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　本日鈴鹿で行われた日本GP予選では、PPをベッテルが1’30.9を叩き出しGET。2位ウェバー、3位バトンと続き、なんと4番手には我らが小林可夢偉選手が1’31.700の好タイムをたたき出して獲得。
　バトンがギヤBOX交換の為に5番手グリット降格となりますから、明日の決勝では可夢偉は2列目の3番手グリットからのスタートとなります。

　写真は昨日の練習走行の様子を撮影。Tak_Sは例年通り金曜日だけ撮影に行ってきましたが、今年の金曜日は前日にシューマッハ引退が発表された影響か、昨年よりも人が多い気がしました。
写真はまたそのうちにアップするつもりです。
　そんな金曜日、可夢偉選手はフリー走行のFP1でニューパーツをトライしている模様でしたが、イマイチ決まりきってない模様。　FP2ではソフトタイヤのアタック走行は殆ど行わずに、とにかくロングランで走りこみながら、本戦用のセットアップを作りこんでいるように見えました。
　土曜日のAMのフリー走行FP3でも軽いタンクでのタイムアタックを一度も行わなかったので、Tak_S的には予選の順位は諦めて、本戦のセットアップのみを追及しているように見えたのですが、予選が始まると意外や意外、タイムがしっかり出ることに嬉しい驚きです！
　
　最後のQ3のアタックでは、セクター1は3位バトンとほの同じタイム。セクター２では直前のライコネンのスピンがあって、イエローフラッグの中ｱｸｾﾙOFFとDRSをうまく使えてない分が出て、0.2秒のタイムダウン・・セクター３は上手くまとめてバトンとほぼ同ﾀｲﾑ。セクター２でイエローが出なければ、バトンのタイムと拮抗する31.3に到達した可能性もあります。
　また来期マクラーレンに移籍するペレスに対して、0.．3秒のタイム差、タラレバを考えると0.5秒以上の差を付けての予選4位は立派。こういう予選をみると、僚友のメキシコ人よりも予選や一発の速さは上だと言えると思います。

　本人は優勝する気満点だったようですが、レッドブルのペースが予想よりもかなり速いので、さすがにちょっと弱気になったか？？表彰台狙いに目標変更の模様。　しかしレッドブルのルノーエンジンに搭載されているオルタネータはトラブルが多く発生。聞けばイタリアのマレリ製だとか。・・つまりフェラーリの国の部品なわけでして、なかなか対策が進んでいないかも・・ということはレッドブル２台がリタイヤする可能性だってありますから、。そうすれば可夢偉初優勝も夢ではない！
　
　ﾎﾟｲﾝﾄリーダーのアロンソですが、フェラーリの風洞がいよいよ使えないことがはっきりして、トヨタの風洞をメインに使うことになりそうです。ということで、TDP出身の可夢偉ですが、フェラーリエンジンを使うチームには、プレッシャーを与えれるかもしれません・・？？？？
　
　ということで、明日の決勝は楽しみですね♪