
先週末は,担々麺が食べたいという娘のリクエストに応えて,勝浦まで出かけてきました.
でもせっかく房総の地に出かけるのですから,担々麺だけではもったいないですよね.
ちゃっかり,私の欲望も潜り込まさせてもらいました(笑
アクアライン〜圏央道を市原鶴舞ICで降り,大多喜街道(R247)で勝浦を目指します.
勝浦の市街地に着く手前のお店,てっぱつ屋さんで,まずは娘の欲求を満たしました.
勝浦の担々麺は,お店によって色々と工夫が凝らされているそうなのですが,このお店の独自のメニューは,石焼あんかけ焼きそば風担々麺です.
普通の担々麺に比べて辛さはマイルドに感じましたが,それでも汗をかきながらいただくのはデフォでしょう.
普通(?)の担々麺の場合,スープを飲み干せるのは相当な猛者だと思いますが,あんかけ焼きそばの場合は残さずいただけるので,無駄が無くて良いですね.
斬新な食感でしたが,焼きそばの代わりにご飯を使っても,十分イケそうな予感です.
辛いものが苦手なかみさんは,ノーマルなラーメンを注文.
これは,まぁ... 普通のラーメンだったようです(笑
お腹を満たした後は,地元の神様にご挨拶です.
勝浦の市街地ど真ん中にある遠見岬(とみさき)神社にお邪魔しました.
この神社の祭神,天冨命(あめのとみのみこと)は,初代天皇である神武天皇の神殿の造営に功績があったとされる神様で,その後,房総の地に渡って当地の発展に寄与したのだそうです.
言うなれば,房総の開祖とも呼べる神様ですね.
この神社は,雛祭りに石段に並べられる,千体以上の雛人形でも有名なので,ご存知の方も多いのではないでしょうか.
もう4月なので,当然人形はありませんが,
石段を見るだけで,心が折れそうです.
頑張れ〜!
登り切ったところでは,お稲荷様がお出迎え.
勝浦の街並が一望できて,イイ気持ちです.
これだけの立地だったら,神様も街を見守りやすいでしょうね.
ようやくご挨拶できました.
奥が深〜い房総の地,
これからも,存分に楽しめますように.
で,本殿の横をふと見てみると,さらにその奥にもお社がありました.
ラスボスか?!
由緒はよく分かりませんが,やはり神様がいらっしゃるようです.
このような場合,元々この地に鎮座していた神様が祀られていることが多いので(先に書いた由緒でも,天冨命は近畿から当地に渡ってきています),しっかりお参りするのが良いでしょう.
境内には立派な神木がありますが,
樹木の評価ポイントは登り応えがあるかどうか,とは,かみさんの言です.
この罰当たり者が!
ちなみに,天冨命の仕事を引き継いで当地を拓いた勝占忌部(かつらいんべ)氏にちなんで「勝浦」の地名になったのだとか.
こういう由来を聞くと,地名は安易に変えるべきではない,とつくづく思います.
さて,ご挨拶も済んだし,火照った胃袋をどうしよう?
ここはやはり,かつて
担々麺の後に訪問したカフェが良さそうです.
以前訪問したのは,もう2年近く前になりますが,変わってないかな...
... 変わってました.
かつてはカフェ,ランチともに充実の品揃えだったのですが,これが見事に簡素化されてしまいました.
基本はカフェで,ランチメニューが無くなってしまったのです.
マスターに聞いたところ,以前のメニューを維持するには経費がかかり過ぎたとのこと.
こればかりは,残念ですが仕方ないですね.
せっかくなので,残った3種類のスイーツを,一気に制覇です(笑
濃厚なチョコレートケーキとチーズケーキ,
そしてアイスクリーム.
さすがマスターが残しただけあって,納得の品々でした.
メニューは簡素化してしまいましたが,崖の上の素敵なロケーションは健在なので,ドライブの途中にちょっと一休みするにはイイカフェだと思います.
さて,アクアラインが混まないうちに帰ろうと帰途に就いたのですが,途中,市原へ向かう県道沿いで,何物かが視界の端に飛び込んできました.
俺を呼ぶのは誰だ?!
やっぱり予感通り?
私を呼んでいたのは,お花見中の建速須佐之男命でした.
ほとんど人が立ち寄りそうにない,こんなにひっそりとしたところにさえ,しっかりと手入れされたお社があるところに,私が千葉を愛してやまない理由があります.
これだから,千葉通いはやめられません.
まだまだ,通うぞー!
※ オマケ
千葉の「科学アカデミー」って,何処ですか?!
Posted at 2016/04/12 23:10:52 | |
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