Nishino Racingのブログ一覧

シフトロッドを取替、センサーを付けます。


POWER COMMANDER Ⅲに配線を接続します。


ノートPCを接続します。
QUICK SHIFTERは認識されたようですが、先へ進め方が解りません。


ノートPCをつないで、ほと認識はできている様ですが、先に進めません。
カットタイムと最低回転の設定画面にたどりつけません。
屋外でのパソコン操作で頭はヒート状態、近所迷惑なアイドリング。

SOSを求める事にしました。


駆け込んだのは東大阪の野口商会。

事情を説明し持ち込んだノートPCでセット開始です。
何とシフター本体が認識できれば、次はPOWER COMMANDER Ⅲの基本画面にシフター項目が追加されるのです。
知らなかった、なんと簡単！UAS製。

推薦数値を書き込んでもらい、シャシダイに乗せてテストで完了です。
料金を尋ねると\1,000-との事。
大人の払う金額でもないので、せっかく、シャシダイに乗せたのでMAPの見直しのお話をしたところ、お預かりコースになると言う事で、ハーフアクセルと全開時のAF測定を主眼にパワーチェックを依頼しました。

灼熱のピットの中でパワーチェックです。


私も火を噴き爆音を発するR1にビビりながらモニターチェックです。
各回転、アクセル開度時のA/F計を凝視しました。


アクセル開度5％、10％、20％のグラフです。
留意点は下段のA/F値です。
きれいに理想空燃比の13のラインをトレースしています。
4000rpm付近まで若干濃いのは、私が任意に書き込んだ結果が表れています。


アクセル開度40％、60％のグラフです。
非常にきれいな空燃比ラインです。


アクセル開度100％全開のグラフです。
A/F値も許容範囲で、気温37℃ラムエアー無で161PS、10.51kgと十分な結果でした。


POWER COMMANDER Ⅲに書き込んでいるのはUSAで作られた、マフラーとのマッチングをとった基本MAPですが、今回の結果を見ると、日本で乗るにも補正の必要もない良くできたMAPです。
気の遠くなるようなMAPの作成をし、しかも完璧に仕上げたアメリカ人に敬意を表します。
そして、個体差の無いエンジンを作ったヤマハもさすがです。
それと優秀なマフラーを作るTitanium Forceもさすがでしたね。
と、それらを選び組んだチューナーＧＵＮＢＯＹもさすがですね。


QUICK SHIFTERから脱線した今日でした。
で、QUICK SHIFTERのインプレです。
まずは街乗りのアクセルチョン開け時、クラッチを握らずシフトアップです。
ほ、何のショックも無くポンポンとシフトアップ出来ます。
頭に言い聞かせても、体が覚えたシフトアップと違和感が。
ゴー＆ストップを3度程繰り返すと、左手も理解してくれたようで、シフトアップ操作が快感に変わりました。
まさにセミオートマ、R1の固いクラッチを使わずシフトアップ出来るのです。

感激！

次に1速から6速まで全開でクラッチを使わずシフトアップトライ。
が、考えます。
シフトアップと共にフロントアップで逝ってしまうのでは？、速度がのっていると姿勢が乱れて逝ってしまうのか。
考える程に怖い。
まずは全開でない10000rpm程度からクラッチを使わずシフトアップ。
おや、怖くない。
下手なクラッチ操作のシフトアップより、よっぽどスムーズなシフト操作が行えます。

すげー！

もう恐怖心は消えました。
2～6速迄全開クラッチレスシフトアップです。
クラッチ＆アクセルコントロールなしで、アクセル全開のまま瞬時にスムーズにシフトアップができます。
左手の指はクラッチから離し、グリップを握っているだけです、しかもアクセルは全開のままでいいんです。
その分前を向いて走りに集中できます。
また次の段階の走りの予感がします。


いいぞ！。USA　DYNOJET

これもまた、チューンドＢｙ GUNBOY