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初めて接したのはちょうど５年前の６月、

秩父の峠に連れ出してみたらパワーと小さな車体の組み合わせが道路環境にドンピシャ。

それからずっと、気になっていた。

Abarth595を買い足した友人もいるし、

次期型595は洗練されて、現行型のような面白さがなくなってしまう恐れもある。

ということで、迎え入れることにしたのがこいつ。

乗るならLHD、MTのCompetizioneでしょ、

もしくは限定の595 Pistaか、

などと思案していたものの諸事情により全く方向性の異なるモデルになった。

Turismo, RHD、セミオートマチック、しかも屋根開き。

MTで乗りたかったけど、屋根開きの気持ちよさも捨てがたい。

５年ぶりに乗った595、楽しさは変わっていなかった。

ブーストがかかると急に元気になる古典的なターボエンジン。

短いホイールベースがもたらす機敏な動き。

横からみるとチョロＱだわ。

数値で表せる性能は大したことないのに、楽しさ係数はトップクラス。

今の時期は日が落ちてから屋根を開けて走るときもちいい！

窓も全開にすればかなりの解放感。

憎めない犬みたいな顔つきで女性受けは良好。　たぶん

レコードモンツァの爆音も捨てがたいが、

屋根を開けて流すには標準マフラーの音圧がちょうど良いのかも。

正直なところ、４８８ Pistaは速すぎる。

アクセルを深く踏むとワープします。

488Ｐｉｓｔａと595、どちらも走るおもちゃという点は共通。

それぞれに良さ、たのしさがあるから車はおもしろい。