サブウーハー追加(配線編)
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
以下の4つのコードを接続します。
1) 音声
2) システムコントロール
3) 常時電源
4) アース
安全のため、最初にバッテリーのマイナス端子を外してから作業を開始します。
付属のコードは、ウーハー側の数十cmほどがチューブで束ねられてますが、音声に電源系統のノイズが乗るのを避けるため、チューブは切り取ってしまって、1)・2)はセンター側、3)・4)はサイド側に分けて配線しました。
配線通しを使って、ヒーターダクトのまわりのすき間からカーペット下を通せば、きれいに隠して配線できます。
カーペット下やサイドシルカバーの中の部分は、ヒーターの熱や金属のエッジがあったりするので、コルゲートチューブでカバーしました。
有線のリモコンが付属してますが、設定はナビででき、不用意に設定が変わるのも困るので、使わないことにしました。
2
このウーハーの音声入力端子(RCAメス)は2口ですが、わたしのナビの出力端子(RCAメス)は1口なので、ウーハー側につないで1口に変換するオス2・メス1の二股コードを買いました(Amazonで390円でした)。
これで、ナビまでは1本のRCAピンコードで接続できます。
オス1・メス2の物だとナビ側につなぐことになり、ウーハーまで2本のピンコードが必要になってしまうので、注意が必要です。
ナビ側も2口の場合は、2本のピンコードで直結です。
ピンコードは手持ちの1.5mのものを使いましたが、1mでも届きそうでした。
3
前から、オーナメントパネル、シフトカバー、ブレーキカバーの順に引っ張って外したら、コンソールは前方2つのネジ(4つ見えてるうちの後方側)と後席側左右下のカバーとボルトを外して後ろに倒した状態で、ウーハーからのコードを引き上げます(写真はエアコンパネルも外した状態)。
写真1のように、音声コードはピン端子のあたりまで引き上げられるので、ここに写真2の二股コードをつなぎます。
外れにくいようにテープを巻いた上に、異音がしないようにクッションテープを巻き、それが外れないようにもう一度テープを巻いて、ブレーキやシフトに干渉しないような場所に収めます。
4
システムコントロールコードは、そのままナビまで引いてつなぐだけですが、わたしの場合は既に助手席下のアンプからナビまで引いてあるので、シフトまわりでそれに割り込ませることにしました。
少し余裕を持たせた長さにカットし、既設のアンプ用コードもカットして、二股コードでつなぎます。
ウーハー用のコードの先端が二股になっていたので、その部分をカットして流用し、オス1・メス2のギボシ端子の二股コードにしてつなぎました。
アンプ用のコントロールコードは自作で、ヒューズを付けてませんでしたが、ウーハー用には0.5Aのヒューズが付いていたので、ナビ直前にそのヒューズを付けました(ナビ側の許容電流は0.3A)。
写真左の青いコードと管ヒューズホルダーがコントロール用です。
ナビも外してしまうとナビ下の部分にアクセスしにくいので、センターパネルを外した状態で、配線通しを使ってシフトまわりからコードを引き上げています(写真3)。
ナビからのコードや端子にアクセスできれば、ここで全部つないでしまってもかまいません。
5
ナビ側の端子がうまくみつからない場合は、ナビも外して引き出します。
写真のように、小さい段ボール箱を逆さにしてシフトレバーにかぶせるように置くと、ナビの仮置き台になって便利です。
写真4の位置まで持ってきたコードをナビ裏まで引き上げ、ナビのウーハー出力端子に音声コード(接続後、テープ止め)、コントロール用端子にコントロールコードをつなぎます。
6
ウーハーからの3)・4)のコードはいっしょにコルゲートチューブで覆って、サイドシルカバー下を通して前方に引いてきます。
サイドシルカバーは上に引き上げれば外れます。
前方のキックパネルは、アクセルペダル横のクリップを外して引っ張れば外れます。
アースコードは、そのクリップ近くのボルトに止めました。
長さはカットしないでちょうどくらいでした。
ワッシャーと一体になった純正ボルトでは端子を追加する余裕がなかったので、
別々になったものに換えて、既設のものと計3つのアース端子を止めてます。
常時電源コードは、説明書には車のヒューズを通った後の場所につなぐように書かれていましたが、10Aの容量なので、バッテリーに直結した方がいいと思います。
ただし、ヒューズが付いてるので、エンジンルームに引き出すには、途中で一旦カットすることになると思います。
わたしの場合は既にナビまで45A容量のバッ直配線をしてあるので(ナビの最大電流は15A)、ナビの手前で分岐して、そこにつなぎました。
ウーハーの常時電源コードはそこまでの長さにカットして、同じ10Aでミニ平型タイプのヒューズとホルダーに換えました(予備ヒューズをミニタイプで統一しておきたいため)。
7
配線を再確認して、バッテリーのマイナス端子を戻して動作確認します。
パイロットランプがないので、ナビの設定をサブウーハーありに変えて、音を出してみて確認しました。
問題なければ、付属のコードクランパーをウーハー側の端子のところに付け、ステーの車体側ナットの締め忘れなどがないかを確認してウーハーを固定し、シートや内装などを元に戻して完了です。
写真は前席シートを一番前にして後席から見たところ。
後席用マットにもかからず、ギリギリのところに付きました。
両サイドから出てるヒーターダクトもいい感じです。
音の第一印象は、シート下から聞こえる感じがなく、車内の空間から聞こえてくる感じです。
空気の振動だけが感じられるような超低音の再生はむずかしいようですね。
極端なズンドコ感がないので、少し物足りないように感じる人もいるかもしれません。
わたしの場合はドアスピーカーの他、ナビや外付けアンプも同じメーカーですが、既設のスピーカーと音色の違いが感じられるので、これからカットオフ周波数の設定などで追い込んで、自然なつながりのある音を目指したいと思います。
細かいパーツを合わせても2万円ほどでまかなえたのもよかったです。
設定編はまた書き込みます(予定(^^;)。
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