カウル塗装（下準備）

まず、割れを直します。
グラスファイバーを貼り、樹脂を含侵させます。
一般に売られているものは不飽和ポリエステルだと思いますが、今回使ったのは某業界で有名な接着剤です。
多分、一般には売られていません。
ものすごく硬く、硬化も早いです。

厚盛のできるポリエステルパテで、深い傷や段差を埋めます。
今回はホームセンターに売られている板金用のものを使いました。
見てわかるとおり、ボコボコのボロボロなカウルです…。

ポリパテは浅い傷には適しません。
少し柔軟性があるため、ペーパーがけでポロっと剥がれてしまいます。
ラッカーパテ（タミヤ）をシンナー（グンゼのMrウスメ液）で溶かし、「溶きパテ」を作ります。
これを塗って、ペーパーがけします。
サーフェイサーより深い傷を消すことが出来ます。

サーフェイサーを吹きます。
溶きパテよりさらに細かい傷を消します。
もちろん、凹凸を発見したら、即ペーパーがけです。
400番→再度サーフェイサー→1000番で仕上げの順で行います。

補修した部分です。