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2020年02月22日 イイね!

Ford v Ferrariを観て思う

Ford v Ferrariを観て思う

すでに40日以上も前のことになるが、

映画Ford  v  Ferrariについて記しておこう。

映画公開初日の1月10日は、オートサロンを楽しんだ後夕刻に映画館へ足を運んだ。



 


すでにいろいろな媒体で評論されているが、レース題材の娯楽作品としてよく出来ているし純粋に楽しめた。私の少ない知識を以てしても、史実と違うところはいくつか指摘できるがそんなことはどうでもいい。

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映画の表題はFord v Ferrariだが、主題はFord V Shelby であることは明らか。

大企業FORDと一匹狼であるShelbyの物の見方、車造りのアプローチは大きく異なる。


 



Shelbyは自分のやり方を貫くため、FORD首脳陣とぶつかり、信頼するドライバーであるKen Milesを採用するよう苦心する姿が映画の半分くらいを占めるのではないだろうか。

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1966年のルマンの結果はご存知の通りだが、

この映画を観て、よくやったCaroll & Ken!というカタルシスは得られない。

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「ハリウッドによる娯楽作品らしくない終わり方」も個人的には高ポイント。

ブルーレイが発売されたら購入したい。

Posted at 2020/02/22 15:13:42 | コメント(0) | トラックバック(0) | その他 | 日記
2020年02月16日 イイね!

ポルシェ カレラGT Code 980

ポルシェ カレラGT Code 980
ポルシェについては知識が乏しく、所有したこともないので書くことが憚れたのですが、
褒めずにはいられないと心底思ったのがカレラGTです。






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2003年から2006年頃にかけて生産されたカレラGT、新車当時は人気が今一つでした。
同時期に作られたFerrari EnzoはF1マチックを採用していましたが、カレラGTは3ペダルの6MT。
レーシングエンジンとして設計された5.7L V10は回転部分の質量が少なく鋭いふけ上がりと、素早い回転落ちが得られるのですが、慣れないとスムーズに運転するのが難しい。



カレラGTオーナーの好意により、この貴重なV10ポルシェを運転させていただいたので
感想文を記しておきます。



612PS/8000rpm、最大トルクは600Nmを5750rpmで発生。
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車台はCFRP製、ボディパネルもCFRP製で車両重量は1400kg程度。
これは乾燥重量ではなく、Mass of running order実際に走れる状態の重さです。
ドイツの厳格な基準により計測されていますから信じてよさそうです。

暖機が済んだV10はごく普通の音圧でアイドルし、振動も少ない。
クラッチの重さもこの手のハイパフォーマンスカーとしては普通。
1速にエンゲージし、発進。
世間で言われているほど発進は難しくありません、ツインプレートクラッチも普通につながります。

街中を3000rpm以下で走っている時、エンジンはガラガラとざらついた音と振動で
正直なところ調子悪いのでは、と思ったほど。

ところが、首都高に入りアクセルを深く踏み回転が3000rpmを超えると・・・

突然排気音が澄み、振動が消え、ファ―――ンと一気にレッドゾーンを目指してふけ上がります。
全負荷で加速している時の排気音は完全に調律のとれた弦楽器のように美しい。
音圧は大きすぎることは無く、良識のある大人が運転する車として恥ずかしくないでしょう。

あっという間にレッドゾーンに入ろうとしますので、シフトアップは迅速に行う必要あり。
のんびりとクラッチを踏んでシフトレバーを操作していたのでは回転が落ちて、ギクシャクします。

パワーバンドに入った途端こんなに変貌するエンジンは現代の車では見かけなくなりました。
シフトレバーは短いストロークで確実にエンゲージできます。
ブレーキ性能はポルシェですから、語らずとも。
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市販車のエンジンはFerrariが最高でしょと思っていましたが、
カレラGTには完全にやられました。

数値性能はもちろんのこと、官能性能でもFerrari製V8は敵ではなく、
最新のFerrari V12よりも軽くふけ上がるポルシェ製V10を礼讃しないわけにはいきません。
しかもこの素晴らしいエンジンを両足を使ってダイレクトに駆ることが出来る高剛性シャシに、
安心して踏めるブレーキ、ゲルマン人が本気で作った機械は凄い。。
Posted at 2020/02/16 15:47:01 | コメント(2) | トラックバック(0) | ドイツ車 | 日記
2020年02月04日 イイね!

2019年Ferrariの業績は?

2019年Ferrariの業績は?
2月4日にFerrari S.p.A.の2019年業績が発表されました。


売り上げは伸び、出荷台数は2018年比+9.5%の10131台です。




モンテゼモーロが会長だった頃、
7000台/年に抑えると言っていたのも今は昔、
ついに1万台超えですか。。



2020年も目標通り、もしくは目標を上回る業績が予想されていますし、
Brand Finance Global 500が発表したブランド力では世界一になりました。
Ferrariに死角はないのでしょうか。

世界的な金融危機でも起きない限り、商売は問題なさそうです。
しかし、欧州では内燃機関で走る車のCO2規制は厳しくなっていきます。
今年は企業加重平均で130g/km以下であることが求められ、
2021年からは95g/km以下となります。

95g/km以下と言われてもピンとこないと思いますので、
現行モデルのCO2排出量を見てみましょう。(WLTP計測値)
ポルトフィーノ: 276g/km
488Pista:282g/km
812Superfast:366g/km 
GTC4 Lusso:366g/km
SF90は認証が終わっていないのでCO2値不明。

やばいですねー、大幅に規制値を上回っています。
年産1万台以下の自動車メーカーには緩い目標値が設定されるのですが、
今後はFerrariも大量生産メーカーとみなされるかもしれません。
欧州におけるCO2規制不適合の罰則は厳しいです。
ちなみに日本国内では少量生産車として扱われるので燃費規制の適用は無し。

CO2規制はともかく、
フェラーリオーナーの心情として、あまり台数が増えるのは・・・
Posted at 2020/02/08 19:12:25 | コメント(0) | トラックバック(0) | Ferrari | 日記

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「高いような気がしますが、短時間なら問題なし??」
何シテル?   10/17 22:11
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