
「『わが変化自在の才は,寄る歳月にも枯れず,錆びて朽ちもせず』というところさ」
(”シャーロック・ホームズの生還 〜 空家事件” 阿部知二訳)
急に寒くなってきましたが,皆様体調はお変わりございませんか?
さて僕の,プジョー初のクロスオーバー3008ですが,先月初旬,箱根新道を駆け上がろうとしたらアラーム(Anti-pollution system faulty)が鳴って一気筒ストップ.
慌ててディーラに駆け込みました.
フランス車乗りって,トラブルあるとブログのネタにしちゃいますよね〜
コレデPVアップ....
(以上,元ネタ
(C) Pakkoちゃん)
事の次第はすでにブログにもアップ(
その1,
その2,
その3,
その4)していますが,1ヶ月の間,入退院を繰り返した結果,ようやくひと段落ついたようなので,まとめてみましょう.
■ステージ I
箱根での突然のパワーダウンには驚きましたが,事象自体は何度も経験済みなので,イグニッションコイル,点火プラグ交換か,と軽く考えてディーラーへ.
主治医も同じ意見で,これらの部品を交換してレクター博士は帰宅しました.
■ステージ II
気を取り直して山梨クリスタルラインに出かけた帰りに,あっさり再発.
次に疑われたのは,筒内噴射エンジンの宿命でもある,
インテークバルブへのカーボン蓄積です.
さすがに最近はWAKO'S RECSなどで治療していますが,無対策の時期が長かったため,かなりのカーボン蓄積が予想されました.
レクター博士,一週間の入院でインテークポートの清掃です.
■ステージ III
退院後のレクター博士は,新車時の性能を彷彿とさせるものでした.
アイドリングの安定性,微細なアクセルワークへの俊敏な応答,そして吹き上がり具合と,8年前の記憶が蘇ってきました.
もっと早くからカーボン対策を実施しておけば良かった!
直噴エンジンと長く付き合う極意を会得したと満足していました.... このときは.
■ステージ IV
触媒の経年劣化による一時的なエラーはありましたが,その後2千キロほどは,新車の性能そのままに快調な走りを楽しんでいました.
しかし禍福は糾える縄の如しの格言そのままに,エラー,3度目の襲来です.
もう思いつく治療法もなく,期間未定の入院にてじっくり治療を施すこととしました.
(その間の恒例行事,
房総遠足には,代車にて参加)
二週間の入院の結果,主治医の診断は,
(1) タイミングチェーン交換
(2) 触媒交換
(3) 上流側O2センサー交換
治療はまず(1)から順番に実施したのですが,その度に効果はあるもののフランス本国とのやり取りによる精密診断ではまだ改善の余地がある状態で,最終的に(3)まで実施したところで主治医も納得できる状態に落ち着いたとのことでした.
退院後のレクター博士, 確かに主治医が納得するだけのことはあって,
アイドリング時には振動が全く感じられないレベルにまで抑えられていました.
ここまで治療していただければ,こちらも十分に満足です.
8年目にして初期状態に復活したレクター博士,
目指せ,20万キロ!
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Posted at
2018/12/16 21:36:08