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2016年12月10日 イイね!

最近の車は脳化されている

最近の車は脳化されているこの記事は、たとえ、金持ちになっても、もう新車を買うことは、ないだろうな。(゚Д゚)ノについて書いています。













最近の車の電子制御について私も自分の考えを書いてみることにした。

最近の車にはあまり乗ったことがないのでレイアウト等から考察になるのでご了承ください。

トラックバック元の方は
「2000年代までの、トラクションコントロールや電子制御ABSまでは、あくまでもドライビングのサポートでしたが、昨今のVDCやVSC、etc・・・、などの姿勢制御システムは余計な介入しまくりです。」
と書いておられます。

更に
ヒルクライムでS660のドライバーさんが
[「コーナーを立ち上がって、アクセルオンしたら、いきなり、セーフティモード、訳わからん。」とぼやいてました。]
ともあります。


この2つのことは最近の車の電子制御の本質をついていると思います。

”昔”の電子制御はドライビングのサポートだった。
要するに”下手クソでもプロドライバーのように走れるよ”というものではなかったのだろうか?

ところが、最近は滅茶苦茶に介入してくるとのことです。


車が異常を感知したら、とりあえず止めてしまう。


なんでこうなったかを考えると
”車のパッケージング”が無茶苦茶だからではないでしょうか?

車というのは物理的実体をもち運動をしている物体なわけです。

ですから、物理法則から逃れられない。
昔の電子制御は
この中で技量の低いドライバーでもラリードライバーとまでは言わないが
それなりの技量をもったドライバーのような運転が出来るのを
目指して作られていたのではないでしょうか?

だから、技量あるの乗り手はS型ザクのように

そういったデバイスは外した方がいい(性能が低かったこともあるかもしれません)。

パッケージングのしっかりした車の電子制御はこれで十分です。


しかし、最近の車はパッケージングが出鱈目で
それを誤魔化す為に電子制御をしている。
だから、どんなに技量のあるドライバーでも電子制御を外すことは出来ない。



私は
以前に友人の勧めで養老孟司氏の本を読み漁っていたことがある。

養老氏は



「現代は脳の時代である。
情報化社会とは社会が脳の機能に近づくことを意味している。
現代人はいわば脳のなかに住んでいる。」
というようなこと書いておられた。

我々現代人は物理的現実世界より情報の世界に臨場感を感じている。
人間の脳は物理的現実世界ではなく臨場感をもった世界を現実と感じるように出来ている。

マトリックスのように!!



(勘違いして欲しくないのですが物理的現実世界に臨場感を感じないということではありません)


つまり、最近の車は情報化しすぎてしまったということではないだろうか?

しかし、車は物理的実体をもった存在なので
そのつじつまを合わせるために過剰な電子制御(情報による制御)をせざるを得ないのではないだろうか?

現代の車はコンピューターの性能があがり、それありきで作られている。
車が進歩したというよりコンピューターが進歩したという事だ。
メーカーがそれでいいと思うならそれでいいでしょうが
それを買うか買わないかはコチラの勝手。

高性能なコンピューターで制御するのが悪いということではありません。
「物理的実体を高性能なコンピューターで制御する」ならいいと思うのですが
物理特性を無視してコンピューターの性能が上がったのを
これ幸いにとばかりに制御でつじつまを合わせようという思想が受け入れがたいということです。


情報だけが幅を利かすなら
より情報に純化しているゲームの方が優れているに決まっているのだから。
若者の車離れは当然だろう。

でも、人間は肉体という物理的実体を持っているので
いつか情報社会の壁にぶち当たるはずです。
脳みそだけ取り出したところで
まだ脳みそという器官の物理的実体が残るので、やはり同じことでしょう。

”情報社会の壁にぶち当たる”

現代社会は、すでにそこまで来ていると思います。




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