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た・て・いっさんのブログ一覧

2021年04月08日 イイね!

稲作・収穫後の最初の耕耘(起耕)に関して。

稲作・収穫後の最初の耕耘(起耕)に関して。お早う御座います。

先週末までに、殆どの田んぼで 起耕が終わっていました。

標準的な トラクターでの耕耘は、収穫後&年内で起耕し、年度末までに2回目を行う農家が多いです。
(ご近所でマメな方は、3回目の耕耘を済ませていますが、10日後には草が生えてきます)

殆どの稲作農家は、田んぼに草が生えるのが 見苦しいので、トラクターの標準装備であるロータリー弧で耕耘をしています。

慣行農法(化学肥料と 除草剤を含む農薬を使用)で稲作を行っている農家は、土壌が酸性化していることが原因で、家畜糞を大量投入している農家は、土壌に肥料成分が多いことが原因で、夫々 草が生えやすい環境になり、トラクターを使用する頻度が高くなり、除草剤を含む農薬を使わないと稲作が出来なくなります。

草が生えにくい田んぼは、土壌の中が 微生物・豊富な田んぼで、慣行農法を見捨て&有機農法に切り替えて、土壌の微生物性を向上させる努力を 長期間に行った人だけにしか 肥沃な土壌を作ることが出来ません。

有機農法と緑肥だけで 肥沃な土壌を作り上げる期間は、人(ノウハウ)とか土壌の傷み具合で、随分と差があるみたい・・・。←(5年前後?)

奇跡のリンゴで有名な、木村 秋則 の著書、【自然栽培 ひとすじに】の中に書かれている 自然を利用する方法を、少し書き込みたいと思います。

【自然農法】 ≒ 【窒素固定菌の有効利用】 と、空中の窒素をマメ科の植物が【根粒菌】として、根元に植物の成長に必要な 窒素を貯める内容です。

稲作であれば、稲の収穫後に 蓮華を育て【根粒菌】を土壌に残す。
畑作であれば、育てている野菜の間に、大豆を植えて【根粒菌】を土壌に残す。

ゲンゲの根粒菌。


【窒素固定菌の有効利用】は説明が少し難しい!


野山の大樹がなぜ育ったのか?から始まり、木が落とした葉っぱに、大気に含まれる窒素が影響しながら、降った雨から水分と春先の気温上昇で、土壌表面に多種の窒素固定菌が発生することで、葉っぱが腐食し 最終的に窒素成分が木に取り込まれる 理論なんです。

これを稲作に当てはめると、葉っぱの代わりが 稲わらとなり、春先ではなく収穫後の秋(日差しが温かめで 気温がある程度高い)に、コンバインで稲刈りした田んぼで、重なった稲わらを 田んぼに拡げて風化させ、起耕時には黄色い稲わらが無い様にします。

その時の起耕は、土の中に空気が入る様に、荒く&深くが理想で、土を乾かすこと(乾土効果)が大切です。

春先に働く 窒素固定菌が作り出した 表土の肥料成分を、春一番(立春を過ぎてから春分までの期間で 初めて吹く強い南よりの風)が吹き飛ばす 【風害】があり、慣行農法で砂漠化した田んぼでは、表土を失い、自然の恩恵を手放すことになる。

当方が取り組んでいる 微生物農法は、自然栽培だけでは足りない微生物の投入を行い、春が来た時には、土が出来ている状態を作り出す農法で、具体的には、稲刈り後に藁を広げで風化→微生物肥料を散布と浅い起耕→排水性を高める為に心土・破壊→反転機で畝盛り までを年内にすまし、年が明けて 啓蟄までは2回目の耕耘を行わないことにしています。

この週末は、草も生えていない&平らに仕上がっている田んぼに、トラクターに取り付けたプラソイラーで 作土層を増やすことで 土壌の保肥力アップと、粘土(赤土)に含まれる 有効成分を雨土の中に取り込む、出来た土壌に亀裂で、田んぼの底を乾かすことにします。

今日は、畑仕事!


それでは、またまた。
















Posted at 2021/04/08 08:10:04 | コメント(0) | トラックバック(0) | 年中行事 | 趣味
2021年03月27日 イイね!

