先日は眺めるだけで試乗はできなかった新しいルノー・ルーテシアですが,今度はお客さんの少ない時間帯を狙ってディーラーを訪問,バッチリ試乗してきました.
(なので,写真の発色が悪いのは,乞ご容赦.)
ワクワクする私の前に現れたのは…
そう,200ps/240N・mを叩き出す1.6リットルターボエンジンを積んだ,凄いやつです.
通常版ルーテシアとの,外見上の違いはグッとアグレッシブになったフロントマスクの他…
リアビューでは,大型化されたスポイラーや
後輪ディスクブレーキ,大型ディフューザー.

(このディフューザーのためか,スペアタイヤは積まれていません.)
車内では,
赤いスティッチが効いたシートや

(表面は柔らかですが,少し沈んだところで体をしっかり支えてくれます.)
オレンジ色のアクセントの効いたステアリング,

(パドルシフト付き)
シフトレバーなど,

(まるで,普通のMTシフトかと思わせるブートですね.)
つい,闘志(?)が高揚してしまいます.
はやる気持ちを抑えつつ,試乗開始です.
今回の試乗での確認ポイントは,次の2点.
・6速EDCはスムーズに変速するか
・高扁平タイヤ(今回は205/40R18)と硬い足回りは日常的に使えるか
結論を言ってしまうと,双方ともほとんど問題無しと言えるでしょう.
足回りはさすがに,悪路を長時間続けて走るとかなり堪えそうですが,普通の公道レベルでは問題無し,逆に路面状況がよく分かるとも言えそうです.
EDCも,クリープ現象をうまく再現していて,低速時でも全くぎくしゃくすることはありません.
シフトアップ,シフトダウン,双方とも実に滑らかに変速してくれました.
特にシフトダウン時のブリッピングは特筆もので,自分が運転が巧くなったと,完璧に錯覚してしまいます.
さらに,禁断のスイッチを押すと…
単にエンジン回転数が高めに保持されるだけではなく,シフト時間が短縮され(時間は私には分かりませんでしたが,キレ良くシフトするのは分かりました.),アクセルレスポンスも向上します.
エンジン音も,官能的なサウンドとして車内に入ってきます.
自分の思うままに車が動いてくれるというのはこういうことか,という感じでした.
さらにさらに驚いたのはアクセサリ.
カタログを見てみると…

(クリックで拡大)
国産の,2DINタイプのナビが用意されているとのこと.
(ダッシュボードごとの改装になるそうですが)既存のディスプレイ周りの部品を巧く使っていて,某ライオンなメーカーにも,ぜひ見習っていただきたい部分です.
ということで,
今まで欲しいと思う車は山ほどありましたが,今乗っている車(3008)と乗り換えてもいいと思える車は無い,との信念が揺らぎかねない試乗でした.
Quel emmerdement! (なんてヤヴァいんだ!)
Posted at 2013/11/25 17:39:01 | |
トラックバック(0) |
自動車 | クルマ