• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

安藤二七美の"初代 インサイト" [ホンダ インサイト]

整備手帳

作業日:2023年7月9日

解体部品のナックル等々を手に入れた(初代ZE1型インサイト)

他の整備手帳を見る 他の整備手帳を見る

目的 修理・故障・メンテナンス
作業 DIY
難易度

初級

作業時間 30分以内

1
ヤフオクで落札した、初代ZE1型インサイトのフロント、左右のナックル。
それも、アルミ製ロアアーム付き。
片側1つ、2万2千円。
左右セットで4万4千円、+送料。
===
ロアアームなんて、けっこうなスピードで側溝に脱輪でもしない限り、めったにぶつけるものじゃないけど。
手に入るうちに確保しておいたほうがいいのは、新品のホンダ純正部品だけじゃない。
今となっては、解体部品の出品もすっかり少なくなってます。
(そこまで知ってての高額出品なんだろうね)
===
この機会を逃してはいけない!と落札はしてみたものの、このままでは場所を取る。
それで、バラしておくことにしました。
2
まずは、ハブボルトから。
冬のスタッドレスへのタイヤ交換の時に、ゆるんで外れることを恐れて、無理やりものすごい力で締めつける人、いるじゃないですか。
そういう人達の中から一定の確率で、このハブボルトを折ってしまったり、走行中に折れてタイヤが外れてしまって事故になったり、してるじゃないですか。
そこまで極端ではなくても、長期的に錆びて強度が落ちてきて、ヒビが入ってきたりする事例もあるみたいだし。
何を言いたいかというと、ハブボルトも長期的には消耗品。
似たような大きさの複数の車種で共用になってるはずだし、そんな簡単に生産完了するはずは、ないんですけどね。
でも、初代ZE1型インサイトのハブボルトは、とっくに生産完了。
他の似たような大きさのホンダ各車とは、共通じゃないみたい。
と、いうことは……
もしかして、これも当時の燃費世界一を実現するために無理してがんばった専用品?
その辺の事情は、さっぱりわからないけど。
今となっては二度と新品で買うことはできない希少品。
これはキープしておかなくちゃ!
……というわけで、CRCよりも強力な浸透潤滑剤、ラスペネを吹いたところ。
3
そして、プラスチック製のハンマー(通称プラハン)で叩いてみてるところ。
プラハンじゃなくて、ゴムハンだったかもだけど。
これを連打して抜き取るのは、今となっては過去の話。
昔はこうやってたよねぇ、という感じで撮ってみただけです。
4
ここでハブボルトに取り付けたのは、KOTO(江東産業)のボールジョイントノックリムーバー。
・INR-10(M10×P1.25)
・INR-12(M12×P1.25)
・INR-14(M14×P1.5)
5
そして、同じくKOTO(江東産業)の製品。
こちらは、エアーハンマー用ロッドを、エアーハンマーに取り付けたところ。
===
エアーハンマー用ロッド 3/8
INR-3/8
6
エアーハンマー(に取り付けたロッド)で、ハブボルト(に取り付けたボールジョイントノックリムーバー)を連打する。
……と、瞬殺で抜けました。
7
エアーツールを買うということは、時間を買うこと。
衝撃で手首が痛くなったり、重たいハンマーを振りかざしまくることで腕も痛くなったりしながら、根性で連打しまくっていた日々は、何だったのか?と思ってしまうぐらい、8瞬の出来事でした。
(一瞬が4本ずつ、左右8本で、8瞬)
8
ハブから抜けても、ナックルが邪魔で抜けない?
いやいや、大丈夫。
ハブを回転させると、1ヶ所、ハブボルトを抜き取れるスペースがあります。
4分の1回転ずつ回していけば、簡単に抜き取れます。
9
生産完了品、初代ZE1型インサイト用のハブボルトが8本。
まともな健常人には、ただの産業廃棄物、あるいは燃えないゴミ?
いやいやいや、病人には一生の宝もの。
===
【部品番号】
90164-S3Y-000 ハブボルト
(生産完了)
10
弱粘(ジャクネン、養生用のテープ)でまとめて、長期保管です。
11
続いては、残りのハブとナックルとロアアーム。
まずは、ナックルからハブを外しましょうか。
12
足まわりの部品って、けっこうな力がかかるから、太いボルトがけっこうな力で締め付けられていることが多い。
車体に装着されている状態なら、力を掛けやすいからラクなんだけどね。
こうやって中途半端にバラした状態で地面に置いてると、ゆるめるのも締めるのも、けっこう厄介。
そんな時は、エアーインパクト。
14mmのボルト4本を、エアーインパクトでこちらも瞬殺。
4本ずつ、左右で8本なので、8瞬でです。
13
バックプレートは、10mmのボルト、2本だけでした。
14
あとは、ハブの中央部に適当な大きさの工具を当てて、エアーインパクトでノックするだけ。
叩くまでもなく、ポロッと落ちた感じで簡単に取れました。
15
そして、ナックルからロアーアームを外します。
DIYでユーザー車検やってる人なら、このボールジョイント部を覆っているゴム製ブーツの交換で毎度おなじみの場所ですね。
16
まずは、割りピンの脚を開脚させる。
そして、頭の部分を……
細いタガネじゃなくて、ポンチ?
私はいつも、そういうのを当てて、プラハンでコンコン叩きます。
17
脚の部分がここまで通れば、ラジペン(ラジオペンチ)とかニッパで引っ張ればOK。
あ。
濡れてるように見えるのは、ラスペネを吹いたから。
って、DIYでこういうことやろうとするぐらいの人なら、見ればわかりますよね。
まさか、水をかけたとは思わないよね。
18
割りピンさえ抜けたら、エアーインパクトで瞬殺です。
19
ほら、ナットは簡単に取れた。
それでもまだ、ナックルとがっちりくっついてるけど。
20
さっきのハブボルトと同じく、ボールジョイントノックリムーバーを取り付けて、エアーハンマーで連打する。
21
でき上がり。
エアーハンマーとエアーインパクトのおかげで、左右トータル、実質10分かかってません。
こうやっていちいちiPhoneで撮るほうが、よっぽど時間かかってます。
===
今の段階で、超音波洗浄機に放り込んで、キレイにしておいたほうがいいのか?
現状の汚れで表面をコーティングしたまま保管したほうがいいのか?
アルミ製の場合は、どっちなんだろう?
ハブベアリングは、さすがに再利用しようとは思ってないけど。
こんなハブベアリングでも、新品のハブベアリングが届くまでの数日間の、とりあえず駐車場内を移動するぐらいの実用には使えたりするので、とりあえず、これもキープです。

