で、アイドリング時の電圧が13.4v、少しアクセル開けてみると13.7vくらいまでは上がってました。
説明によると14.7v以上の電圧はNGとのことなので、乗ってみて数値はちょいちょい確認してみようと思います。ちなみにこのシグナスはリアルエナジーのMOSFETタイプを使っているので仕様が説明通りなら常に13.7v付近に調整される「はず」ですのでおそらくは問題はなさそうですが、所詮は社外品ですから信用はできません。
とりあえず新品の時の性能は把握できました。
あとはこの性能がどこまで維持できるのか未知数ですが、ネットをいくら見てもシグナスにメガライフのバッテリーを取り付けて長期レポートなどはありませんので僕が人柱になるしかないですね(笑)
とりあえず1週間くらい放置とか真冬で外気温度2度とかの悪条件を試したいですね。
感覚的には冬になるまでは問題なさそうな気がします。
あとリチウムあるあるの「しばらく乗らないとバッテリーが眠ってしまうため、始動時の儀式が必要になる」
というのもまだ検証してみないとですね。
おそらくこのタケガワメーターだと儀式が必要な状況の時は間違いなくエラーを起こすと思いますが、その時はまた対策を考えないとですかね。
とりあえず完成!
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