
千葉市が主体となり、体験ツアーを行っている
千葉あそび。
毎シーズン毎にいろいろな場所での体験ツアーを開催していて
とっても楽しそう。
今シーズン、気になったツアーは
「
眺望を楽しむ!千葉ポートタワー特別階 特別招待」
タワー内部を見学出来るとの事で早速申し込み。
(※現在は全行程開催終了しています)
本当は11月18日に予約を申し込みしていたけれど、大雨で中止…。
ダメ元で次の日の19日にキャンセル待ちに応募した所
当日朝になって「キャンセル出ました」の電話。
前日の大雨で空気が一掃されたので、この日の眺望は楽しみ♪
千葉ポートタワーの駐車場は、全日終日無料。
この日はフリーマーケットを開催していて、駐車場は大混雑。
こんな事もあろうかと早めに行って大正解。
集合時間まで、時間つぶしに公園内をお散歩。
この日の週末は久しぶりの晴天ともあって、公園内は家族連れが溢れていた。
かなり敷地が広く、ちょっと離れた場所にある芝生広場の方は
まったりとした雰囲気が漂っていた。
この公園内にはじゃぶじゃぶ池もあるので、
夏場には小さいお子さんが水遊びを楽しむ事ができる。
BMWグループの陸揚げ場は、この公園のすぐ近くにある千葉港。
海を渡ってきたBMWとMINIは、港近くのこの駐車場に一旦集積され
ここから千葉県山武市にある新車整備センターでチェックを受けてから
その後に全国各地のディーラーに運ばれ、納車となる。
千葉ポートタワーからも見えるけれど、公園外周を歩くとよく見る事が出来る。
納車待ちで楽しみにしている方は、ココであれかな〜?これかな〜? と
自分のクルマを探してみるのもいいかもね。
大量に置いてあるので見つけるのは至難の技だけどw
ざっと見た所、この日はCLUBMANが多かったかも。
時間となり、ツアーの受付を済ませる。
今回の案内人は、昨年まで千葉ポートタワーの館長を務めていた方。
まずは公園内からポートタワーの外側を見学。
このタワーは5571枚の熱線反射ガラスのハーフミラーで外壁を覆っている。
晴天の日よりも雲が出ている日の方が、ガラスに反射して面白い写真が撮れる。
たまに羽田へ向かう飛行機が映り込んだりする時がシャッターチャンス!
草原に佇むキリン2頭。
正体はガントリークレーンだけれど、このシチュエーションだと
サバンナにいるキリンっぽくも見えなくもない?
鉄柵は10月の台風で折れたそうで…。
もうちょっと離れたらタワー全体が海面に映り込む姿が撮れるそう。
高さ125mのこのタワー。
全体としては1階〜4階までしかない。
見えているこの部分は2〜4階となる。
1階がショップ、2階と4階が展望室で、3階がレストラン。
向こう岸には
前回も撮影していた「日本サイロ」。
外からの見学を終え、いよいよタワーの内部の見学。
一般のエレベーター脇にある、一般人立ち入り禁止の奥の階段を登る。
ここは一階と二階の間の中空部分に当たる場所。
1983年に建てた当初より一般人を入れた事が無く
今回のツアーで初めての公開となる場所。
外から内部は全く見えないけれど、内部から外がスケスケ。
良く晴れた日の朝と夕方に、運が良ければ外からも内部が見える事もあるそう。
上を見上げると、そこはこのタワーの背骨とも言うべき鉄骨群。
トラス構造で規則正しく組み上がった鉄骨にうっとり✨
エレベーターの中にいた人は「何でここに人が?」といった感じでビックリ顔。
日没が迫るので次は屋上へ。
鉄骨をずっと見ていたかったなぁ〜。
この屋上は、夏休みや連休などのイベント時に開放される事もある。
JFEスチールも夕陽を浴び、さながら
えんとつ町のプペルのよう。
ずっと見ていると、たまにフレアスタックが上がる。
この写真の中央にあるのは、サッカー場の
フクダ電子アリーナ。
道路からだとJFEスチールは壁に覆われているので、
こんなにも工場に近いとは知らなかった💧
風が強い日はこの近辺一帯に鉄粉が舞っており
目がチクチクするので、選手も観客もかなり大変だろうと思う…。
コークスの山もバッチリ見える。
徐々に陽も傾き、いよいよマジックアワータイム。
富士山も姿を現した。
このツアーは設定日数が7日あったけれども
雨で中止が多く、開催されたのはたった3日。
しかも富士山が見えたのは今回だけだったそうで。何とラッキーな日!
工場夜景といっても、一般的には蛍光灯色で白っぽい夜景が多い中、
ここのJFEスチールはナトリウム灯を使用しているため
オレンジ色の暖色系の色となっている。
次はタワーの心臓部のダイナミックダンパー室へ。
タワーの揺れを打ち消す総重量15トンのダイナミックダンパー(動吸振器)。
地震や風からの横揺れをこの装置でタワーを守っている。
千葉ポートタワーが、この装置を初めて日本で採用したとの事。
2011年の東日本大震災の時は、震度6の横揺れのエネルギーを吸収し過ぎてズレてしまい
修理のためにしばらく休館となった。
とはいえ、制御装置がきちんと働いたという事で、タワー自体には何事もなかった。
エレベーターの巻き上げ機。
ここも当然人を入れた事の無い場所。
ベルトがむき出しなので、手を出そうものなら一瞬でアウト…。
最上階から4階の展望室に移動。
照明や非常灯が映り込んでしまうので、非常に残念(T_T)
ついでに外のガラスの汚れも映るなぁ💧
人がいるので、コートを使用しての暗幕化はムリ…。
2階展望台は「恋人の聖地」らしいですよ。
4階から2階に降りる人も少ないのでオススメ。
カップルで訪れた際には是非💕
ツアーの最後には、ここのポートタワーで人気のソフトクリームを。
250円という安さながら、濃厚かつ甘さ控えめでさっぱりなソフト。
フレーバーもバニラしかないという潔さ。
今回のツアーでは、このソフトにアイスに合う醤油をかけて。
(※今回は特別なので、売店に醤油は置いていないと思います)
ここでツアーは終了だけれど、また展望台に登る事が出来るとの事で
再度、夜景撮影リベンジ。
先ほどは出来なかった、ガラス面にコートで暗幕を作っての撮影。
外からの強い光に反射し、やはり雨だれが映ってしまう…。
冬の晴れた夕暮れに、また再リベンジしたい。
次は望遠も持っていこう。あと暗幕も必要だね。
19時半で駐車場はガラガラ。
再度、海側からのタワーと工場を撮影しようと思っていたけれど
駐車場にはスケートボードをしている少年たちもいたりして、
夜は治安的にはちょっと…。
公園内とはいえ、女一人ではやはり治安的には撮影は無理ですね💧
現在25日まで「
Cサイドクリスマス2017」と称してライトアップや
「
タワークリスマスツリーと工場夜景の特別ナイトクルーズ」も開催。
混雑もしていないので、千葉ポートタワーはなかなかの穴場ですよ。