イイね!0件




関連コンテンツ

関連整備ピックアップ

エアー・エアコンフィルター交換

難易度:

ルーフ、仮ラッピング👍

難易度:

エンドブーツ・スタビライザーリンク交換

難易度:

OPON工房特注LEDテープランプ取付🎵

難易度:

3M ヘッドライトコーティング 磨き

難易度:

車高調整

難易度:

関連リンク

この記事へのコメント

コメントはありません。

プロフィール

「[ハイタッチ!drive] ハイタッチ!drive
2024.3/23土 5:30~
944km 23時間14分
【積載車3号】能登半島→栃木県→能登半島への20台目(災害派遣)
5ハイタッチ」
何シテル?   03/24 07:20
安藤二七三と書いて、あんどう・つなみ。由来は、東北地方太平洋沖地震「&津波」。 「私とクルマ、どっちを……」と聞かれれば、迷わずクルマを選ぶタイプ。 F1が大好...

ハイタッチ!drive

みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

リンク・クリップ

ステンメッシュブレーキホースの作製! 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2021/01/23 15:40:22
DIYエンジンオーバーホールに挑戦!(その7) 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2021/01/15 19:46:06
エンジン・オーバーホール⑤クランク・ピストン・メタルなど取り外し 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2021/01/05 12:36:13

愛車一覧

ホンダ インサイト 初代 インサイト (ホンダ インサイト)
初代ZE1型インサイト、今年2022年6月の「初期・黒」に続いて、今度は「初期・銀」を落 ...
スズキ ツイン 赤 ツイン (スズキ ツイン)
今回たて続けに落札したEC22S型ツインの2台目は赤。 2022年6月5日に引き取って東 ...
ホンダ インサイト 初代 インサイト (ホンダ インサイト)
詳しいことは書けないけど、運転できなくなった女医さんの、遠方での診療の運転手をやらされる ...
ホンダ アクティトラック 丸目 アクティ (ホンダ アクティトラック)
東日本大震災の時に、現地で手放して以来、11年ぶりに買い直し@2022年6月7日 本田宗 ...
ヘルプ利用規約サイトマップ

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!

あなたの愛車、今いくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離(km)
© LY Corporation