温暖化が進んでいますね~★

温暖化が進んでいますね~★お早う御座います。

写真は、昨日撮影した 近所にある公園の桜です。

TV&新聞で、桜の開花&満開が 各地で更新されていて、寒くなくなることには 喜ばしいことなんですが、真夏の暑さを考えると、気分が沈む・・・・。

この冬の降雪量、例年より遅れてながら それなり積っていましたが、3月からは雪崩・注意の報道もあり、温暖化の過渡現象(夏が暑く&冬が寒い)なんでしょうね~。

四半世紀前は、入学式のある 4月7日頃で 桜が満開になり、新入生を祝っていましたが、今後は 3月中で満開になりそう~。
(香川も、明日から最高気温が20度を超え、最低気温が10度を割らない)

四季がはっきりした 優しい気候であれば、慣行農法でも 適地適作で それなりに収穫出来ていましたが・・。

気温が少し上昇すると、作物の生育が早くなり、色んな農作物の 販売時期が早まり&終了するのも早まりますが、大幅に上昇したら 農作物の品質が低下し、収穫量が減ることで、8月の様に 農産物の販売価格が高くなってきます。

温暖化が原因での、気温の上昇と 集中豪雨で、安定的に農産物を作れるのか?が、農業にとって 大きな問題になっています。

そんなことを気にして、慣行農法(化学肥料&農薬を使う)を見捨てて、自然農法を含む微生物農法(肥料を与えず、微生物を大切にする)を選び、2年が経過しました。

収入面では 納得が出来ない状況ですが、トラクターでの耕耘時に 鳩が乱舞したり、水田の中に ゲンゴロウ&アメンボ&兜エビが居たりして、生物の多様化が進んでいることに 驚きと喜びを感じています。

環境に悪い 化学肥料&農薬を使っていた頃は、そんなことを考えることもなかったが、少し学習したら それまで普通に使っていた化学肥料&農薬がダイオキシンを含み オゾンホールを拡大したり、一発肥の被覆が マイクロチップとして海まで流れ出て、それ(化学物質)に吸着した有害物質を みんなで食べているとかが判り、エコファーマーを申請して、環境面を考えることになった。

1軒の農家が 頑張ってもどうしようもないことですが、世の中の流れが、この様になって欲しいです。

周囲に認められるまで、頑張るしかないかな?


それでは、またまた。







Posted at 2021/03/27 06:37:15 | コメント(0) | トラックバック(0) | 年中行事 | 趣味
2021年03月12日 イイね!

瞑想・その3

瞑想・その3今晩は、

今朝も奥様の実家に出勤し、微生物肥料の位置替えと、空豆列の中耕除草をしてきました。

8時前に到着した時の外気温:6度で、ハウス内の気温:10度、湿度:88%でした。

籾殻山の温度、中腹で45度&頂上で60度ぐらいでした。




今日も 暗渠パイプ1ケ分(30㎝)を間口側に移動しました。




作業後の ハウス内の気温:31度で、湿度78%となっていました。


本来なら、昨日で仕込みから1ケ月となり、肥料が完成しているはずなんですが、2月の底冷え&乾燥が原因で、醗酵が殆ど止まってしまい、現在の予定では3月20日ぐらいの完成になるのですが、その時期は菜種梅雨に入りまして トラクターを田んぼの中に入れられなくなります。

菜種梅雨が終わるのが、4月10日と仮定しても、田んぼが乾くのが10日後の4月20日過ぎとなり、微生物肥料の投入が1ケ月も先になる・・・。

現在の 籾殻山で醗酵している 乳酸菌&酵母菌が 元気度であれば、2~3割の素材投入で、1ケ月先の仕上り量を増やせるかも?

具体的には、仕込みの時に使用する 乳酸菌アミノ酸粒体が無いだけで、他の材料は手元にあるので、明後日の位置移動をすると、底面が全て新しくなることで、醗酵が均一化出来、その中に、新たにミキサーで攪拌した物を仕込むことで、1ケ月先に完成が伸びるが、増量が出来るはず!。

その発想は、購入したヨーグルトを全て食べずに少し残し、牛乳を入れてヨーグルトを作る感覚で、我が家も 20年前に、ヨーグルトキノコを作っていたことが役に立ったみたい・・・。

ハウスの中であれば、天気に関係なく作業も出来るし、これからは気温も上がることで醗酵は順調に進むと思われるので、現在の総量:570㎏を 700㎏まで増量出来たら・・・・と考えると、チャレンジしたくなりました。

醗酵に必要な物は、酸素、水分、餌!


それでは、またまた。
Posted at 2021/03/12 17:42:41 | コメント(1) | トラックバック(0) | 年中行事 | 趣味
2021年02月14日 イイね!

