トランクオープナースイッチを作ってみた
| 目的 |
チューニング・カスタム |
| 作業 |
DIY |
| 難易度 |
 初級 |
| 作業時間 |
1時間以内 |
1
ロードスターのトランクは、リアバンパーのナンバープレート上にあるスイッチで開閉します。 車内にはトランクを開けるスイッチがなく、車内から開けることはできません。 ただし、ND2の場合、配線は車内まで来ており、その機能は活かされていないだけです。 この機能はメーカーオプションとして3,500円程度で販売されています。 個人的には不要な機能だと思っていますが、せっかくある機能なので活かしてみましょう。
2
ND2の車両では、トランクオープナー機能の配線が運転席足元のボンネット開閉レバー左側の内装カバー裏まで引き込まれており、そこにカプラーが存在します。このカプラーを詳細に観察したところ、4極であり、内訳は、以下の通りです。
2芯: イルミネーション電源(+・ー)
1芯: GND(アース)
1芯: トランクオープナーの信号線
また、このカプラーは品番を調べると4P025-TEタイプでした。
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この配線レイアウトから推測すると、トランクオープナーの信号線をGND(アース)に短絡(ショート)させると、トランクが開くと思われます。実際に針金で短絡させてみたところ、作動しました。
このことから、外部に押しボタンスイッチを設置して、スイッチを押したときにトランクオープナー信号線がGNDと短絡する回路を構築すれば良いと考えられます。
また、せっかくイルミネーション電源が来ているので、これも活用してみましょう。
今回は押しボタンスイッチが必要となるため、自宅にある電子部品を探したところ、このLED付きスイッチを見つけました。これは10年以上前に車いじりで使用していたもので、押しボタン部にLEDが内蔵されています。おそらく既に製造中止となっているスイッチだと思われます。
4
回路といっても、LEDの保護抵抗を追加しただけの非常にシンプルな構成です。
今回はカプラーオンで取り付けられるように、車両側から出ているF側(メス側)コネクタに適合するパネル取付用のM側(オス側)コネクタを購入しました。このコネクタが1,150円と、高い。。。
品番:P025-TE-N-GY2-M
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回路側のM側(オス側)コネクタから見た配線のレイアウトは以下の通りです。
②番ピン: イルミネーション用 GND(アース)
③番ピン: イルミネーション電源
メモし忘れましたが、①番ピンと④番ピンについては、どちらか一方がGND、もう一方がトランクオープナー信号線となっています。回路では、スイッチを押すことで①番ピンと④番ピンが短絡(ショート)し、トランクが開くように配線すれば動作します。
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スイッチをつける化粧板は1mmのプラ板を切りました。趣味がカーモデルなのでこの辺も在庫品です。
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化粧板は塗膜強度はあまり気にしないので模型用の塗料で塗装。「黒鉄色」で塗りました。
普段はカーモデル作りが趣味ですが、今はシャア専用ズゴックの食玩塗装中w
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回路をケースに入れて完成です。
パーツ代はM側コネクタ1,150円だけです。結構高くつきましたが、オプション部品を買うよりも安くできています。
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今回もいつでも純正配線に戻せるように、配線を汚さずカプラーオンです。車両へのパネル取り付けは両面テープで取り付けます。
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イルミネーションが点灯すると、連動してスイッチに仕込んだLEDランプも点灯するようにしました。
LEDの光が主張しすぎないよう、ほんのりと点灯させるため、保護抵抗の値を大きく設定しています。
スイッチを実際に押すと、「ボムッ」という音と共にトランクが開き、動作確認できました。
個人的には、トランクに用事がある際は車外にいることが多いため、この車内スイッチを使う機会は少ないかもしれません。しかし、これは「せっかく存在する機能(配線)を活かす」という目的を達成するための工作であり、自己満のカスタマイズとなりました。
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