機材は新調したものの出かける機会に恵まれず,今年は紅葉とはほとんど縁がありませんでした.
このままではもったいない,と思っていたところに,
房総の地からも甘い誘惑が...
もはや盛りは過ぎているのは分かっていますが,紅葉は無くともドライブが楽しめれば,とアクアラインを渡ったのでした.
ネットで調べたところ,
南房総の小松寺には,紅葉がまだ期待できるかも,との情報があったのでそこを目指します.
今回持ち出したレンズは,伝家の宝刀,smc PENTAX FA77mm F1.8 Limited
紅葉を切り取り,ボケとの対比を求めると,これ以上のレンズは手許にはありません.
小松寺に到着してみると,この通り,紅葉はほとんど残っていませんでした.
が,望遠効果で周囲をカットすれば何とかなるか,と撮影を始めたのですが,
ここでレンズに異変が!
オートフォーカスでピントを合わせようとした際に,レンズの駆動部からガガッと異音が聞こえ,何かギアが突っかかる感じで,スムーズなピント合わせが行えません.
分かりやすく言えば,房総に渡ろうとしたヤマトタケルの船団が,東京湾内で前に進めなくなってしまった的な...
(分かんねーよ!
さらには,レンズ側のピントリングが動かなくなっていまい,マニュアルフォーカスも不可の状態になってしまいました.
先のブログにも書いた通り,このレンズの魅力は,ピント合わせの際のファインダー像にあります.
一気にテンションが下がって... というか,無くなってしまいました.
ボディ制御のオートフォーカスならピント合わせはできますが,どう見ても,レンズの駆動部に無理がかかっている状態です.
このまま使い続けると最悪の状態に陥りそうだったので,撮影もこれまで.
車の故障にはもはや免疫ができたようですが,これには心が折れました.
久しぶりに,PENTAXのサービスセンタに持ち込むことにします.
ちゃんと治るかなぁ...

(SIGMA 24mm f1.8 EX DGにて)
でもサービスセンタには,色々なデモ用のレンズがあったりするんだろうな...(爆
そんな失意の中の帰途で,レア車同士の奇跡のハイタッチ!
これで,気分は晴れたかも.

Posted at 2016/12/18 06:43:07 | |
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