
今日は,比較的さわやかな陽気になりそうな予感がしたので,南総に出かけてきました.
訪問先は,大山の千枚田.
首都圏にもっとも近い棚田だそうです.
水田に水を入れた直後とか,収穫の時期は混雑も予想されますが,稲穂が実る前ならば訪問する人も少ないだろうとの読みです.
アクアラインからR410経由で,すんなりと現地着.
読みはバッチリでした.
田植えや収穫の直前には,見応えがある光景が想像できますが,緑に覆われた棚田も,風情があります.
緑を渡って吹く風は,心地良いですね.
ただ当然ですが,田圃の中に入れるのは,そのオーナーさんのみ.
見学は場所が限られているので,写真もどこかで見たことがあるアングルばかりです.
(と,写真の腕が無いことを,千枚田だけに棚に上げておく...)
サイケな方が,田圃の世話をなさってました.
華麗なエグゾーストノートが背後から迫ってきたかと思うと,
公道では,初めてお目にかかりました.
何時頃,契約されたのでしょうね.
棚田見学のあとは,せっかくここまで来たのですから,もう少し奥へ進んでみましょう.
大山不動尊です.
奈良時代に良弁僧正が改ざん... いや,開山したと伝えられていますが,神奈川の大山にある大山寺も,良弁僧正の開山とされています.
よほど,「大山」に縁があるお坊さんのようです.
仁王様は,残念ながら改修中のようですが,
逆に,これは珍しいお姿かも.
仁王門からは石段を昇るのですが,その両脇に並んでいるのは...
明治の,廃仏毀釈の結果です.
世界的な歴史遺産を破壊するグループが報道を賑わしていますが,ほんの少し前までは,日本も同じようなことをしていたのですね.
ちょっと考えさせられます.
とにかく石段を登りきると,
正面の龍は,安房の彫刻師,「波の伊八」の作だそうです.
北斎の浮世絵に大きな影響を受けたと伝えられていますが,確かにそのダイナミックな造形には,圧倒されてしまいます.
狛犬も凛々しいお顔立ちです.
お堂の中には,大黒様と恵比寿様,
千手観音などが祀られていますが,
暗いところでは,ちょっと怖いかも...
しかし,手入れはきちんとされていて,
地元の皆さんからは,慕われている様子がうかがえます.
不動尊の次は,もう少し足を伸ばして,
その裏山に祀られている,高蔵神社を目指します.
鳥居の奥に見えている石段を,さらに昇るのですが,結構な試練でした.
頑張って昇った先に,
ようやく本殿が見えてきました.
この神社は,別名「石尊様」と呼ばれているそうですが,その名の通り,元々は磐座をご神体としていたのでしょう.
ちなみに主祭神は,ヤマトタケルとされています.
千葉県では,結構人気がある神様のようです.
この龍も,波の伊八作でしょうか?
頑張って登った甲斐もあって,上からは太平洋までも望める景色が楽しめます.
あ,あんなところに良さげな神社が...!(笑
涼しい風に,癒されました♪
アクアラインが渋滞しないうちに,帰途に付きます.
r88からR465で君津へ戻るのですが,普通に戻ったのではつまらないので,少しアクセントを付けてみました(笑
鹿野山の北麓を巡る,r163〜r164が,私のお気に入りのルートです.
ほとんど他の車を見ることも無く,マイペースで流せるのですが,途中,
こんなところもあるので,油断は禁物です.
アクアライン渋滞にも遭遇せず,そのまま順調に帰宅できました♪
本日の走行記録.
うちの子,頑張ればできる子なんです.
エアコンオフとは言え,JC08モード燃費:10.4km/Lに対し,15.8km/Lは立派.
Posted at 2015/06/28 17:37:13 | |
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