
といっても比較するのはクルマではありません。
タントの純正スプリングはどうやらムーヴより
バネレートが高いようなので、入手して検証してみました。
ムーヴ:L150S NA用
タント:L350S NA用
まずはフロント

ほとんど同じモノっぽいです。。。
続いてリア

自由長が2cmほど違います。
タントの方が線径が大きく(太く)、バネ自体が重いです。
手で縮めてみるとバネレートも随分違うようで、デイトナのデータから逆算すると
ムーヴ:1.92[kg/mm] / 1.21 = 1.59[kg/mm]
タント:2.82[kg/mm] / 1.20 = 2.35[kg/mm]
と、5割近く高いことが分かります。

それと、車体側の断面形状が違います。タントは□、ムーヴは○です。
でもムーヴ車体側は元が平たいブッシュなので、問題なくそのままポン付けできそうです。
ちなみにホーシング側の形状は同じです。
まとめですが、
フロントはほぼ同一。
リアはタントの方が重く、短く、硬い。
タントのリアバネをムーヴに付けると、車高は変わらないもしくは上がるでしょう。
車高を落とさずにバネレートを上げたい人にはいいかもしれません。
バネカットすればお手軽(?)ダウンサスですね。
ショックのマッチングを考えるならKYBのNEW SR Specialあたりなら相性も良さそうです。
もしかしたらタント純正ショックも減衰率高めなのかも?
純正の流用が可能であれば恐らく社外ダウンスプリングにも同じことが言えます。
例えばESPELIRのタント用はリア2.93[kg/mm]ですので、硬いリアバネが欲しいムーヴオーナーには
ちょうどいいかもです。
しかし、メーカーが各車種対応品としている以上
他車種のパーツ流用は
自己責任でお願いします。
Posted at 2007/03/06 02:33:32 | |
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