
すでに
整備手帳にはアップしましたが,今回,通算七度目の"Anti-pollution system faulty"が発症しました.
プジョー,シトロエン,BMWの共同で開発された1.6Lエンジンでは定番とも言われるこのエラーメッセージですが,8年/18万キロで七度の発症は頻度としてはどうなんでしょうね.
せっかくなので,その経緯をまとめてみました.
2012/08/04( 33,388km):
高圧燃料圧力低下 高圧ポンプ交換
2014/06/27( 74,725km):
3番シリンダにてミスファイヤ イグニションコイル,スパークプラグ全数交換
2015/01/29( 87,765km):
高圧ポンプ圧力低下 高圧ポンプ交換
2016/07/23(120,432km):
高圧ポンプ圧力低下 高圧ポンプ交換
2017/07/09(145,376km):
3番シリンダにてミスファイヤ スパークプラグ全数交換
2018/11/03(183,193km):
1番シリンダにてミスファイヤ イグニションコイル,スパークプラグ全数交換
2018/11/04(183,595km):
1番シリンダにてミスファイヤ インテークポート清掃
15万キロまでは部品交換でしのげましたが,今回はとうとうそれだけでは対応できなくなったようです.
原因の特定は不可能ですが,もっとも怪しいのは筒内噴射エンジンの宿命とも呼ぶべき,インテークポート部へのカーボンの蓄積です.
20万キロまでは乗ってみようという野望があるため,結構な重整備とはなりますが,今回,ディーラにお願いすることにしました.
作業自体は1日で終わるらしいのですが,インテークポートがエンジンルームの後端(ダッシュボード側)奥部に位置するため直接目視できず,鏡などを駆使しての,文字通りの手探りの作業だったようです.
メカニックの方には,ご苦労おかけしました.
その作業の結果がこちら.
Before
After
ちょっと分かり辛いですが,吸気バルブの裏側にこびりついていたカーボンが,かなり落ちてますね.
清掃終了後,高速道路,ワインディング,山道など,500kmほど走ってみましたが,その効果は歴然でした.
・アイドリング時の振動低下
・アクセルレスポンスの俊敏化
・軽やかな吹け上がり
気がつけば,結構なスピードになっている....
ああ.新車のときはこんな感じだったなあ!!
燃費計も,(高速道路でですが)ここ何年もお目にかかったことがない16km/L台を表示しました.
(最近のクルマからは笑われるような数値ですが....)
部品交換では対応できそうにないとなった時には,プランB.... 箱替え(笑)も頭をよぎりましたが,まずは一安心です.
蘇ったレクター博士,まだまだ頼りにしてまっせ!
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自動車 | クルマ
Posted at
2018/11/11 22:00:41