
今年は、ちょっと慌ただしい年末年始だったもので、初詣を未だ済ませていませんでした。
(
このためでは、ないですよ。)
それで今日、休みをもらって、ようやく家族で済ませてきました。
なんだかんだ言っても、やはり年の初めはね。
行き先は地元の、伊勢原大神宮。
大山参詣のための宿泊地として当地を開いた際に、鎮守として伊勢神宮の神様を勧請したのが謂れだそうです。
鳥居をくぐると、時代を感じさせる狛犬がお出迎え。
さすがに正月も7日になると、人出も少ないですね。
昨年は、みんカラを通じて多くの素敵な方々とお知り合いになれたことを始め、良い年でした。
今年は、昨年以上に良い年になりますように。
この神社には、伊勢の神宮同様、外宮と内宮とが別々に奉祀されています。
外宮(向かって右の社殿)には豊受姫大神、内宮(向かって左の社殿)には天照大御神が祀られていますが、屋根の鰹木(屋根の上に並べられた円柱状の部材)の本数が、本家の神宮に遠慮したのか、それぞれ二本ずつ少ない7本/8本になっているのが面白く感じました。
---------- ここから、ちょっと神社オタクな内容です。 ----------
ちなみに、この鰹木は男神の神社では奇数、女神の神社では偶数(あわせて、千木(屋根の端で交差している部材)の先端の切り方が垂直(外削ぎ)なのが男神、水平(内削ぎ)なのが女神)という説があるそうですが、ここの神様は双方とも女神です。
神事は厳格で例外はあり得ないというのが私の持論なので、この説には疑問を呈さずにはいられません。
神々は大きく、朝廷の祖神とされる天津神系と元々の土着の神である国津神系とに分類できますが、ここで言う天津神系の神社が鰹木:奇数/千木:外削ぎ、国津神系の神社が鰹木:偶数/千木:内削ぎではないのか、と密かに思っている(つまり、元々豊受姫大神がいたところに、後から天照大御神がやって来た(侵略?))のですが、果たして真相はどうなのでしょう??
------------------------------ ここまで ------------------------------
お参りを済ませた後は、
おみくじや
絵馬のコーナー(?)です。
ここは屋外ですがビニールのシートで覆われていて、暖房も効いているので、のんびりと品定めができます。
今年の運勢は...
「身辺なにかと活気をおびて多忙になる時です。仕事の面では責任が重くなり、緊張も絶えない」そうです。
ひょっとして、
これのことだったのでしょうか?
ちなみに同封されていた鯉のマスコットは、学業成就、勉強運が上がる意味だそうですが、まだまだ勉学に励めと?
神社を後にすると、まるで神が降りてくるかのような神々しい景色に出会えました。
なんだか、幸先が良いぞ!
Posted at 2013/01/07 20:50:37 | |
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