みとなのブログ一覧

腰の怪我から復帰して1ヶ月が経ちました。
仕事に体力が追いつかず、みんカラを放置していました。
まだまだ完調とは言えませんが、ランニングやストレッチなどで少しずつ調子を戻していきたいと思います。

さて、みんともさんの投稿に気になるものがありました。
「フォージドカーボン」。
CFRP（炭素繊維強化プラスチック）なのにForgedつまり鍛造？
意味不明です。
調べてみると、どうやらランボルギーニが開発したForged Compositesという技術から来た言葉のようです。
以後、CFRPを便宜上カーボンと呼びます。

見た目はマーブル模様なので、炭素繊維を刻んで樹脂に混入して成形した射出成型カーボンのようです。
機械で自由な形状に大量生産できるので自動車のそこかしこに使われています。
樹脂は熱可塑性です。

対し、ランボルギーニの技術仕様を読むと、樹脂はビニルエステルまたはエポキシとあります。
刻んだカーボン繊維と樹脂をあわせたプリプレグシートのようなものを型に敷いて、プレス機で加熱成形するようです。
ただ、圧力が80barとあるので鍛造というのはどうかなと思います。
レーシングカーに使われるようなドライカーボンと、先ほどの射出成形カーボンの中間的なものかなと想像します。
加工しやすいのもポイントのようです。

文系の人間としては、クルマ好きがつい反応してまう「フォージド」と「カーボン」という単語を組み合わせた巧いネーミングだなと思います。
まぁ、樹脂に鍛造というのは納得いきませんが。

本日は絶好の天候の下、長野カプチ会さん主催の治部坂ミーティングイベントに参加させていただきました。
治部坂は3度目の訪問。
調べてみると、イベントが春宴と呼ばれていた2006年が初回（カプチ不動で別車で参加）。
AJCSと呼ばれていた2013年が2回目のようで、11年ぶりの参加となりました。
ムラがありますね。

こうしたイベントは、朝倉アキオや私のようなボッチには辛い空気が流れているのが相場ですが、今回は何人かの方とお話することができました。
ありがたや！
カプチーノ乗りの方は本当にクルマに詳しい方が多く、ノウハウを惜しげもなく教えて下さいます。
フォローさせていただいているヴィリーさんにもお会いすることができ、とても楽しく充実した時間を過ごすことができました。
ヴィリーさんのカプチーノと並んで記念撮影もさせていただくことができ、良い思い出ができました。

一つ後悔することがあるとすれば、帽子も被らず日焼け止めを塗らなかったせいで、顔が真っ赤になったことです。

最後になりましたが、運営スタッフの皆さま本当にありがとうございました。
また参加させていただきたいと思います。

監修　片岡英明
編集　ベストカー編集部

難しいことは考えず気楽に読める一冊。
①デザイン、②機能、③走り、④狙い、⑤名前＆そのほかいろいろの各テーマ毎にさまざまな車を面白おかしく簡潔に紹介してくれる。

X-90、インプレッサカサブランカ、CR-Xデルソルのような「わかりやすい」モデルから、マニアックなモデルまで幅広く紹介。
それぞれにキャッチコピーが付けられていて、コロナスーパールーミーには「中流家庭のためのストレッチリムジン、ここに爆誕！」。
私などは大成功作だと思っていたS13シルビアには「恋人たちには愛されなかった。しかし遺憾ながら（？）走り屋に愛されてしまった」と付けられている。
なるほど。

その他にも、ラシーンのリアハッチを開く儀式や、「お、パイザー」など知ってる人は笑えるネタが満載。
ベストカーは昔から、当てにならない（？）スクープよりも、こういった小ネタを読み込むのが楽しいと思う。

腰が耐えられる自信がつきましたので、念願だったトヨタ産業技術記念館に行ってきました。
展示の写真を上げられないのが残念ですが、素晴らしい内容でした。
トヨダAA型セダンの数は、トヨタ博物館より多いかもしれません。

産業技術記念館という名前からもわかるように、ものづくりの過程を学ぶ博物館です。
よって完成車両はこの規模の博物館としては少ないですが、メーカー直営だけあってビカビカの新車コンディションです。
自動車の製造工程や内部構造を細かく見ることができますし、何より展示が動いて分かり易いのが良いです。
特に旧いエンジンのカットモデルは最高ですね。

子どもも楽しめるし、（興味があれば）大人も楽しめる博物館でした。
巨大なプレス機などがある一方で、現在でも塗装は熟練工に敵わないというのが面白かったです。

散歩中にレンゲ（ゲンゲ）畑を見つけました。
私の生まれ育った田舎では、春になると川沿いの田んぼ一面にレンゲが咲いている光景を見ることができました。
土手のシロツメクサ、タンポポや菜の花の黄色と相まって、私にとって春の原風景です。
最近では化学肥料の進歩や稲の品種改良によって、こういったレンゲ畑もすっかり見なくなりました。
いわんや愛知県でをや。

歳をとって桜も美しいと思えるようになってきましたが、それでも私は小さな草花のほうに心惹かれます。