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2005年11月05日 イイね!

FD 足回りとタイヤ(ソフトユーザー向け)

適当にスポーツ走行を行うけれども、街中でも快適に過ごしたい・・そんな軟弱なソフトユーザーにお送りする、FD改(ソフトユーザー向け)シリーズ第2段!

 今回はいままでの、足回り関係の変更と効果をまとめてみました。
私は車を足に使います。もちろん町乗りで突上げるような車にしたくないし、車を長持ちさせたいですから、ラジアル派です。
そういうソフトユーザーに向けてのお話です。

①ノーマルサスペンション+BS S-07
 FD純正タイヤはBSのS-07という、専用設計のものが付いてくるのですが、このタイヤのグリップは、今のYHのS-Drive等のセカンドグレードとほぼ同じレベルです。
 ノーマルのビルシュタインダンパー付のサスは、このタイヤに合わせて調整されているので非常によくマッチングしています。
 特に旋回中のブレーキでは、かなり奥まで急な滑り出し等が起こらずにコントロールしやすかったです。   

②ノーマルビルシュタイン+アイバッハスプリング+BS S-07
 レートが4割程アップしているはずでが、乗り心地はあまり変わらず快適です。サーキットでは、ロールがやや減り、ステアリングの反応は鋭くなりますが、ブレーキ中での滑り出しがやや唐突になります。

③②+ トーコントロールリンク++BS S-07
リアが特に減速状態でスライドすると、ややギクシャクした感じが気になって、トーコントロールをキャンセルすることにしました。
 方法いは、リアのアッパーアームブッシュ4箇所をピロボール化する方法と、コントロールアームの2箇所をピロボール化する方法があります。ホットバージョンでこの2つを比較したビデオを見たのですが、テスターはアッパーアームの方を絶賛しておりました。しかしビデオで車の姿勢をよく見ると、アッパーアーム交換式では進入でリアの滑り方が大きく、トーコントロール方式は姿勢が安定しているように見えます。
またDECKに聞くと、トーコントロールブッシュの方が、低G領域及び前後Gに対しても動き易いので、効果が高いと聞き、この方式を選びました。
 効果は期待通りで、旋回で減速気味に入っていく場所で、コントロールしやすくなり、スピンしにくくなりました。

 この仕様で、今年の真冬に現在までの個人的なベストタイムを記録しています。

③ St. Boeso車高調+トーコントロールリンク+BS S07
 デフにノーマルのトルセンLSDを使用することを前提に考えると、イン側の車輪がリフトするとトルセンは差動制限が効かなくなるので、ストロークが長いものが安心と考えました。
 そこで迷った末にちょっと古いですが、ストロークも長い(ノーマル-4mm程)このセットを選択しました。

 ロールは激減しました。S字の動きもクイックになります。しかし、 F:13.4K R9.8kのバネはさすがに純正S07に対して硬すぎて、すっぽ抜けるようにグリップが抜けました。そこでメインスプリングをF10K R9Kに変更し、そこそこのバランスになりました。

 タイムは夏の終わりで、ベスト+0.3SECくらいですから、まずまずというところでしょうか?

④ ③+RE01R 
 グリップは凄く上がっていて、とにかく突っ込めます。しかし向きを変えるのが難しくなってしまいました。
 こうなると、車の向きを、荷重やアクセルでうまく変えれないので、操っている感じがなくなり、あまり面白くありません。コースがタイトなコーナーが多いので、タイムも③-0.1SECくらいです。 今の課題は、この01Rをうまく使えるセットと乗り方を見つけることです。

 ベストモータリングで元さんは、まったくノーマルの車をうまく操りますよね?ステアリングの入れ方は丁寧でないと、柔らかいサスではうまくタイヤを使え切れませんが、素晴らしくうまく乗っていると思います。
 硬いサスを入れると、割と適当な操作でも車が付いてきてくれるものですから、慣れると操作が荒くなってしまう気がしています。
 
 ミニサーキットで走る程度なら、ノーマルサスのまま、タイヤは2ndグレード品で練習するのが、一番楽しく効率的だと思います。

 ソフトユーザーさんも、ノーマルで気軽にサーキットで楽しめると思いますよ!只、ブレーキだけは、ベーパーロックやいきなりなフェードが起こらないように対策して下さい。
気軽にサーキットで車の奥底まで味わいましょう!

