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例の如く、勝手な印象を皆さまにお伝えする、車の印象シリーズ第6弾！今日はLEXUS　GSです。もうお乗りになった方も多いと思いますが、今回は広--------い場所で乗ることができましたので、ご報告致します。

○見てみて
　サイドビューのガラス面積の狭さが独特ですよね。特に後ろの幅と高さのバランスなんかが・・私は何故か鯨を思い起こしてしまいます。チリの精密な合わせ方等はさすがにトヨタの気合の入った作りです。

○乗ってみて
　運転席に座ると、幅はさすがに広く、ゆったりとしてます。シートも固めで、形も良さそうです。左の方ににボタンを押すと、格納式のｽｲｯﾁｷｰBOXがせり出してきたりして、ちょいと面白いです。後ろの席は、前後長は余裕があるんですが、高さはルーフを絞っているので、そんなに余裕はありません。上下方向の狭まった窓は独特の空間感覚があると思います。（TVRのサーブラウって知ってます？ちょっとあんな感じかな）　で、凄いのは、マークレビンソン・プレミアムサウンドシステム！素晴らしく強く、それでいてクリアな低音、厚みのある中音、高音、
こんなにいいオーディオを聞いたことは御座いません。
（といっても私は素人ですが・・）これを聞く価値はあると思います。

○運転してみて
　4.3Lはトルク、パワーともに強大。以前に乗ったマジェスタよりレスポンスに優れる気がします。
音もｱｲﾄﾞﾘﾝｸﾞは全くわからないくらいのﾚﾍﾞﾙで、この分野はサスガにトヨタの真骨頂！

　サスは2段切替ｽｲｯﾁがついていて、NORMALはﾊﾞﾗﾝｽ良い味付けです。SPORTSになると、ホントにスポーツな味付けで、FD+車高調の私の車並み！の硬派な乗り心地を味あわせてくれます。

　直進性ですが、140km/hまでは従来のトヨタ車からすると格段の出来で安定感も非常に高く、ｽﾃｱﾘﾝｸﾞもﾏｼﾞｪｽﾀと比べると重めで据わりが良く、この日試した範囲では外乱にも強そうに感じました。

　実は、この車にはアクティブステアリングなるものが付いていまして、これが勝手にハンドルの切りましとか、カウンター操作やってくれるのですが、これが凄い！限界まで持っていって、右左にレーンチェンジしても、まったくお尻が出てくる気配がないのです。　普通の旋回では、初期にはクイックに旋回を始めるのですが、その後の挙動は徹底的にアンダーしか出ないようになっています。
　通常では曲がれない速度で進入しても、車が勝手にドンドン減速しながら安全に曲げてくれるという車でした。

○まとめ
　FRで安全性を技術で極めると、こういう車になるという代表作でしょう。でも、アクセル、ブレーキで姿勢を作って楽しむスポーツカーとは別の方向ですね。　高級セダンの一つのあるべき姿でしょうが、BMWなんかはどうなんでしょうか？
　
　でもねぇ、なんてったって
マークレビンソン・プレミアムサウンドシステムは最高！
　なんですから！！！