キャニスタ 1ウェイバルブ，ホース交換

チャコールキャニスタが詰まるとガソリンタンクのガスがうまく抜けなくなり、周囲がガソリン臭くなるようです。
以前、給油キャップをバルブ付の現行品に交換していますが、こちらは未交換。
サービスマニュアルに沿って詰まりがないか点検します。

キャニスタ下のパイプにホースを接続し、息を吹き込みます。
すると、燃料タンクに通じるホースから息が抜けてきます。
次にそのホース出口を指で塞ぐと、今度は細い方のホースから息が抜ければキャニスタは正常に機能しています。

キャニスタは使えそうですが、1ウェイバルブの通りが悪いようでしたので交換します。

燃料タンクに繋がるホース（こちらは少し太い）が劣化していたため、こちらも交換します。
生ガスが通るため、こちらはシリコンでなく純正ホースを使用しました。

リフレッシュしました。
ちなみに1ウェイバルブは、サージタンク内が正圧になった時にキャニスタへ空気が逆流しないようにする目的のようです。

サイズが大きくなりますが、キャニスタ本体は他車種のものがポン付け流用可能です。
値段はカプチーノ用の半額ほどです。

カプチーノ純正はコンパクトで、某トヨタ車などに流用されているようです。
スズキの部品供給が他社に比べて良いために、貴重な部品が流れて価格が高騰しているのは残念なことです。