微生物肥料の醗酵開始状況☆彡

微生物肥料の醗酵開始状況☆彡お早う御座います。

12日までに、570kg?ぐらいな微生物肥料の仕込みを終わらせて、13日は気楽に使った道具の片付けを 行いました。

昨日 10時 時点での、ハウス内の気温:23度、湿度:86%だったので、微生物が順調に発酵していることが判ります。

12日に仕込んだ分の醗酵温度が、56度を超えていました。


11日に 仕込んだ分の醗酵温度が、63度を超えていました。


60度前後の中温醗酵状態が、約3週間以上続いたら、質の高い微生物肥料が出来るので、温度計で醗酵温度を確認しながら、内/外の入れ替え&位置替えと、加水&米糠、籾殻の追加を行っていきます。

春先で、17日 前後は気温が下がることもあり、65度を超える様なことは考えられないが、仕込みの4日後ぐらいから 内/外の入れ替えを二日に1回の頻度で行い、仕込みの10日後、20日後ぐらいのタイミングで 位置替えを行う予定にしています。

冬場は乾燥気味にはなるが、水を遣り過ぎると、カビが発生しやすいので、温めた水を位置替えの作業・半分頃のタイミング&温度を高めたい場合は米糠、温度を下げたい場合は籾殻の投入と合わせて行うと良い様に思います。
(夏場は、カビが発生しにくいので、内/外の入れ替えのタイミングで与えた方がよいとは思いますが、籾殻山に仕上げてからの加水より、崩したタイミングでの加水がよく、その理由は、カビが生えるのは表面だけで、表面が乾き気味だとカビが発生しにくいからなんです)

微生物肥料の仕込み、今回で7回目なんですが、最初の3回は失敗で 落ち込んでいましたが、4回目から醗酵温度を元に 何をしたら良いか?が、感覚的に判り 成功するようになりました。

今日は、醗酵が順調に進んでいるはずなので、何もしません。

何事も、諦めないで 繰り返して成功するようになったら 技術と言えるのかと。

それでは、またまた。




Posted at 2021/02/14 04:16:01 | コメント(0) | トラックバック(0) | 年中行事 | 趣味
2021年02月08日 イイね!

稲作の名人、遠藤五一さんを目標に!

稲作の名人、遠藤五一さんを目標に!お早う御座います。

昨年収穫したお米、『苦労した割には 美味しさアップを感じない』と、奥様から言われて、美味しさを追求したいと考えて過ごしています。

ネットで、【遠藤五一】さんを調べてみました。

書き出しをコピーして貼り付けます。
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      その米は、まるで果実のようだった。
   口に入れた瞬間に感じる瑞々しさとふくよかな甘み
そして、噛むほどに伝わってくるのが、米本来の旨みなのだろう。
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世の中に、そんな美味しい米があるとは・・・。

その中で、特に興味があったのが、食味計と味度計に関する記載でした。

・食味計:玄米に含まれる水分、タンパク、アミロース、脂肪酸の数値で、
     米のおいしさを計測する機器
・味度計:白米の保水膜(保水膜が多いほど味が良いとされている)を計測し、       旨味やコクの数値を示す機器

香川県は、県農業試験場で品種改良した【おいで米】を推奨していて、おいで米を作付け&出荷する農家からの依頼があれば、無料で食味計を使った検査を行ってくれ、そのデーターを送ってきます。

近所の方から、農協から届いたデーターを見せて頂いても、美味しさの度合いに関係がなく、『たんぱく質が多いので、肥料を少なくしなさい』程度のコメントがあるだけで、検査依頼をされたメンバー内での順位が載っているだけでした。

『米・食味分析鑑定コンクール』で山形の遠藤五一が4年連続で 日本一を獲得していて、『化学肥料でも食味計の数値は上げられるのだが、味度計は決して上げることが出来ない』、『有機栽培では土中の微生物が有機のエサを食べ、排出したものが豊かな土壌を作ってくれることで、有機栽培の優位性』を記述しています。

化学物質を使用しない稲作を目指す 当方にとって、有難い言葉でした。

現時点で、味度計での測定が可能な 調査機関の問い合わせはしていないが、必ずあると考えて、美味い米を作りたいと考えています。

具体的には、2月中頃から、乳酸菌籾殻ぼかし(微生物肥料)を総量で600㎏作成し、耕作依頼を受けた田んぼには 総量200㎏/丹&所有田には 総量300㎏/丹の完成した肥料を投入し、サブソイラー→プラソイラーに切り替えての深耕を行うことにしました。

今日は、花崗土をハウス内に移動する作業をします。

それでは、またまた。

Posted at 2021/02/08 08:56:30 | コメント(2) | トラックバック(0) | 年中行事 | 趣味

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何シテル?   07/30 00:02
二人の娘が結婚し、6人の孫にも恵まれて、自然環境が余り破壊されていないエリアで、暮らしております。 60歳の定年で職場を去り、収入の見込みが少ない農業でも...
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