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2012年10月12日 イイね!

'12F1  日本GPとその後・・・

'12F1  日本GPとその後・・・ さて、前日のイエロー区間もありながら、見事な走りで予選4番手、グリット3番手をGETした可夢偉選手が、これまた見事な走りで3位表彰台をGETした、感動の日本GPでした。
 もちろん我が家ではF1ファンの4人が大騒ぎしながらの、スカパー生観戦で、感動させて頂きました。可夢偉選手、ありがとう。
 今回はスタートでポイントリーダーのアロンソが、ライコネンと接触してパンクからリタイヤし、ウェバーが史上最も危険なミサイリー・グロージャンの体当たりに遅れ、その間に後方のバトンやマッサが上位に進出。特にマッサは新品タイヤスタートが可能なQ2落ちという立場を生かして、第一スティントを長めに走ることで、バトン、可夢偉を出し抜いての2位。マッサの表彰台は2年ぶりということで、来期のフェラーリ続投に大きく前進するものだと、少なくとも本人は思っているようで、よかったですね。
 さらに優勝は2戦連続でベッテル。この高速コースが続く鈴鹿では、新しい排気系の改良でのDF獲得が大きく影響して、ペース的には他を寄せ付けない、圧倒的なアドバンテージを見せ付けました。
 ポイントもリーダーのアロンソに対して僅か4ポイント差と超接近。最近の勢いを見るとクルマの速さはレッドブルに軍配があがるでしょうから、老練なアロンソも追い込まれました。と今期のポイント争いに目が離せなくなりそうです。
 恒例の動画は英語版のダイジェスト。
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 FIAダイジェスト。これはカッコイイですよ。最後のカムイコールで泣けます。
<embed src="http://player.youku.com/player.php/sid/XNDY0NDg4MTQw/v.swf" allowFullScreen="true" quality="high" width="580" height="460" align="middle" allowScriptAccess="never" type="application/x-shockwave-flash">
  可夢偉の表彰台 
 さて、我等が可夢偉選手のレース。金曜日の出来からすると、Tak_S的には必ずしもクルマの出来がよくなかったように見えますし、本人も夕飯が喉を通らないくらい焦っていたようです。新しいパーツを持ち込んでも、それが上手く機能せずに試行錯誤している状態。土曜日の朝のFP3でもそれほど改善することもなく、コースオフしてしまうほど。それが予選直前に一か八かで試したセットが上手く嵌ったのか、いきなり快速ペースを得て予選、決勝の活躍に繋げられたのは、ある意味幸運としか言いようのないことなのかもしれません。
 決勝のスタートでは上手くウェバーを交わしての2番手へ。ここでスタートが少しでも遅れていれば、ミサイリー・グロージャンの餌食になっていたに間違いありませんから、これでも大きな分岐点。
 その後バトンが早めのストップに来たので、それに反応してのピットストップ。ここでタイヤ交換もザウバーとしては満点の出来!(それでもマクラーレンの1秒遅れですが・・)続く第2スティントでは、予想よりもタイヤの垂れが早くて、ペースダウンが早く起こってしまいます。そこでリスク覚悟で最後のストップを早めに行い、それから自己ベストを連続してバトンのストップに備えますが、そこでもなんとかリードを保つことに成功。しかし早めのタイヤ交換は必然的に終盤のタイヤの垂れへと繋がり、最後の5周はバトンとの差が1秒程の大バトルが続きます。それを見事に防ぎきっての3位は見事としか言いようがありません。
 今年の今までのザウバーの表彰台は予選後方に沈んだペレスが、上位と違うタイヤ選択をしながら、出し抜いての表彰台だったのに対し、今回の可夢偉の表彰台は、上位と全く同じ条件で勝ち取ったもので、もちろんザウバーにとってもダントツで今年のベストレース。このレースに限ればトップチームに移籍するのは可夢偉の方が相応しいと思える内容でした。

 何故バトンを防ぎきれたのか?
 ストレートが速いマクラーレン相手に好バトルを演じ、1秒付近の差までは詰め寄られるものの、最後のラップになるまでDRSゾーンに入れさせなかった可夢偉ですが、その秘密はシケインの抜け方にあると思っています。セクター1からセクター2に掛けて毎周0.2秒程詰められていた可夢偉ですが、DRSが作動するかどうかを判定するラインはシケイン直後。このラインでのタイム差が1秒以上あれば、バトンにDRSを使われずに済むわけですが、なかなかDRSに入らせなかったのは、このシケインの立ち上がりで、可夢偉の方が速かったわけです。その理由は、最初の右のシケインをバトンが深く跨ぐのに対し、可夢偉は少ししか跨がない為、立ち上がりでリアが暴れずにトラクションを掛けられていたから。これを繰り返しながらバトンも見抜かれずになんとか凌ぎ切ったのは、スゴイと思いました。

 日本GP後
 当然可夢偉は來シーズンのシートも確保できたとの感触があったと思います。当然我々ファンもそう期待していたはず。ところがその後事態は予断を許さない方向へ向かっています。
 昨日ザウバーCEOに就任したモニシャ・カルデンボーン氏によると、『表彰台は可夢偉の将来に影響しない』とのこと。これだけでは意味が判らなかったのですが、その後の情報を集めると、可夢偉がスポンサーを持ち込まない限り、来期のシートは無い模様なのです。今のところ来期の候補は、今年のテストドライバーのグテッィエレスとヒュルケンベルグとの噂が飛び交っています。
 グテッィエレスはペレスのスポンサーでもあるメキシコ通信会社のTELEMEXのお抱えなのですが、そのTELEMEXはマクラーレンのサポートへと流れる噂もあるので、ザウバーへのサポートも低下するでしょうから、そこをなんとか突けばまだチャンスがあるかもしれません。
 これほど才能のある日本人ドライバーは、後にはなかなか生まれないと思われるのも事実。日本の企業はなんとかスポンサーになってあげて欲しいと思います。
 または、可夢偉のファンで募金を募って、皆がスポンサーになって走らせるというのは如何でしょうか?鈴鹿に10万人のファンが集まったなら、一人1万円出せば10億円集めることも出来ます。そのくらいの金額ならば、可夢偉から貰える元気から考えれば、安いものかと思いますが・・・
 なんとか来期のシートを確保して貰いたいと願っています・・。
Posted at 2012/10/12 22:32:53 | コメント(7) | トラックバック(0) | F1 | クルマ

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