走行距離1万kmを突破したメガーヌですが、これまでこれといったトラブルや不具合は無く、通勤からちょっとしたお出かけまで快適にドライブを楽しんでいます。
ここ数カ月はメガーヌをいじることも無かったのですが、ドライブをより楽しくしたいと思い、オーディオをシステムアップすることにしました。
これまでもスピーカー交換、ドア防振、デジタルプロセッサー(DSP)導入とカスタムを進めていたのですが、今回はそれに加えて低音を補強する「サブウーファー+アンプ」、iPhoneとDSPをデジタル接続できる「デジタルトランスポート」の2点を新たに導入することにしました。
オーディオ関係を一任している福岡県粕屋町のエモーションに朝イチでクルマを預けて、丸一日かけてシステムアップが完成。
サブウーファーはショップおすすめのcarrozzeria TS-W2520、アンプは同じくGM-D7100を選びました。
ウーファーとエンクロージャーはトランクルームに、アンプはスペアタイヤのスペースに収まっています。
どちらもエントリーモデルといっていい価格帯の商品ですが、サブウーファー導入自体初めてだったので、その違いに大満足。
普通に聴いてる分にはそれほど主張しないのですが、曲によってはズーン、ズーンと沈み込むような低音を効かせてくれます。
低音の効きよりも自分が重視したのは、ボーカルを中心とした中音の充実。
低音の再生をサブウーファーに振ることで、morelのミッドバスが余裕を持って伸びやかに中音を再生してくれています。
低音と中音の音圧が上がり、とても迫力のある音に仕上がりました。
極低音の環境音まで再生できていることもあり、特にライブ音源ではボーカルの生々しさと臨場感がハンパないです。
そしてもうひとつ、デジタルトランスポートの導入で、音源データをiPhoneから直接デジタルで取り出すことができるようになり、高音までしっかりとクリアに聴けるようになりました。
もともと「iPhone内でデジタルデータをアナログに変換→イヤホンジャック経由でDSPにアナログ出力→DSPでアナログデータをデジタル変換→タイムアライメントなどを調整→アナログ変換してスピーカーに出力」と、システム内でデジタル・アナログ変換を3回も行っていたんです。
それが、デジタルトランスポートでiPhoneからデジタルデータをDSPに直接送れるようになり、アナログ変換は最後の1回だけで済むようになりました。
ウーファーとの同時導入なので単体の評価はできないのですが、音質が向上したのは確かですね。
とにかくメガーヌで音楽を聴くのが楽しくて、その晩はしばらくクルマの中で音楽の世界に浸っていました。
スイスポではマフラーを変えて音を楽しんでいましたが、メガーヌでは今後もオーディオをシステムアップして音を楽しもうと思っています。
ここ数カ月、近くでディーラーがオープンしたり試乗会が開催されたこともあり、欧州車を中心にいろいろなクルマに試乗する機会がありました。
せっかくなので、まとめてレポートしたいと思います。
まずは排気量の少ないクルマから。
メガーヌと同じ黄色のS660に試乗する機会がありました。
車内の狭さには閉口したものの、軽量ボディ+ミッドシップの軽快なハンドリングは新鮮でなかなか楽しかったです。
外観から想像するほどトガった感じではなく、コペンなんかと比べると乗り味は意外とオトナでしたね。
天気の良い休日にちょっとドライブするには、とても楽しいクルマだと思います。
久しぶりに行った久留米のSWKで試乗させてもらったアルトワークス。
乗ってみてまず、コクコクと気持ちよく入るシフトと、やる気を出させてくれる元気なマフラーサウンドに思わずニヤリ。
このMTはとても良いですね。ターボRSより断然こっちです。
700kgを切る軽量ボディもあいまって、660ccのエンジンでも加速感は十分。
元がアルトなだけに室内も広くて使い勝手も良く、かなり良くできたクルマだと思います。
お金に余裕があったら、通勤用に欲しいくらいですね。かなり気に入りました。
お次はメガーヌの定期点検で行ったルノーディーラーにあったルーテシアRSトロフィー。
無印RSには乗ったことがあるんですが、20馬力アップしたトロフィーもかなり楽しめました。
エンジンは1.6Lターボの220馬力ですが、ボディが軽くてコンパクトなこともあり、メガーヌから乗り換えてもあまりパワー不足を感じません。
車内に響く排気音も勇ましく、思わずアクセルを踏む右足にも力が入ります。
ダンパーにHCC(ハイドロリック・コンプレッション・コントロール)というシステムが組み込まれた足回りもメガーヌとはまた違った感覚で、固く締められた「カップ」でもフランス車らしいしなやかさを感じました。
限定車ではなくカタログモデルだということ、また330万という価格を考えても、世界のBセグスポーツの中でもベストな一台だと思います。
(純粋な速さだけならアウディS1だと思いますが、あちらは価格もスペシャルですので…)
ヤナセが撤退して以降しばらくベンツのディーラーが無かった佐賀に、先日ようやくディーラーが再オープンしました。
オープン日に足を運んでみると、なんと店頭にAMG A45の試乗車がドンと鎮座していました。
もちろん、試乗させてもらいましたよ。
2L直噴ターボで360馬力、トルク45kgという、ランエボを軽く凌駕する驚きのスペック。
4MATICの恩恵もあり、アクセルを踏み込んだ瞬間に路面をガッシリと掴んでグイグイと加速します。
コンパクトなAクラスにこれだけのエンジンをぶち込んだんですから、運転して楽しくないわけがないですね。
航空機のエンジンをイメージしたという赤く縁取られたエアコン吹き出し口や、随所にあしらわれたカーボンデザインなど、内装もかなりスポーティーでやる気にさせてくれます。
AMGを運転したのは初めてだったのですが、ベンツに対するイメージが変わってしまうくらい、ヤンチャで楽しいクルマでした。
これ、スリーポインテッドスターのエンブレムを取っ払って500万くらいで売ってくれないかなぁ…(笑)
そして最後は“駆け抜ける喜び”BMW。
なんと、近場のディーラーでMモデルに乗れる試乗会が開催されると知り、さっそく行ってみました。
M3とM4、M6が用意されていたんですが、手頃なサイズのクーペが好きな私は迷いなくM4をチョイス。
アグレッシブなエアロパーツで武装したボディは迫力満点、乗る前からテンションが上がります。
ゆっくりと街中を流している限りは、脚の固さやエンジン音が気になることもなく、とてもジェントルな乗り味。
この辺はさすが、高級車の面目躍如といったところですね。
しかし、ひとたびアクセルを踏み込めば、背後から刺激的なマフラーサウンドが鳴り響き、シートに押しつけられるような爆発的な加速を見せてくれます。
さすがは直6ターボで431馬力を誇るエンジン、今までに味わったことがないような獰猛な加速でした。
FRレイアウトの恩恵でハンドリングもきわめてスムーズ、本当に運転して楽しいクルマです。
とても手が届く価格帯のクルマではないのですが、良い体験をさせてもらいました。
欧州車を中心にいろいろなクルマに乗ってみたのですが、あらためて感じるのはスポーツカーとしてのメガーヌの素性の良さ。
一度見たら忘れられない唯一無二のスタイルとカラー、刺激的なエンジンと良くできた足回り、それでいて価格は国産スポーツカーと大差なし。
あと、純正レカロはA45やM4より良いです。
リセールバリューではドイツ車にとうてい敵いませんが(笑)、ホント良いクルマです。
涼しくなってきたら、またメガーヌと一緒にいろんな場所をドライブしたいですね。