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2020年09月13日 イイね!

Ferrari F8 TributoとF142プラットフォーム

Ferrari F8 TributoとF142プラットフォーム

友人のF8に触れてきたので、

この長く続いてきたF142シリーズについて記しておこうと思う。



 







2009年に発表された458イタリアから採用されたF142プラットフォームは、

488、F83世代に渡ってすでに10年以上フェラーリミッドシップモデルの骨格を支えている。

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長期使用を見越して設計したのだろう、この間に強化された衝突安全基準「ポール側突」にもそのまま対応出来ている。

あまり知られていないがこの衝突基準をクリアするのはなかなか大変なのよ。


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いっぽう、エンジンの方は4.5L自然吸気から、488において3.9Lターボ過給と別物になった。

F8Pistaと同じエンジンを載せているが、PM規制に対応すべくGPFが装備された。

最高出力には変更ないがその発生回転数は、Pistaの8000rpmから7000rpmへと下げられている。

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友人の言葉に甘えてちょっとだけ運転させてもらった。

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排気音はPistaに比べると「ガ音」が抑えられており心地よい。

音圧は数dBは低く感じるし、室内へのタイヤからの透過音も格段に低い。

普段使いや遠出にはF8が適しているのは自明。

工業製品として贔屓目なくいい車と言える。


トルクカーブ、回転マナーはPista比で大きな差は感じられない。

トランスミッションの変速は更なる改善が認められた、

変速ショックは低負荷域では皆無、シフトスピードは全く文句のないレベル。

こうゆうものの評価は、人間の感覚が大切。


人の五感は時として計測機器よりも鋭いし頼りになるのだ。

イタリア車に乗って楽しいと感じるモデルが多いのは、

人間の感覚を重視して最終チューニングをしているからではないかと思う。


 F8 Tributoとその名が示すように、歴代V8フェラーリへのオマージュ。

ガソリンのみで走るV8フェラーリの完成形であり完結編。



いや待てよ、

フェラーリのことだからF8にも軽量仕様を計画しているよねきっと。。

Posted at 2020/09/26 11:26:16 | コメント(0) | トラックバック(0) | Ferrari | 日記
2020年08月13日 イイね!

カレラGTとPistaで散歩

カレラGTとPistaで散歩暑い日が続いてますね、こんな日に暑苦しいハイパフォーマンスカーに乗る気にはならないのですが、友人のカレラGTと久しぶりに首都高へ出撃してみた。




7月は雨が多かったのでPistaに乗るのは50日ぶりかな。
バッテリコンディショナーを繋いでいるので一発で始動。
2台でのんびりと走行。
いつものPAへ。
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ここは日陰があるので暑い日は助かるなぁ。

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カレラGTの後ろを走るのは愉しい。
あの素晴らしい排気音が聴けるから。
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この手の車に対する世間の目は厳しくなっているのは間違いない。
環境には良くないし、パワーがありすぎて危険という意見もごもっとも。

でもね、車自体が悪いんじゃない。
法規を守って、安全運転に徹して走らせればこんなに安全な車は無いとおもう。


設計速度が高い車を法定速度を守って走らせれば、
余裕率が普通の車よりも大きいのは明らか。
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止まる、曲がるに余裕がある状態で運転すれば、危険回避にも優れる。
ようは、運転者の心掛けしだい。

なんの役にも立たないおバカ車かもしれないど、
公道では安全運転に徹しますので通報しないでね(^^)
乗っているのは良識ある、善良なおっさんである場合がほとんどです。


いつもの所でお茶したのち解散、
おっさん二人は無事帰還。
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発熱量が多い車にこの時期に乗るのはちょっとかわいそうかな。
秋が待ち遠しい。。
Posted at 2020/08/13 20:39:05 | コメント(1) | トラックバック(0) | 首都高 | 日記
2020年08月05日 イイね!

発表 GMA T.50

発表 GMA T.50エンジニアリング的妥協を廃した車であることは間違いない。


数値には表すことが難しい、気持ちよさ、機械と人間の理想的なやり取り、音色など
すべては最高の運転体験のために作られた車だ。

後部に備えられたサクションファンによりダウンフォースの中心は
車両の重心とほぼ一致するという。
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ディフューザーの形をあえて空気層が剥離する急な角度にしておき、
そこへファンの吸気口を備える。
ファンの回転速度を走行状況に合わせて制御することにより、
自在にダウンフォースを操ることができる。
本当の意味でのActive Aero。


運転席は当然、車両センター。
でもこれを実現するのって大変なのよ、シャシの剛性を確保するうえでは不利だし、
乗降性も決して良くない。
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左右コーナーにおいて同じ視界を得るという点ではもちろんベストな選択。
スイッチの操作感にもこだわっている、
タッチパネル式スイッチを車に採用するのは危険とゴードン氏は言う。
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エンジンはコスワースが製作を担当。
4L V12 663PSを11500rpmで発生。レブリミットは12500rpm。
48V駆動のモーターをクランクシャフト前端に直結し、
このモーターでエンジン始動と発電を行う。
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ベルトで駆動する補器類は1つもない。
エンジン後ろの6MTは小さく、軽そうね。

今回発表された車両はまだ走ることが出来ないようなので、
走行できる試作車の動画リリースを楽しみに待ちたい。

100台しか作らないみたいだけど、日本国内にも数台は入ってくるはず。
生産開始は2022年1月からとのこと。
現車を見る機会があれば声を掛けてくださいね(^^)
Posted at 2020/08/05 23:29:36 | コメント(1) | トラックバック(0) | 英国 | 日記
2020年08月02日 イイね!

