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東京へ。

8/12～15日の4日間、ナツキファクトリーにべったり居座り、数日はショップで朝を迎える事もあり、家では東京へ送る荷物の整理などで、全く考える間もなくこの日まで来ました。

私が藤本社長にさせた事は私が3年間R1に施した垢を摩り下ろす事にほかなりません。

社長はそんな状態のR1に乗り、全開で走る事の危険を感じ、とことんリペア―したくれました。

この3年私には、心情をごまかすにはR1しか無く、空いた時間はR1とことんR1と向き合ってきました。

そして今、元GP500メカニックの藤本社長がナツキファクトリーコンプリートとも思えるR1に仕上げてくれました。

その夜送別会も開いて頂き、大阪の熱い仲間に別れを告げ出発です、東京へ。

AM2：00
気持ちを整理し最後の荷物を送り、片道530kmの走りをする為の集中力を高めま出発です。

走り始めて10分、左手首が重い事に違和感を感じます。
金無垢ロレックスのおかげです、ウェストバックに放り込める物ではないので気にしないことにします。

遠くがあまりよく見えない！。
バイク用の良く見えるコンタクトを付けていない事に気づきます。
目が慣れるまで巡航速度を抑えます。

名阪山添村付近で深い霧に包まれます。
前方視界が悪い時は反射する白線ラインを目標に走ります。

そして雨、ディアブロスーパーコルサの溝は排水目的ではなくトレッドをたわますための溝、ほぼスリックのタイヤでの雨は背筋が寒くなります。
が、高架道の継ぎ目の鉄板は滑りますが、水たまりを避ければグリップ感はあるので注意して巡航します。

走る事1時間、1回目のガス補給に立ち寄ります。
名古屋湾岸長嶋PA
集中力を切らさないため、ガス補給とタバコ一本で出発です。


数キロ走ると小雨とウェット路面が100㎞続きました、滑りやすい路面で安定感を生む事、そう重心を下げげる事、すなわちシート荷重よりステップ荷重を増やす事です。


今のR1は横風にも強く、安定した空力と最適な重量バランスとスーパーコルサの剛性とグリップで非常に快適に走る事が可能となり、心理的にプレッシャーとなる速度域が30km/h程高くなっており、非常に快適です。

そろそろ2回目のガス補給ですが、走り始めて3時間30分、富士川PA到着です。
ここでも、最後の休憩ですがガス補給とタバコ一本と高血圧の薬を飲み出発します。
富士山に登る朝日が綺麗でした、私の東京での生活を祈るように。
大阪の自宅から3時間30分で富士山が見えればペースは新幹線位かな。



朝日にカーボンが光ります。
そしてお守りのワンオフステッカーが私を守ってくれました。



視界を塞ぐ位の虫がシールドにこびりついています。


ここからは路面もドライで、朝の混雑を避ける為に速度を高めました、6速10,000rpm程度で巡航しました。

出発から4時間半、大田区の宿泊場所に到着です。
ペースは新幹線以上かな。



ワイズギヤーのストロボメッシュジャケットは、ほどけ始めてています。



後輩の彼はCB400で東京～豊岡を自走しましたが、どうやら無事の模様です。



大阪の仲間に電話を入れたかったのですが、早朝なのでバイクをそのまま置きとりあえず寝る事にしました。

夕方起き、バイクパーキングに預けに行きました。
ココの受付の女性と話し込みましたが、私のカーボンR1に驚いていました。
と、彼女が自分のバイクを見せてくれました、なんと小柄でスリムな彼女に似合わない大物でBMW R1200でした。
今度、ツーリングに誘おう！。

そして、私のお盆休みはR1一色で終わりました。

これからのR1との東京生活が楽しみです。