目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
②の続きです、ステアリング側結線です。
まず復習です。
スパイラル・ケーブルのステアリング側コネクション割当など‐
ステア・スイッチ兼パドル・シフト用が画面左側の10極コネクタに集約されています。
右側4極コネクタは純正クルコン用となります。
2015.11追記
130系後期(2017加筆:中期に訂正)はSパケや350Sにも純正クルコン(ノン・レーダー型)が装備された為、端子2番でクルコンとパドルのGNDラインが共用結線されているようです‐従ってパドル単体を入手した時点でハウジングを覗き、11番ピンか2番ピンのどちらが生えているか確認するのが重要だと思われます。
130系中期の250Gな方はクルコンはポン付(但しインジケータ・ライト無)、パドルはSUP,SUD配線だけで作動するのではないかと想像します。
2022追記:前期車両に後期ステアスイッチと中期パドルを組合わせて作動したレポを頂きましたので130系のスパイラルケーブルAssyは前中後で共通だと思われます。
但し、中・後期のGND割り当ては2番端子だと思われます。
2
パドル・シフト増設に辺り必要(入手可能)部品を列挙しておきます。
価格はTOYOTA電子パーツ“Partsfan”なるWEBサイト掲示の金額(税抜)です‐案外安いですねぇ。
・パドル・シフト左側(-):84610-22010 \2410
・パドル・シフト右側(+):84610-22020 \2410
・ダイレクト(取付スクリュー):90168-40113 \50×2
・スイッチ・ワイヤNo1 :84523-22010 \1030
・専用ステア・カバー裏 :45184-22290 コレだけ価格不明です、私見立て1498円(根拠無し)
3
本来パドル・シフトは350S又は250G Sパケに装備されます。
このグレード専用にP/N設定されるステア・スイッチAssyのみパドル・シフト接続コネクタが付属する事を確認しました。
この部分のみを個別調達出来ませんでした(画像緑枠部分)
パドル配線末端は AMP12221の刻印がある025Ⅲ型メス(フィメール型)ハウジングです。
オス(メール型)側ハウジングが手に入れられれば純正相当の配置は可能です。
ステア・スイッチ側10極ハウジングのコンタクトは025Ⅱ型メス(フィメール型)です。
画像はみん友さんである“まさけん”さんのご厚意で転用させて頂きました。
まさけんさんの恰好イイG'sXはこちらです↓
http://minkara.carview.co.jp/userid/114966/car/1259273/profile.aspx 4
私はPIVOT 3 drive ACクルスロをプレミアムに装備されるレーダーデスタンスS/Wを転用する事で作動させている為、10極コネクタの11番、2番が塞がっています。
この際、純正クルコン用の4極コネクタを活用しパドル・シフトを結線する事としました。
該当ハウジングは90980-12360(東海理化製12360??) コンタクトは025Ⅱ型メス(フィメール型)でした。
実は最後まで入手困難(P/N不明)だったのがコレでした。
Dラーさんから突然入荷連絡があった時は本当に嬉しかったです。
尚、4極コネクタを活用する為、PIVOT3クルスロ用の2番コンタクトを10番に移設しました。
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パドル用配線の8極コネクタを切断し3本(UP+線,DWN+線,GND-線)配線を10cm程延長して先端には025Ⅱ型メス・コンタクトを取付、4極コネクタに連結しました。
延長配線はPIVOTの余り配線(0.35sqサイズ)を転用し、延長結合にはエーモン No1168 圧着接続端子を活用しました。
加工配線は、組込み前にテスターで通電テストをしておきます。
ここまでの作業はパドル・スイッチ、ステア・スイッチ単体で完了しておきます。
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新たなスパイラル・ケーブルのステアリング側端子割当についてまとめます。
余談ですが、他車種ではクルコンやパドル・シフト用既設配線はあるものの、スパイラル・ケーブルAssyがダウングレード化されているケースが多い様です。
スパイラル~は高額なので、この点では創意工夫の余地が多く良かったと思います。
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パドル・シフト作動用に増設した4極コネクタをスパイラル・ケーブルへ接続します。
配線ルートを確認し、干渉が無い事を確認した後、結束テープ、タイラップで保護養生しエアバッグ含め系統復旧します。
次回④最終回です。
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