皆さま こんばんは。
拙ブログで「未開通の高速道路の話題」を採り上げるのは久しくやっていませんでしたが、昨日・今日と2つの大きな(あくまで小生にとって大きな、という意味ですが)高速道路の開通ニュースはネットに流れてきましたので、久々にブログの話題にしようと思います。
なお、下の各図はネットからの拾いものです。ご了承下さい。
1 新名神高速の三重県区間の開通
今日のネットニュースで流れました。3月17日に開通するとのこと。
この開通は大きいですね!
21世紀の初頭に新名神高速鈴鹿峠区間と伊勢湾岸道が開通して(旧)名神高速の渋滞が大分減りましたが、その分三重県の東名阪道・御在所SA~亀山IC間が年がら年中大渋滞しているという酷い状況を出してきていました。現在でも、通過時間を加味すると関東圏の東名・中央道・関越道の20~30km渋滞に匹敵する所要時間を渋滞の長さ10km~15kmでたたき出しています。
今回の新名神の三重県区間の開通でこの東名阪道渋滞がほとんど解消する、って言われていますから、今回の開通効果は、同じく昨年に開通した新名神・大阪区間と並ぶ効果が期待できるというものです。小生も毎年5月に滋賀県遠征をするので、この開通は理屈抜きに嬉しいです。
ただ問題点もあり、この新名神の三重県区間は全線4車線なのと、鈴鹿市に設けられるPAの規模があまり大きくなさそうなのです。もしPAなりSAに長い時間滞在したいなら東名阪道に回って既存の御在所SAを利用してほしい、ということなのかもしれません。
何にしても、3月17日の新名神の三重県区間の開通が楽しみです。
2 中部横断道の静岡山梨県境区間と山梨区間の大部分開通
こちらは、昨日のネットニュースで流れました。3月10日に開通するとのこと。
開通区間は、①山梨・静岡県境の富沢ICと新東名・新清水JCTの間の区間(有料)と②山梨県の六郷ICと下部温泉・早川IC間の区間(無料)が開通するとのことです。これで中部横断道の未開通区間は下部温泉・早川ICと富沢ICの20kmほどになります。富沢~南部IC間は今夏、下部温泉・早川~南部IC間は来春(2019年度中)には開通するということで、中部横断道の山梨静岡区間は来春までに全線開通する見込みなのだそうです。
中部横断道は新名神の三重県区間と違って全線開通するわけではないですし、新名神や新東名の開通ほどのニュース性には及ばない(関係者の皆さん失礼します)んですが、小生の地元が山梨西部なのでこのニュースを採り上げたいのです。
この中部横断道を走るところが、富士川をはさんでV字の地形な上に並行する国道52号・358号が深刻な渋滞を起こすような道ではないということもあって、中部横断道の構想が地元メディアで発表された当時は「え、本当に静岡まで高速を作るの?」「深い谷間なのに高速を作って安全面は大丈夫なの?」と言われ、小生も「リニア新幹線と一緒で自分たちが生きているうちに全線開通しないんじゃない?」と思っていたクチでした。それが、技術の進歩と沿線の自治体他関係者の熱意・尽力で、まさかの自分の働き盛り年代に開通することが本決まりとなり、感慨深いものがあります。
山梨静岡区間が全線開通すれば、既存の中央道・長野道・上信越道と合わせて静岡と山梨・長野・新潟が高速道路で結ばれるので、この4県の連携も期待できると言われていますが、それ以上に効果があるのは、現在でも閉塞感が強すぎる中央道の山梨・神奈川・東京都県境の小仏トンネルの大渋滞を遠回りながら回避する潜在能力を秘めていると思っています。その分、東名と新東名の交通量が増えて渋滞が激しくなると言えなくもないのですが。一例で考えられるのは、神奈川県西部在住の方々が小仏トンネルや富士五湖の混雑を避けて山梨・長野入りできるルートになるんではないか、というものです。スケールを小さくすると、例えば小生の所属するプジョー神奈川倶楽部員で神奈川西部在住の皆さんが夏の山梨ひまわり畑オフに来られる際の一助になるのでは、とも考えます。
ということで、近々に開通が迫る2つの高速道路のことをつらつら書いていきました。
長文失礼しました。
Posted at 2019/02/06 23:03:54 | |
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