Abarth 595 どうよ?

Abarth 595 どうよ?
Abarth 595が我が家にやってきてから1カ月半が経過、
走行距離も1000kmを超えたので思ったことを記しておこう。




車に乗るときはほとんど一人。
3人で以上で乗ることは皆無となってしまった我が家にとって、
Abarthのサイズは全く問題になっていない。
小さい車を久しぶりに所有してみて感じたのは、
出先での駐車場が広くなって嬉しい。どこでも余裕で停められます。
(奥に写っているのが私の595)
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気軽に散歩に出掛けられる。
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道が狭いところでも威圧感を与えずにすむ。
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先週は山中湖方面へ雨の中出かけてみた。
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高速道路の長距離移動も快適でした。
ホイールベースが短いので落ち着いたフラットな乗り心地とは言えませんが、
不快な突き上げは無いし、思ったよりシャシ剛性が高い。
帰りは道志道でしごいてみたが、重心が高いのが気になったくらい。
山中湖往復約280kmを走り、燃費は約16.5km/L。


室内からラトル、軋みなどの低級音も一切なし。
Ferrariでさえ、内装からの低級音は標準装備されていることが多いですから。
Abarthの全体的な満足度高し。

一方、改善すべき点は;
6速トランスミッションが欲しい。
高速道を巡行する際はやはりあと1速欲しい。
燃費も騒音も低減するでしょ。

被害軽減ブレーキが欲しい。
400万円近い車両なのにADASが1つも用意されていない。
設計年次の古さ故仕方ないが、ここは次期型に期待。

乗車姿勢の自由度が低い
ステアリングホイールの位置調整は上下のみだし、座面が高い。
コンパクトカーは室内長が限られているから高く座らせるのは普通なんだけど
どうもしっくりこない。

それでもね、
大衆車ベースでここまで楽しく、所有する満足感が得られる車に仕上げたのはさすがイタリア。
品質面も今のところ全く問題なし。
普段の足として、趣味車として満足できると思います。


いじる楽しみもありそうだし。。。
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Posted at 2020/08/02 13:58:16 | コメント(1) | トラックバック(0) | イタリア車 | 日記
2020年07月01日 イイね!

マセラティの新エンジンに期待!

マセラティの新エンジンに期待!

今年9月に発表されるマセラテイMC20に搭載されるエンジンの詳細がリリースされた。

先ずは写真でその外観を見てほしい。

一目で低く、小さくつくられているのが分かると思う。







 



注目すべきは副燃焼室を備えていること。

レシプロ内燃機関で出力を上げるにはピストンを押す力(圧力)を高めればよい。

たくさん燃料をぶち込んで燃やせば圧力は上がるけど、燃焼温度も上がり(NOxが増える)、熱熱効率は下がる(冷やす必要あり)ので面白くない。

燃焼温度を上げずに、高い圧力を得るための技術が副燃焼室を用いた超希薄燃焼なのです。



 



GT選手権やF1でも採用されている副燃焼室を備えるガソリンエンジンの概要は以下の通り。(アクティブプレチャンバー方式)

副燃焼室内に備えたスパークプラグの近傍でごく少量のガソリンを吹いてやる。

副燃焼室内で発生した火炎は、副燃焼室に開けられた穴(6~8個)から主燃焼室に飛び出していき、希薄な混合気を素早く燃やす。


燃えにくい超希薄混合気でも火種(上記の火炎)が強力なら素早く燃やせるし、燃やす燃料が少ないので温度も比較的低い、よって熱効率が高まる。

(下図は三菱重工株式会社殿の特許書面から拝借)

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電気自動車が注目されているけど、内燃機関にもまだまだ改善の余地がある。

いつもここで述べているように、エネルギーの有効活用を評価するにはTank to Wheel(車単体の効率)ではなくて、Well to Wheel(エネルギー供給源からホイール回すまでの効率)で考えなくてはいけない。

ガソリン内燃機関の熱効率が45%を超えてくると、火力発電でつくられた電気で走るEVよりもWell to Wheelの効率がよくなってくる。




マセラテイの新エンジンは2つのスパークプラグと2つのインジェクターを備えているので、

希薄燃焼とストイキを負荷に応じて切り替える方式のようだ。

いずれにせよ一般的なストイキ燃焼エンジンの熱効率を上回るはず。

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この写真をみて、フライホイール&フランジがデカいなと思った方鋭い。

(クラッチやトルコン以外にも・・・?)



モデナのエンジニアの皆さん、

化石燃料を燃やして走り続けたい車好きに希望を与えてくれてありがとう!

MC20にも期待しております。

Posted at 2020/07/02 19:44:09 | コメント(0) | トラックバック(0) | イタリア車 | 日記

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何シテル?   10/17 22:11
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