
先日,箱根新道で上りの緩やかな右カーブを,アクセルペダルを踏み込んでクリアしようとしたときのことです.
最初は気持ち良く加速していたわがレクター博士号ですが,しばらく加速したところで右足裏に不快な振動を感じたと思ったら,一気に加速が緩み... どころか上り勾配なので急減速!
眼前のディスプレイには,
ピッ!♪
うわわわっ,
定番メッセージのお出ましです.
3速でもどこまで減速するか分からないほどだったので,急いで2速まで落としてアクセルベタ踏み,何とか時速40-50kmをキープして,ちんたら走り続けました.
後続の皆様,ごめんなさい!
次の登坂車線までの長いこと,長いこと.
このアクセルレスポンスと異常振動は,残念ながらもう何度も経験済みです.
明らかに,1気筒サボってますね.
このとき頭に浮かんだのは,前夜テレビで見たばかりのジブリ作品「紅の豚」の一場面でした.
「ミラノ芦ノ湖まで持ってくれよ,エンジンちゃん」
(C) スタジオジブリ
エンジンをだましだまし一般道に下りてエンジンのオフ/オンを何度か繰り返したところ,何とか正常に戻ったようです.
レクター博士のエンジンちゃんは良い子で助かりました.
前回の同じエラー対応は2017年の7月,このときから3万8千キロ走っているので,スパークプラグの交換か,などと考えていましたが,ディーラで診てもらうと,走行距離も考慮してイグニションコイルも交換して様子見となりました.
こちらも前回交換から11万キロ走っているので,妥当なところでしょう.
翌日部品交換の後,エンジンちゃんの様子うかがいも兼ねてそのまま山梨方面に紅葉狩りに出かけました.
クリスタルラインの紅葉を満喫し,帰路についたのですが,精進湖に向かう国道358号線を駆け上っている最中に
ガクガクガク....
そして
ピッ!♪

画像,使いまわしとちゃいますよ.
あらららら,様子見は意外と早く終わっちゃいました.
このときもエンジン再始動で回復したのですが,上り坂のたびにプラグ交換... いやいや、後続車に迷惑をかけるわけにも行きません.
そのままディーラに再ピットイン.
さすがに今回は,しばらくクルマを預けて,しっかり診てもらうことにしました.
もっとも疑わしいのは,ポートにこびりついたカーボンだと思うのですが,果たしてどうなることやら.
ところで今回の事象に関しては,かみさんには予兆があったようで,最近,こんなことを言ってました.
「高速道路で,クルマが時々震えてない?」
「長い時間クルマに乗ってると,降りてしばらく,身体が揺れてる感じがする」
どちらも最近になって言い始めたことです.
昔は無かった異常振動を,敏感に感じ取っていたのですね.
どこかのメーカで,テストナビゲータとして雇ってくれないかなあ
それに比べて自分は,まさに老いぼれ茹でガエル.
※ 茹でガエル
『2匹のカエルを用意し、一方は熱湯に入れ、もう一方は緩やかに昇温する冷水に入れる。すると、前者は直ちに飛び跳ね脱出・生存するのに対し、後者は水温の上昇を知覚できずに死亡する』
Wikipediaより引用
なお実際は、カエルは水温が上昇すると、ちゃんと逃げ出すそうです。
人間はカエルにも劣っているってことですね。
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Posted at
2018/11/05 22:36:10