追記11/29日
⑤ ③(スプリングF13.8K R9.8K+RE01R 
④で問題となったアンダーステアはほぼ解消。バランスは良くなりました。
車高は、メーカー推奨位置でショックのシートを合わせると、フェンダー頂点で見てF653 R655mmとなりますので、その状態です。
もう少しアンダーを消したいので、今後車高&アライメントの微調整をしていくつもりです。

2005年11月05日 イイね!

FD水温対策(ソフトユーザー向け)

適当にスポーツ走行を行うけれども、街中でも快適に過ごしたい・・そんな軟弱なソフトユーザーにお送りする、FD改(ソフトユーザー向け)シリーズ第1段!

 FDが水温に厳しいことは有名です。
今回はその件についてまとめてみました。
  
○水温変化で、何が起こるか
 純正ECUでは水温により、様々な制御を行っています。
集めた情報をまとめてみました。型式により、若干異なると思います。
(間違っていたらゴメンなさい)

水温
78℃以下:ECU冷間時制御(ブースト0.6bar、燃調濃い目)
80~90℃:正常作動(ブースト0.75)
90~℃ :徐々に点火リタード&燃料を濃く
101℃以上:低速FAN作動開始 MAXブースト0.6に制限
108℃以上:中速FAN作動開始

 以上から、エンジンの出力を保とうとすると、水温は80~90℃、最低でも100℃以下に保つ必要があります。しかし冷却FANは101℃でしか回り始めません。
(なんだかな----) 
またマツダでは水温のMAX(いきなり壊れない温度)を116℃と規定しているようです。 

○冷却改造とその効果
 FDの冷却系は1~4型までは何も変更がありません。
5型で280PSのラジエターが25⇒28mmのコア厚となり、バンパーの開口面積が拡大され、多少の改良がなされています。

 水温を抑えるアイテムとしてVマウントがあることは有名です。これはサーキット連続周回しても水温はかなり押さえられ、インタークーラーは大型化され吸気温度も抑えられるので、出力も大きくすることができるようです。それでサーキットを攻めるハードユーザーの定番となっています。しかし、価格はお手軽というものではありませんし、重量も嵩みます。また、冷却FANが車の下につくので、コースアウトしたダメージも大きくなってしまいます。

 そこで私はソフトユーザー代表として、Vマウントを使わずに、適当な妥協点を見つけることを試してきました。

 下に自分のFDで今まで行った改造と効果をまとめてみます。
条件は、外気温25~30℃ 同じミニサーキット(MAX14+kmの2~3速)をほぼ同じタイム(この頃のベストの2秒落ち。エンジン回転数7000RPMリミット)で走っています。 

           水温100℃までの走行可能時間 
①ノーマル            4分

② ファンコントローラ(FAN中速)  6分
 
③ ②+コンデンサ傾+ラジエター隙間塞ぎ  7分 

④ ③+ スーパー冷却銀次郎  10分

⑤ ④+FAN高速作動      12分  

 外気温、アクセル全開時間等多少の差はあるので、データの誤差は多少あると思われます。またコースによっては違った傾向も出るかもしれませんので、その点はご容赦下さい。

 電動FANは中・高速で長時間運転させると、FANの寿命低下、バッテリーの過負荷等が考えられますので、バランスを考慮して下さい。

 話によると、Vマウントでは30分全開でも100℃には至らないとのことなので、それに比べれば効果は低いですが、ラジアルタイヤの熱ダレはもっと早くから起こりますし、自分の集中力も10分が限界ですので、さほど問題は感じておりません。

ご参考までに・・・・
PS  大きな国際コースで連続周回すると、水温は100℃超えていたので、07年8月にTRUST GReddy アルミニウムラジエターを追加しました。

 この仕様で、鈴鹿フルコース2分30秒台で2周連続アタックでの最高水温は94℃(外気温16℃)。
ソフトユーザーとしては、問題のない状態だと思います。

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